メインランド島 (シェトランド諸島)
表示
メインランド島 (英語: Mainland) (スコティッシュ・ガーリック: Mòr-thìr) (古ノルド語:Megenland) | |
---|---|
Aithsetter村 メインランド島の位置 | |
所在地 | スコットランド |
所在海域 | 北海 |
座標 | 北緯60度19分 西経1度16分 / 北緯60.317度 西経1.267度 |
面積 | 968.79 km² |
最高標高 | 450 m |
プロジェクト 地形 |
メインランド島(シェトランド本島、Mainland)は、イギリス最北の地域シェトランド諸島の中心の島。シェトランドの中心都市であり唯一のバラであるラーウィックがある、フェリーの港及び空港も備えた諸島の中心地である。ブリテン諸島の中でグレートブリテン島、アイルランド島、ルイス/ハリス島、スカイ島に次ぐ第5位の面積を持つ。また、スコットランドの島(本土を除く)で二番目に人口が多い。2001年は17,550人であり[1]、2011年現在では18,765人となっている[2]。人口密度は19.41人/km2。
地理
[編集]島内は大まかに4つの区域に分かれる。
- ラーウィック以南の本島南部(South Mainland)は湿原(ムーア)と農地の混成であり、また、多くの重要な考古学史跡が存在する。
- 本島中部(Central Mainland)は多くの農地といくらかの疎林で構成されている。
- 本島西部(West Mainland)
- 本島北部(North Mainland)、特に、メイヴィス・グリンドの狭い地峡で本島と繋がっている広大なノースメイヴィン半島は、あまり人の手が入っておらずムーアが広がっており、海岸は崖となっている。島内の最高地点であるロナス・ヒル(標高450m)がある[4]。北部にはゼニガタアザラシ、ユーラシアカワウソおよび甲殻類のEurycercus glacialisなどの動物が生息しており、ボグが多いロナス・ヒルとノース・ロー一帯は1997年にラムサール条約登録地となった[4]。なお、本島北部にあるサロム・ヴォーの貯油施設は、重要な島民の雇用源である。
脚注
[編集]- ^ General Register Office for Scotland (28 November 2003) Occasional Paper No 10: Statistics for Inhabited Islands Archived 2008-04-21 at the Wayback Machine. Retrieved 9 July 2007.
- ^ National Records of Scotland (15 August 2013) (pdf) Statistical Bulletin: 2011 Census: First Results on Population and Household Estimates for Scotland - Release 1C (Part Two). "Appendix 2: Population and households on Scotland’s inhabited islands". Retrieved 17 August 2013.
- ^ Shorewatch
- ^ a b “Ronas Hill - North Roe & Tingon | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2007年1月1日). 2023年4月18日閲覧。
参考資料
[編集]- Haswell-Smith, Hamish (2004). The Scottish Islands. Edinburgh: Canongate. ISBN 978-1-84195-454-7。
- Ordnance Survey