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ミゲール・ベルチェット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミゲール・ベルチェルト
基本情報
本名 ミゲール・アンヘル・ベルチェルト・セルベラ
通称 El Alacran(サソリ)
階級 スーパーフェザー級
身長 170cm
リーチ 182cm
国籍 メキシコの旗 メキシコ
誕生日 (1991-11-17) 1991年11月17日(33歳)
出身地 ユカタン州メリダ
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 41
勝ち 38
KO勝ち 34
敗け 3
引き分け 0
無効試合 0
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ミゲール・ベルチェルトMiguel Ángel Berchelt Cervera1991年11月17日 - )は、メキシコプロボクサーユカタン州メリダ出身。元WBO世界スーパーフェザー級暫定王者。元WBC世界スーパーフェザー級王者。

来歴

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2010年11月17日、ユカタン州メリダでデビュー戦を行い、2回1分26秒TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。

2012年9月7日、ユカタン州メリダでバーマン・サンチェスとWBCインターコンチネンタルスーパーフェザー級ユース王座決定戦を行い、2回57秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。

2012年11月9日、ユカタン州メリダでオリバー・フローレスと対戦し、2回2分49秒KO勝ちを収めWBCインターコンチネンタル王座の初防衛に成功した。

2013年8月31日、ユカタン州メリダで元IBF世界フェザー級王者のクリストバル・クルスと対戦し、5回2分25秒TKO勝ちを収めた。

2014年3月15日、チアパス州パレンケでルイス・エドゥアルド・フローレスと対戦し、プロ初黒星となる初回1分39秒TKO負けを喫した。

2015年3月28日、ユカタン州メリダのポリフォルム・サムナでレネ・ゴンサレスとNABO北米スーパーフェザー級王座決定戦を行い、ゴンサレスが5回終了時に棄権した為王座獲得に成功した。

2016年1月12日、ニューヨークで入札が実施され、ベルチェットを擁するサンフェル・プロモーションズが25万1000ドルを提示。アル・ヘイモンに近いローマン・マルチネスを擁するオールスター・ボクシングが20万1500ドルを提示した為、サンフェル・プロモーションズが開催権を落札した[1]。但しマルチネス陣営のプエルトリコ・ベスト・ボクシングは入札に参加しなかった。

2016年3月23日、ユカタン州メリダのポリフォルム・サムナでWBO世界スーパーフェザー級王者ローマン・マルチネスと対戦予定だったが[2]、マルチネスが左手を負傷し中止になった[3]。その為、試合はWBO世界スーパーフェザー級3位でWBOインターコンチネンタルスーパーフェザー級王者のジョージ・ジュップとのWBO世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦に変更となり、ベルチェットが6回1分55秒TKO勝ちを収め暫定王座獲得に成功した[4]

2016年7月16日、メヒコ州ラパスのポリデポルティーボ・ソラヤ・ヒメネスでWBO世界スーパーフェザー級2位でWBOアジア太平洋スーパーフェザー級王者のチョンラターン・ピリヤピンヨーと対戦し、4回2分59秒KO勝ちを収め、初防衛に成功した[5][6]

2017年1月28日、インディオファンタジー・スプリングス・リゾート・カジノ内スペシャル・イベント・センターにてWBC世界スーパーフェザー級王者のフランシスコ・バルガスと対戦し、11回2分19秒TKO勝ちを収めWBOに続きWBCでの王座獲得に成功した[7][8]

2017年2月6日、WBCはベルチェットを2017年2月度の月間優秀選手賞に選出した[9][10]

2017年7月15日、カリフォルニア州イングルウッドザ・フォーラムにてWBC世界スーパーフェザー級1位の三浦隆司と対戦し、12回3-0(120-109、119-108、116-111)の判定勝ちを収め、初防衛に成功した[11][12]。この試合でベルチェットは280,000ドル(約3100万円)、三浦は195,000ドル(約2200万円)のファイトマネーを稼いだ[13]

2017年8月13日、WBCはベルチェットを2017年8月度の月間優秀選手賞に選出した[14][15]

2017年12月28日、2018年2月10日にキンタナ・ロー州カンクンで元WBA・WBC世界スーパーフライ級スーパー王者でWBC世界スーパーフェザー級5位のクリスチャン・ミハレスと対戦することが決定した[16][17]。しかしミハレスが出場辞退を申し出たため試合は中止となった[18]

2018年1月23日、同年2月10日にキンタナ・ロー州カンクンOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者でWBC世界スーパーフェザー級39位のカルロ・マガリと対戦することが決定したが[19][20]、マガリの準備が間に合わずマックスウェル・アウクとの対戦に変わった[21][22]

2018年2月10日、キンタナ・ロー州カンクンのアレナ・オアシスで元WBOアフリカスーパーフェザー級王者のマックスウェル・アウクと対戦し、3回2分43秒TKO勝ちを収め、2度目の防衛に成功した[23][24]

2018年6月23日、ユカタン州メリンダのポリフォルム・ザムナにて、1階級下のWBC世界フェザー級10位で元WBA世界フェザー級王者のジョナサン・ビクター・バロスと対戦し、3回1分53秒TKO勝ちを収め、3度目の防衛に成功した[25][26]

