ムカゴニンジン属
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ムカゴニンジン属 | |||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG IV) | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Sium L. | |||||||||||||||||||||||||||
種 | |||||||||||||||||||||||||||
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ムカゴニンジン属(ムカゴニンジンぞく、学名:Sium)はセリ科の属の一つ[1]。ヌマゼリ属ともいう[2]。
特徴
[編集]水生植物で多年草。葉は単羽状複葉で縁に鋸歯がある。花は白色で、複散形花序につき、萼歯片は小さいか、または無い。分果に脈状の隆条があり、油管がある。分果柄は分枝しない。
世界に約15種知られ、日本には3種ある。
スキレット (Sium sisarum) は根に甘味があり、ヨーロッパではローマ帝国時代から広く食用にされてきた[3]。
日本に分布する種
[編集]- ムカゴニンジン Sium ninsi L. -北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国に分布する。
- タニミツバ Sium serra (Franch. et Sav.) Kitag. -北海道、本州中部以北に分布する。
- ヌマゼリ Sium suave Walter var. nipponicum (Maxim.) H.Hara -北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国東北部に分布する。絶滅危惧II類(VU)。
- トウヌマゼリ Sium suave Walter var. suave -ヌマゼリの基本種で、北海道、本州と北半球に広く分布する。
- ヒロハヌマゼリ Sium suave Walter var. ovatum (Yatabe) H.Hara
脚注
[編集]- ^ 鈴木浩司 (2017)「セリ科」『改訂新版 日本の野生植物 5』p.399
- ^ 北川政夫 (1982)「セリ科」『日本の野生植物 草本Ⅱ 離弁花類』p.283
- ^ Rose Y. Colón-Singh (2019-01-04), What is Skirret?, Finedining Lovers
参考文献
[編集]- 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎他編『日本の野生植物 草本Ⅱ 離弁花類』、1982年、平凡社
- 大橋広好・門田裕一・木原浩他編『改訂新版 日本の野生植物 5』、2017年、平凡社
- 米倉浩司・梶田忠 (2003-)「BG Plants 和名-学名インデックス」(YList)