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ミュージアム駅 (シドニー)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ミュージアム駅
2番線プラットホーム、2013年6月2日撮影。 地図
所在地 オーストラリアの旗 オーストラリア
ニューサウスウェールズ州
シドニーCBD
エリザベス・ストリート3番地
座標 南緯33度52分34秒 東経151度12分35秒 / 南緯33.8762度 東経151.2097度 / -33.8762; 151.2097座標: 南緯33度52分34秒 東経151度12分35秒 / 南緯33.8762度 東経151.2097度 / -33.8762; 151.2097
所有者 ニューサウスウェールズ州
運営者 シドニー・トレインズ
路線 シティ・サークル線
距離 4.99 km (3.10 mi) セントラル駅から時計回り
ホーム数 2面(相対式ホーム
線路数 2
建築物
構造 地下駅
ホーム階数 1
アクセシビリティ 対応
建設者 ジョン・ブラッドフィールド(設計)
建築者 戦間期簡約古典主義建築英語版[1]
その他
現況 有人駅
駅コード MSM
ウェブサイト Transport for NSW
歴史
開業 1926年12月20日
電化 Yes
利用状況
乗客数 (2013)(一日あたり)10,670[2]
配線図
City Circle route map
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ミュージアム駅(ミュージアムえき、英語: Museum railway station)は、オーストラリアニューサウスウェールズ州シドニーCBDにある通勤列車地下駅で、ハイド・パークの南端に位置している。

シドニー・トレインズシティ・サークル線英語版の駅のひとつであり、T2インナー・ウエスト& レッピントン線英語版T3バンクスタウン線英語版T8エアポート&サウス線英語版が乗り入れている。駅名は、近傍にあるオーストラリア博物館英語版から付けられた。ニューサウスウェールズ州遺産登録英語版に登録されている[1]

設計

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ジョン・ブラッドフィールド英語版により、戦間期簡約古典主義建築英語版の様式で設計されたこの駅には[1]、2面のプラットホームがあり、いずれも長さ158.5メートル (520 ft)、幅3.8メートル (12 ft)あって、幅14.6メートル (48 ft)のアーチ構造の下に置かれている。ミュージアム駅の標識類や所々に栗色のハイライトが配されたクリーム色タイル張りは、当時の典型的なロンドン地下鉄の駅を思わせるものであるが、大きなアーチの下の中央に線路を配するレイアウトは、より古い時代のパリメトロに近いものである。1990年代エアポート・リンクが建設されるまで、この駅は島式プラットホームがないシドニー唯一の地下駅であった。この駅は、セント・ジェームズ駅英語版と同時の開業し、ともに、駅の標識類の円形を取り入れた意匠などがロンドン地下鉄に似せてつくられているなど、共通点が多い。ミュージアム駅は、1926年12月20日に、セントラル駅 からセント・ジェームズ駅まで、当時のイースタン・シティ線 (eastern city line) が開通した際に開業した[1][3][4]1956年1月27日に、シティ・サークルのループ線の一部となった。

駅のおもな出入口は、エリザベス・ストリート英語版リバプール・ストリート英語版の角に位置している。これとは別の出入口は、シドニー砂岩英語版でできたファサードが特徴となっており、この出入口はリバプール・ストリートとカースルレイ・ストリート英語版の角に位置している。この出入口は、かつて百貨店マーク・フォイズ英語版であったニューサウスウェールズ州地方裁判所英語版ダウニング・センター英語版の地上階の一角にある。この他にも、エリザベス・ストリートとバサースト・ストリート英語版の交差点の3つの角に出入口がある。

この駅は建設当時の写真が多数残されており、駅構内の歩行者トンネルには、写真による駅の歴史が展示されている。プラットホームには、様々な時代の広告が掲示されている[1]

2015年5月27日、エリザベス・ストリートとリバプール・ストリートの角にある出入口に、地上とコンコースを結ぶエレベーターを設ける工事が着工し、さらにプラットホームまでのエレベーターも設けられた[5][6]

プラットホームと路線

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番線 路線 行き先
1 ホームブッシュ英語版パラマタレッピントン英語版 [7]
バンクスタウン英語版経由リバプール英語版(平日のみ)
2 リバースビー英語版キャンベルタウン英語版マッカーサー英語版 [8]
バンクスタウン英語版経由リドコム英語版リバプール英語版(週末のみ) [9]

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ a b c d e Bureau of Transport Statistics: Train Statistics 2014” (PDF). Transport NSW. 2018年7月12日閲覧。
  2. ^ Bureau of Transport Statistics. “Train Statistics 2014”. Transport NSW. 2018年7月12日閲覧。
  3. ^ "60 Years Ago" Railway Digest December 1986 page 398
  4. ^ Museum Station NSWrail.net
  5. ^ Museum Easy Access Upgrade Transport for NSW 1 May 2015
  6. ^ Construction starts on Museum Station upgrade Transport for NSW 27 May 2015
  7. ^ "T2: Inner West & Leppington line timetable". Transport for NSW.
  8. ^ "T8: Airport & South Line timetable". Transport for NSW.
  9. ^ "T3: Bankstown Line". Transport for NSW.

関連項目

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外部リンク

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