2018年11月3日、テキサス州エル・パソのドン・ハスキンス・センターにてWBC世界スーパーフェザー級1位でFECARBOXスーパーフェザー級王者のミゲル・ローマンと対戦し、9回2分58秒TKO勝ちを収め、4度目の防衛に成功した[27]

2019年5月11日、アリゾナ州ツーソンのコンベンション・センターにて、元WBC世界スーパーフェザー級王者でWBC世界スーパーフェザー級1位のフランシスコ・バルガスと2年4ヶ月振りの再戦を行い、6回終了時にバルガスが棄権した為、5度目の防衛に成功した[28]

2019年11月2日、カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで、ジェイソン・ソーサと対戦し、4回KO勝ちを収め、6度目の防衛に成功した。

2020年11月3日、オスカル・バルデスとの対戦が12月12日に組まれていたが、ベルチェットが新型コロナウイルスの陽性反応が検出されたため、試合が延期になった[29]

2021年2月20日、ネバダ州ラスベガスのMGMグランド内ザ・バブルでオスカル・バルデスと対戦。10回KO負けを喫し、王座防衛に失敗し王座から陥落した。

獲得タイトル

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脚注

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  1. ^ マルティネス防衛戦、相手はベルチェットかサリドか Boxing News(ボクシングニュース) 2016年1月13日
  2. ^ マルティネス防衛戦決定、バルガスvsサリド浮上 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年2月13日
  3. ^ Roman Martinez out of Miguel Berchelt bout with hand injury”. ESPN.com (2016年3月5日). 2016年3月10日閲覧。
  4. ^ Berchelt KOs Jupp In Six To Claim WBO Interim Jr Lightweight Title Fightnews.com 2016年3月14日
  5. ^ Berchelt retains WBO interim 130lb title Fightnews.com 2016年7月17日
  6. ^ ベルチェットがチョンラターンKO、WBO・SFe暫定 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年7月17日
  7. ^ Berchelt TKOs Vargas in 11 to win WBC super featherweight title Fightnews.com 2017年1月29日
  8. ^ バルガス王座陥落、三浦隆司の標的はベルチェットに Boxing News(ボクシングニュース) 2017年1月29日
  9. ^ RATINGS WBC公式サイト 2017年2月6日
  10. ^ 藤本京太郎らWBCランク入り、内山高志は8位に Boxing News(ボクシングニュース) 2017年2月7日
  11. ^ Berchelt beats Miura, still WBC 130lb champ Fightnews.com 2017年7月16日
  12. ^ 三浦隆司は大差判定負け、ボンバー不発に終わる Boxing News(ボクシングニュース) 2017年7月16日
  13. ^ Miguel Berchelt dominates Takashi Miura to retain title”. ESPN.com (2017年7月16日). 2017年11月18日閲覧。
  14. ^ RATINGS WBC公式サイト 2017年8月13日
  15. ^ 小浦翼、久田哲也らが最新WBCランキング入り Boxing News(ボクシングニュース) 2017年8月14日
  16. ^ Miguel Berchelt vs. Cristian Mijares is Set, February 10 Boxing Scene.com 2017年12月28日
  17. ^ ベルチェルトはミハレスと防衛戦、2.10カンクン Boxing News(ボクシングニュース) 2017年12月29日
  18. ^ En espera de rival, Berchelt advierte falta de respeto de Mijares ESPN Deportes 2018年1月18日
  19. ^ Miguel Berchelt vs. Carlo Magali Finalized For February 10 Boxing Scene.com 2018年1月23日
  20. ^ ベルチェルトV2戦 今月ホール登場のマガリが挑戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年1月24日
  21. ^ Berchelt set for title defense Saturday Fightnews.com 2018年2月6日
  22. ^ ベルチェルトあさってV2戦 相手はガーナ人に変更 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年2月9日
  23. ^ Berchelt retains WBC super feather belt Fightnews.com 2018年2月10日
  24. ^ ベルチェルトが地元でV2、アウクに3回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース) 2018年2月11日
  25. ^ ホーンが交通事故、クロフォード戦は無事挙行 Boxing News(ボクシングニュース) 2018年5月26日
  26. ^ Miguel Berchelt KO's Jonathan Victor Barros in third round to retain title”. ESPN.com (2018年6月24日). 2018年7月12日閲覧。
  27. ^ Berchelt Drops a Game Roman Three Times, Stop Him in Ninth”. Boxing Scene.com (2018年11月3日). 2019年1月5日閲覧。
  28. ^ Miguel Berchelt Batters, Stops Francisco Vargas in Six”. BoxingScene.com (2019年5月11日). 2019年6月11日閲覧。
  29. ^ Berchelt Positive For COVID-19, Will Not Face Valdez on December 12”. Boxing Scene.com (2020年11月3日). 2020年11月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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暫定王座決定戦 対戦者
ジョージ・ジュップ
WBO世界スーパーフェザー級暫定王者
2016年3月12日 - 2016年12月10日(返上)
次暫定王者
返上により消滅
前王者
フランシスコ・バルガス
WBC世界スーパーフェザー級王者

2017年1月28日 - 2021年2月20日

次王者
オスカル・バルデス