ムールー石
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ムールー石 | |
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青色の重いムールー石 (視野 12 mm) | |
分類 | シュウ酸鉱物 |
シュツルンツ分類 | 10.AB.15 |
化学式 | Cu(C2O4)·0.4H2O |
結晶系 | 斜方晶 |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
ムールー石(Moolooite)は、化学式Cu++(C2O4)·n(H2O) (n<1)(水和シュウ酸銅)の珍しい青緑色の鉱物である。1986年に西オーストラリア州マーチソンのmooloo downs stationでRichard M ClarkeとIan R Williamsが発見した[1]。斜方晶系の結晶構造で、グアノと風化した硫化銅の相互作用により生じる。
また、フランスのヴォージュ山脈にある銀鉱山の町サント=マリー=オー=ミーヌで産出した記録がある[1]。
出典
[編集]- ^ a b Clarke, R.M., Williams I.R. (1986). “Moolooite, a naturally occurring hydrated copper oxalate from Western Australia”. Mineralogical Magazine 50 (356): 295–298. doi:10.1180/minmag.1986.050.356.15 .