メキシコ共和国
表示
メキシコ共和国(メキシコきょうわこく、スペイン語: República Mexicana、スペイン語: República Centralista)は、1824年に制定された連邦共和制の憲法(1824年メキシコ憲法)を廃止し、中央集権となっていた時期のメキシコ。
1836年にテキサス共和国が独立し、1846年4月に米墨戦争(1846年 - 1848年)が起こったため、1846年8月に前憲法が復活して合衆国に戻った。人口784万3132人(1836年)、701万6300人(1842年)、面積435万平方キロメートルだった。
歴史
[編集]テキサス共和国
[編集]→詳細は「テキサス共和国」を参照
1836年3月2日にコアウイラ・イ・テハス州の内、現在のアメリカのテキサス州及びその周辺が分離、独立した。無論、メキシコ合衆国はこれを認めなかった。メキシコ世論ではテキサス奪還が強く、アメリカへの合併も避けたかったが、当時は国内情勢が不安定であったためその態勢を取れなかった。
テキサス併合と米墨戦争
[編集]結局、テキサス共和国はアメリカに併合され(テキサス併合)、翌年からの米墨戦争のきっかけとなった。