新川文化ホール
新川文化ホール Mirage Hall | |
---|---|
情報 | |
通称 | ミラージュホール |
正式名称 | 富山県新川文化ホール |
完成 | 1994年10月31日 |
開館 | 1994年11月1日 |
開館公演 | 堀正文とN響室内合奏団コンサート |
客席数 |
(大ホール)1,188席 (小ホール)297席 |
延床面積 | 12,797m² |
設備 |
(大ホール内)オーケストラピット (ロビー)軽食・喫茶など |
用途 |
(大ホール)音楽コンサート全般、古典芸能、講演など (小ホール)演劇 |
運営 | (公財)富山県文化振興財団 |
所在地 |
〒937-0853 富山県魚津市宮津110番 |
位置 | 北緯36度48分15.8秒 東経137度24分28.6秒 / 北緯36.804389度 東経137.407944度座標: 北緯36度48分15.8秒 東経137度24分28.6秒 / 北緯36.804389度 東経137.407944度 |
アクセス | あいの風とやま鉄道魚津駅・富山地方鉄道新魚津駅よりコミュニティーバス20〜30分 |
外部リンク | 新川文化ホール |
新川文化ホール(にいかわぶんかホール)は、富山県魚津市宮津にある県立の文化ホールである。愛称はミラージュホール。地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定に基づく指定管理者制度により(公財)富山県文化振興財団が運営を行っている。
概略
[編集]1983年2月、新川地区の3市3町が富山県議会へ請願書を提出したものが同年12月に採択され、1989年7月の基本構想委員会設置を経て[1]、1991年10月6日に建設場所が決定[2]、続いて1992年9月26日に基本デザインが決定し[3]、同年10月13日に起工式が行われた[1]。1994年10月31日に完成式が行われ[4]、11月1日にオープン(同日こけら落しの『堀正文とN響室内合奏団コンサート』が行われた)[5]。
鉄筋コンクリート造一部鉄骨鉄筋コンクリートおよび鉄骨造地上4階地下2階建て[1]。敷地面積73,024㎡、建築面積8,230㎡、延床面積12,797㎡、大ホール(プロセニアムステージ、客席数1188席、間口18.4m、奥行18m、高さ8 - 10m、オーケストラピットおよび楽屋8室完備)・小ホール(プロセニアムステージ、客席数297席、間口11m、奥行11m、高さ8m、楽屋4室完備)・展示ホール(床面積1,000㎡、壁延長266m、5室分割可能)・会議室(7室)・和室(3室)、常設展示室、クリスタルガーデン(屋内庭園)、喫茶室、駐車場(800台分)といった施設があり[4]、チケットプレイガイド「アーツナビ」やレストラン「プチマドンナ」の営業が行われている。 特に大ホールは、県内で初めてかつ有数の音響設備(残響可変装置(1.3 - 2.1秒))を備え[4][6]、優良ホール100選に選ばれている[7]。2024年には北日本新聞主催の第49期棋王戦コナミグループ杯第1局(藤井聡太棋王vs伊藤匠七段)が開催された。
2020年の時点で、敷地内に児童向け屋内型遊び場を整備することが検討されている[8]。
脚注
[編集]- ^ a b c 『北日本新聞』1992年10月14日付朝刊19面『芸術振興の中核に 魚津 新川文化ホール起工 関係者ら工事の安全祈願』より。
- ^ 『広報うおづ』平成3年1月号(No.542)、15頁『1990年の主なできごと』より。
- ^ 『広報うおづ 1992年1月号』(通巻554号)、14頁『1991年の主なできごと 8月~12月』より。
- ^ a b c 『北日本新聞』1994年10月31日付朝刊11 - 16面全面広告より。
- ^ 『北日本新聞』1994年11月1日付朝刊28面『新川文化ホールオープン N響トップがこけら落とし 魚津』より。
- ^ 『北日本新聞』2024年6月7日付11面『節目迎えた県内3館』より。
- ^ 優良ホール100選(一般社団法人日本音響家協会、2023年1月17日閲覧)
- ^ 新川文化ホール敷地に屋内型遊び場 新年度予算案 県が調査費 知事「期待に添いたい」(北日本新聞Webun、2020年2月8日)
外部リンク
[編集]