メインストリーム (映画)
メインストリーム | |
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Mainstream | |
監督 | ジア・コッポラ |
脚本 |
ジア・コッポラ トム・スチュワート |
原案 | ジア・コッポラ |
製作 |
ジア・コッポラ フランシスコ・レベロ・デ・アンドラーデ フレッド・バーガー アンドリュー・ガーフィールド ジャック・ヘラー ローレン・ブラットマン ザック・ワインスタイン シエナ・オバーマン アラン・テルピンス |
製作総指揮 |
トム・スチュワート グレタ・シーキャット エイミー・ジャーヴェラ ブライアン・カヴァナー=ジョーンズ エンリコ・サライヴァ スコット・ヴェルトリ マイケル・ムサンテ アンドレ・ノヴィス |
出演者 |
アンドリュー・ガーフィールド マヤ・ホーク ナット・ウルフ ジェイソン・シュワルツマン |
音楽 | デヴ・ハインズ |
撮影 | オータム・デュラルド |
編集 | グレン・スキャントルベリー |
製作会社 |
アメリカン・ゾエトロープ アルテミス アセンブル・メディア オートマティック・エンターテインメント ダイナスティ・ピクチャーズ ペイント・ナイト・プロダクションズ チューガウッド・ピクチャーズ |
配給 |
IFCフィルムズ ハピネットファントム・スタジオ |
公開 |
2021年5月7日 2021年10月8日 |
上映時間 | 94分[1] |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $5,663,000[2] |
興行収入 | $37,819[3] |
『メインストリーム』(Mainstream)は2020年のアメリカ合衆国のコメディ映画。監督はジア・コッポラ、出演はアンドリュー・ガーフィールドとマヤ・ホークなど。瞬く間に人気YouTuberとなった青年が「いいね!」の媚薬に心を蝕まれていく姿を通してSNSに翻弄される現代社会を描いている[4]。
ストーリー
[編集]フランキーとジェイクはハリウッドで働いていたが、華やかさとは無縁な生活を送っていた。そんなある日、2人は一風変わった男(リンク)と知り合いになった。フランキーがリンクの奇妙な振る舞いを収めた動画をYouTubeにアップロードしたところ、予想以上の注目を集めた。これをきっかけに、フランキーたちはYouTuberの道を歩むことに決め、再生数やチャンネル登録者数を急速に伸ばしていった。フランキーは一躍スターダムへと駆け上がったが、そんな彼女を待ち受けていたのはスターとしての輝かしい生活ではなかった。「再生数を伸ばさねば」というプレッシャーに絶えず晒され、フランキーは徐々に神経をすり減らしていった。その一方で、リンクの言動がどんどん過激さを増していき、ついには決定的な出来事を引き起してしまう。
キャスト
[編集]- リンク: アンドリュー・ガーフィールド
- フランキー: マヤ・ホーク
- ジェイク: ナット・ウルフ
- テッド・ウィック: ジョニー・ノックスヴィル
- マーク・シュワルツマン: ジェイソン・シュワルツマン
- イザベル・ロバーツ: アレクサ・デミー
- ジュディ: コリーン・キャンプ
製作
[編集]2018年10月30日、ジア・コッポラ監督の新作映画にアンドリュー・ガーフィールド、マヤ・ホーク、ジェイソン・シュワルツマンが出演することになったと報じられた[5]。5月14日、ジョニー・ノックスビル、アレクサ・デミー、コリーン・キャンプ、クリス・メッシーナがキャスト入りしたが、結局、メッシーナが出演することはなかった[6]。2020年8月26日、デヴ・ハインズが本作で使用される楽曲を手掛けるとの報道があった[7]。
公開・マーケティング
[編集]2020年8月21日、本作の劇中写真が初めて公開された[8]。9月5日、本作は第76回ヴェネツィア国際映画祭でプレミア上映された[9]。なお、テルライド映画祭でも本作の上映が行われる予定だったが、新型コロナウイルスの流行のために映画祭自体が中止となった[10]。2021年2月12日、IFCフィルムズが本作の全世界配信権を獲得したと報じられた[11]。4月7日、本作のオフィシャル・トレイラーが公開された[12]。
評価
[編集]本作に対する批評家からの評価は芳しいものではない。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには29件のレビューがあり、批評家支持率は34%、平均点は10点満点で4.7点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『メインストリーム』はSNSであっという間に名声を得ることを風刺しようとしているが、その試みは無駄に終わっている。同作はSNSの現状を風刺する代わりに、一昔前のSNSの状況を解説するだけに終わった。」となっている[13]。また、Metacriticには8件のレビューがあり、加重平均値は36/100となっている[14]。
出典
[編集]- ^ “メインストリーム”. 映画.com. 2021年7月14日閲覧。
- ^ Film and Television Tax Credit Program 2.0 - Alphabetical Listing of Approved Projects (PDF) (Report) (英語). California Film Commission. p. 3. 2020年9月11日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2022年5月27日閲覧。
- ^ “Mainstream” (英語). The Numbers. 2021年7月14日閲覧。
- ^ “メインストリーム”. WOWOW. 2022年5月27日閲覧。
- ^ McNary, Dave (2018年10月30日). “Film News Roundup: Andrew Garfield Joins Gia Coppola’s Romance Movie ‘Mainstream’” (英語). Variety 2021年4月3日閲覧。
- ^ Fleming, Mike Jr (2018年5月14日). “Johnny Knoxville, Chris Messina, Alexa Demie, Colleen Camp Join Gia Coppola’s ‘Mainstream’” (英語). Deadline.com 2021年4月3日閲覧。
- ^ “Dev Hynes (Blood Orange) Scoring Gia Coppola’s ‘Mainstream’” (英語). Film Music Reporter. (2020年8月26日) 2021年4月3日閲覧。
- ^ Sharf, Zack (2020年8月21日). “‘Mainstream’ First Look: Gia Coppola Follows ‘Palo Alto’ with Andrew Garfield, Maya Hawke” (英語). IndieWire 2021年4月3日閲覧。
- ^ Tartaglione, Nancy (2020年7月28日). “Venice Film Festival 2020: Competition Light On Studios, Strong On Global Arthouse & Women Directors – Full List” (英語). Deadline.com 2021年4月3日閲覧。
- ^ Keegan, Rebecca (2020年8月3日). “Inside the Telluride Film Festival That Would Have Been” (英語). The Hollywood Reporter 2021年4月3日閲覧。
- ^ Vlessing, Etan (2021年2月12日). “IFC Films Acquires Gia Coppola's 'Mainstream' Romantic Drama” (英語). The Hollywood Reporter 2021年4月3日閲覧。
- ^ “Mainstream - Official Trailer ft. Andrew Garfield & Maya Hawke HD IFC Films” (英語). YouTube. IFC Films (2021年4月7日). 2021年4月9日閲覧。
- ^ "Mainstream". Rotten Tomatoes (英語). 2021年7月18日閲覧。
- ^ "Mainstream" (英語). Metacritic. 2021年7月18日閲覧。