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ミーン・ビジネス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ミーン・ビジネス』
ザ・ファームスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル ハードロックブルースロック
時間
レーベル アトランティック・レコード
プロデュース ジミー・ペイジポール・ロジャース、ジュリアン・メンデルソン
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 22位(アメリカ[1]
  • 35位(日本[2]
  • 43位(スウェーデン[3]
  • 46位(イギリス[4]
  • ザ・ファーム アルバム 年表
    ザ・ファーム
    (1985年)
    ミーン・ビジネス
    (1986年)
    テンプレートを表示

    ミーン・ビジネス』(Mean Business)は、イギリスロックバンドザ・ファーム1986年に発表した、2作目にして最後のスタジオ・アルバム

    背景

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    「フォーチュン・ハンター」のメイン・リフは、ザ・ファーム結成前のジミー・ペイジクリス・スクワイアアラン・ホワイトと共に結成したXYZの曲(デモ音源のみ存在)から流用された[5]。また、「リブ・イン・ピース」はポール・ロジャースのソロ・アルバム『カット・ルース』(1983年)収録曲の再録音である[6]。「ドリーミング」は、ザ・ファームの楽曲の中で唯一、トニー・フランクリンが書き下ろした曲で、フランクリンは2000年のインタビューにおいて「セカンド・アルバムのために2-3曲持って行ったら、"Dreaming"を気に入ってもらえたから録音した。ジミー・ペイジとポール・ロジャースが僕の曲をやってくれたんだから、本当に幸せだよ!」と語っている[7]

    専任のキーボーディストは起用されず、フランクリンがキーボードも兼任し、さらに「キングス・ホーシズ」と「リブ・イン・ピース」ではロジャースもキーボードを弾いた[7]

    反響

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    アメリカでは本作がBillboard 200で22位に達し、第1弾シングル「キングス・ホーシズ」はBillboard Hot 100で61位、メインストリーム・ロック・チャートで1位となった[1]。続く「リブ・イン・ピース」はHot 100入りを逃すが、メインストリーム・ロック・チャートでは21位を記録[1]

    全英アルバムチャートでは前作を大幅に下回る46位にとどまり、トップ100入りも3週で終わった[4]

    収録曲

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    特記なき楽曲はジミー・ペイジポール・ロジャースの共作。曲名の日本語表記は日本盤LP(1986年、VIL-28022)及びCD(1987年、VDP-1080)に準拠。

    1. フォーチュン・ハンター - "Fortune Hunter" - 4:59
    2. マイ・キャデラック - "Cadillac" - 5:54
    3. キングス・ホーシズ - "All the King's Horses" (Paul Rodgers) - 3:19
    4. リブ・イン・ピース - "Live in Peace" (P. Rodgers) - 5:07
    5. ティア・ダウン・ザ・ウォールズ - "Tear Down the Walls" - 4:44
    6. ドリーミング - "Dreaming" (Tony Franklin) - 6:00
    7. フリー・トゥ・リブ - "Free to Live" - 4:14
    8. スピリット・オブ・ラブ - "Spirit of Love" (P. Rodgers) - 5:08

    参加ミュージシャン

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    脚注

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    1. ^ a b c The Firm | Awards | AllMusic
    2. ^ 『オリコンチャート・ブックLP編(昭和45年‐平成1年)』(オリジナルコンフィデンス/1990年/ISBN 4-87131-025-6)p.253
    3. ^ swedishcharts.com - The Firm - Mean Business
    4. ^ a b FIRM - full Official Charts History | Official Charts Company - 「Albums」をクリックすれば表示される
    5. ^ Fanelli, Damian (2012年2月15日). “Chris Squire: Robert Plant Wasn’t Ready for Yes/Led Zeppelin Supergroup, XYZ”. Guitar World. NewBay Media. 2015年9月3日閲覧。
    6. ^ Adams, Bret. “Cut Loose - Paul Rodgers”. AllMusic. 2015年9月3日閲覧。
    7. ^ a b Interview with TONY FRANKLIN”. DMME.net (2000年9月). 2015年9月3日閲覧。