ミューレンバーン
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ラウターブルンネン-ミューレン山岳鉄道(ミューレンバーン)(独:Bergbahn Lauterbrunnen-Mürren 英:Lauterbrunnen-Mürren Mountain Railway)は、スイス、ベルン州のベルナー・オーバーラント地方のラウターブルンネンとミューレンを結ぶ山岳交通機関である。ラウターブルンネン~グリュッチアルプ間はロープウェイ、グリュッチアルプ~ミューレン間は狭軌鉄道で運行しており、アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山の景観を車窓から望むことができる。
概要
[編集]ラウターブルンネン-ミューレン山岳鉄道はユングフラウ鉄道持株会社(Jungfraubahn Holding AG)の傘下にあり、ベルナーオーバーラント鉄道(BOB)、ヴェンゲルンアルプ鉄道(WAB)とともに、ユングフラウ地方をカバーする山岳交通機関のネットワークを形成しており、主にユングフラウ地方屈指のビューポイントであるシルトホルンを目指す観光客に利用されているが、ラウターブルンネン谷に切り立つ崖の上に位置するミューレンへ物資を運ぶ役割も果たしている。
ミューレンバーンの開業は1891年。ラウターブルンネン~グリュッチアルプ間はもともとケーブルカーで運行していたが、2006年12月より100人の乗客と6トンの物資を運ぶことができるロープウェイに付け替えられた。グリュッチアルプ~ミューレン間の狭軌鉄道の総延長は約4kmで、最大勾配は50パーミルである。
車両
[編集]- 電気機関車 - Ge2/2形
- 電車 - BDe2/4 11-12形 - BDe4/4 13形 - Be4/4 21-23形 - Be4/4 31形