ムーノーローカル
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ムーノーローカルは、rhymeが運営した個人ニュースサイト。
概要
[編集]当初のサイト名は「(the frontline of the)sever HEAD HUNTERZ'」。「猥褻警官教師電波援交食品遺物関連ニュース系サイト」を自称し、ウェブのアングラ情報、新聞や報道サイトの社会面に目を向けた記事を多く更新する文章コンテンツ「どーでもいいトピックス」(1999年1月11日開始)で人気を集めた。
コンピュータや政治・経済、娯楽といったものを避け、警官・猥褻・女教師・針・窓ガラスといったテーマのニュースを得意とし[2]、意見を述べるのを極力抑え、視点の提供のみを行う姿勢で運営された[3]。
1990年代後半に登場し、1999年11月には個人サイトとしては異例の100万ページビューを獲得したが、これに影響された孫ニュースサイトが乱立し始める2001年8月19日に閉鎖された。
閉鎖時、運営の裏側を記した「解題・ムーノーローカルの作り方」を発表している[4]。
脚注
[編集]- ^ 「rhyme氏インタービュー ニュースサイトはメディアからコミュニティへ?」 ばるぼら [2005] pp.246 - 251
- ^ 「「みんなが知っていた方がいい」ニュースを広く他人に知らせる気がなかったんです。というより、インターネットではコンピュータ関連や経済・政治、まあ娯楽と言ってもせいぜい音楽とか、そういった情報こそ価値があり重要なんだという風潮があって、僕はそういうのは嫌いでした。実際にみんなが話すのは凶悪犯罪だの芸能情報だのといった話題ばかりなのに、報道サイトがつまらなくても平気というか、おとなしくしてるという状況は大いにイヤでした」[1]
- ^ 「解題」
- ^ ただし、rhymeは「あくまでムーノーローカルの作り方であって、HP作成の一般論ではない」と断っている。
参考文献
[編集]- ばるぼら 『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』翔泳社 2005年5月10日 ISBN 978-4798106571 pp.246 - 251, 329 - 345
- 「復活!ムーノー」 『ネットランナー』 2002年1月号 - 2003年1月号 ソフトバンク・パブリッシング
- rhyme 「解題・ムーノーローカルの作り方」