ミラクルジャグラー
この記事の主題はウィキペディアにおける独立記事作成の目安を満たしていないおそれがあります。 (2012年8月) |
ミラクルジャグラーは、2011年11月に北電子が発売した5号機のパチスロ機。保安通信協会(保通協)における型式名は「ミラクルジャグラーK」。本項では後継機である「スーパーミラクルジャグラー」についても記載する。
概要
[編集]ボーナスのみでコインを稼ぐAタイプに相当する。ジャグラーシリーズの5号機としては本作が第10作目に当たる。過去のジャグラーシリーズから種々の要素を組み込んでおり、プレミア演出の総数はシリーズ最多となっている。 ボーナスの獲得枚数は、ビッグボーナスで純増312枚(345枚を超える払い出しで終了)、レギュラーボーナスで104枚(105枚を超える払い出しで終了)となっている。通常時は1-3枚がけ、ボーナスゲームは2枚がけとなっている。なお天井は搭載されていない。 特筆すべきは設定によるレギュラーボーナスの確率である。これまでのジャグラーシリーズは高設定ほどボーナス確率も高くなっているのだが、ミラクルジャグラーだけは設定5が最も高く、順に4→6→3→2→1の順に低くなっている。またビッグとレギュラーを合わせた合成確率だと、設定5と設定6は同率となっている。そのため、高設定を狙う立ち回りの際はこれまでのジャグラーとは違う点に注意する必要がある。 ボーナス確率については後述する。
主なプレミア演出
[編集]プレミア演出はBIG成立の1/8で発生する。つまり発生した時点でビッグボーナスが確定する。
- 7揃いテンパイでテンパイ音なし。
- 通常時の7絵柄がライン上にテンパイすると鳴るはずの音が鳴らない。
- BAR揃いテンパイでテンパイ音あり。
- 通常時のBAR絵柄はテンパイしても鳴らないはずのテンパイ音が鳴る。
- オールガコッ
- レバーを叩く際、および停止ボタンを都度押す際に、GOGO!ランプが点灯すると同時に生じる「ガコッ」という音が発生する。
- 筐体左上のピエロランプ点灯
- GOGO!ランプが点灯した次のゲームにレバーを叩いた直後にピエロランプが点灯することがある。
- パネル消灯
- クラシックジャグラーで搭載されていたものと同じく、レバーオンでGOGOランプ点灯と共にパネルが消灯する。
- 流星フラッシュ
- 第3停止直後、リール右上から左下へとフラッシュしていき、最終的にはGOGO!ランプが点灯する。
- Vフラッシュ
- これも第3停止直後、リールのイルミネーションがめまぐるしく変わった後でアルファベットのV字の形にフラッシュする。
- 第3ボタン押しっぱなし→台枠ランプなど作動
- 第3ボタンを押してリールを停止させた後、暫くボタンを離さないで押しっぱなしの状態にしていると、台枠外側のサイドランプなどが動作する。
- 逆回転
- レバーを叩いた直後、全リールが逆回転する。しばらくすると普通の回転に戻り、GOGO!ランプが高速でフラッシュする。
- フリーズ
- レバーオンからフリーズするロングタイプと、第1-第3ボタンを押してもリールが動いたままになるショートタイプが存在する。マイジャグラーに搭載されていた機能だが、本機はフリーズが解除される際に「ボタンを押してください」、「リールを止めてください」、「告知ランプが点灯します」と音声で案内される。
- 中段チェリー
- 厳密には演出ではなく、小役重複BIG確定役の紹介となる。過去のシリーズでは制御により中段チェリーが止まらないものも存在したが、本機は3枚がけ順押しの場合に限り左リール中段にチェリーが出現することがある。通常時に中段チェリーが停止した場合はチェリー重複でのビッグボーナスが確定する。
ボーナス中の音楽
[編集]ボーナス後5G以内にビッグボーナスが成立すれば、ボーナス中のBGMが「新世界」、「威風堂々」、「天国と地獄」のいずれかに変化する。なお前述の逆回転プレミアが発生した場合は、逆回転中から「新世界」が演奏される。
ボーナス確率
[編集]BIGは7絵柄揃い、REGは7・7・BARの1種類ずつ。
確率と機械割はいずれもメーカー発表値。
設定 | BIG確率 | REG確率 | 合成確率 | 機械割 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/292.6 | 1/468.1 | 1/180.1 | 95.7% |
2 | 1/282.5 | 1/431.2 | 1/170.7 | 97.5% |
3 | 1/273.1 | 1/399.6 | 1/162.2 | 99.0% |
4 | 1/268.6 | 1/341.3 | 1/150.3 | 101.2% |
5 | 1/256.0 | 1/309.1 | 1/140.0 | 103.9% |
6 | 1/230.8 | 1/356.2 | 1/140.0 | 107.9% |
スーパーミラクルジャグラー
[編集]2017年6月から稼動を開始した後継機。形式名は「スーパーミラクルジャグラー/KU」。ボーナスの確率が前作より上昇している。なお、前作では設定5と6が合成確率は同じだったが、本作では他のシリーズ同様6の方が少し合成確率が高くなっている。また、前作同様レギュラーの確率が設定5で一番高くなっている。
(確率と機械割はいずれもメーカー公式HPで発表のもの)
設定 | BIG確率 | REG確率 | 合成確率 | 機械割 |
---|---|---|---|---|
1 | 1/282.5 | 1/468.1 | 1/176.2 | 96.0% |
2 | 1/273.1 | 1/431.2 | 1/167.2 | 97.8% |
3 | 1/268.6 | 1/372.4 | 1/156.0 | 99.5% |
4 | 1/256.0 | 1/341.3 | 1/146.3 | 102.0% |
5 | 1/251.1 | 1/304.8 | 1/137.7 | 104.5% |
6 | 1/230.8 | 1/332.7 | 1/136.2 | 108.1% |
プレミア演出(スーパーミラクルジャグラー)
[編集]前作の物に加え、以下の演出が追加された。
- リール高速回転
- ゲーム開始後、リールが通常以上の速度で高速回転し、その後一旦7が揃ってランプが点灯した後、通常回転に戻る。前作のプレミアムBGMだった「天国と地獄」は本演出時発生時のみのプレミアムBGMに変更。
- ベコたんフリーズ
- ゲーム開始後、リプレイが揃った時の音が牛の鳴き声になりリールが再回転、7が揃い「ガコッ」音と共にランプが点灯、その後通常回転に戻る。
- リールロック
- 開始時、一旦リールが少しだけ上に上がってから通常回転する。
- 流星フラッシュ
- これは前作にもあった演出だが、新たに上部の流れ星ランプに光が集まった後にリールに光が流れる演出が追加されている。
- 炎
- リール停止毎に上部の流れ星ランプに炎が走る。
- リールびっくん
- 一瞬リールが停止した後再び回転する。
また、ボーナス5ゲーム以内にビッグを引いた場合のプレミアムBGMは「きらきら星変奏曲」「ワルキューレの騎行」「カノン」の3曲に変更された。