ミクーリン AM-42
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ミクーリン AM-42(ロシア語: Микулин АМ-42)とは、第二次世界大戦中の1940年代にソビエト連邦のミクーリン設計局で開発された航空機用レシプロエンジンである。同局が手掛けたAM-38Fをベースとして出力を向上させたもので、イリューシン Il-1戦闘機や、Il-8・Il-10 対地攻撃機に搭載された。
エンジンは液冷V型12気筒の構造を持ち、排気量47リットルで2000馬力程度の出力を発揮した。
諸元
[編集]AM-42
[編集]- タイプ: 液冷60度V型12気筒
- ボア×ストローク: 160 mm × 190 mm
- 排気量: 46.66 L
- 乾燥重量: 996 kg
- 圧縮比: 5.5
- 過給機: 遠心式スーパーチャージャー
- 出力: 2000 hp / 2500 rpm
- 比出力: 42.9 hp/L
- 出力重量比: 2.00 hp/kg
参考文献
[編集]- Gunston, Bill. World Encyclopedia of Aero Engines. Cambridge, England. Patrick Stephens Limited, 1989. ISBN 1-85260-163-9