ムッフシン=アル・ラムリ
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ムフスィン・アッ=ラムリー(アラビア語: محسن الرملي Muḥsin ar-Ramlī、Muhsin Al-Ramli)は、イラク系スペイン人の小説家、詩人、翻訳家、学者。アラビア語とスペイン語の著書を持つ。1967年にイラクで生まれ、1995年以来、スペインに在住。2003年、マドリード自治大学で哲学、文学、スペイン語学の博士号を取得した。博士論文のタイトルは「『ドン・キホーテ』に見られるイスラーム文化の足跡」(スペイン語: Las huellas de la cultura islámica en El Quijote)[1]。自身が共同で設立した文化誌「Alwah」の編集者。セントルイス大学マドリード分校の教授。
いくつかスペイン語の古典をアラビア語に翻訳。
主な著作
[編集]小説
[編集]- 来世紀からの贈り物(短編集)、1995年。
- チグリス川より遠し紙(短編集)、1998年。
- 散在パン粉(長編)1999年、英語版はアーカンソー賞受賞(アメリカ)、2002年。
- 日付の指(長編)、2008年、2010年アラブ小説賞のファイナリスト(ブッカー)。
その他
[編集]- 生きる心を探して(戯曲)、1997年。
- 楽しき夜の爆撃(物語)、2003年。
- 我々はすべての答えのやもめ(詩)、2005年。