メンガ支石墓
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メンガ支石墓の入口 | |||
英名 | Antequera Dolmens Site | ||
仏名 | Site de dolmens d’Antequera | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (1),(3),(4) | ||
登録年 | 2016年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター | ||
使用方法・表示 |
メンガ支石墓 (スペイン語: Dolmen de Menga)は、スペイン・アンダルシア州マラガ県アンテケーラ近郊にある支石墓(ドルメン)。ビエラ支石墓と合わせてヨーロッパの先史時代を代表する巨石建造物であり、ヨーロッパ屈指の大きさを持つ巨石建造物である[1][2]。
特徴
[編集]建設されたのは青銅器時代の紀元前3000年に遡る。埋葬地であるメンガ支石墓の横幅は5m、高さは4mであり、奥行は25mである。支石墓には32の巨石が用いられており、最大の巨石は重量が約180トンに達する。この支石墓は支配者階級の墓であるとされており、巨石の構築や中央部への通路が完成した後に、巨石構造は今日にみられるように土で覆われたとされている。
アンテケーラ近郊には他の巨石建造物もみられる。メンガ支石墓はビエラ支石墓から70メートル離れた場所にあり[3]、エル・ロメラル遺跡から4キロメートル離れた場所にある[4]。
歴史
[編集]メンガ支石墓はビエラ支石墓やエル・ロメラル遺跡よりも早く発見されている。19世紀に支石墓が発掘された際、考古学者が支石墓内部で数百人分の人骨を発見した。
2016年にトルコのイスタンブールで開催された第40回世界遺産委員会では、メンガ支石墓を含むアンテケーラ近郊の支石墓遺跡群が「アンテケーラのドルメン遺跡」として世界遺産(文化遺産)に登録された[1][5]。
脚注
[編集]- ^ a b “Antequera Dolmen Sites”. UNESCO (2012年1月17日). 2017年4月20日閲覧。
- ^ Journal for the History of Astronomy. Science History Publications. (1994). p. 556
- ^ “Dólmenes de Antequera”. Nueva Acropolis Malaga. 2017年4月20日閲覧。
- ^ “Conjunto Arqueológico Dólmenes de Antequera”. アンダルシア州政府文化省 (June 15, 2011). 2011年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月20日閲覧。
- ^ World Heritage Centre (2016), Nominations to the World Heritage Listpp.29, 47
外部リンク
[編集]- “Antequera Dolmen Sites”. UNESCO (2012年1月17日). 2017年4月20日閲覧。
座標: 北緯37度01分26秒 西経4度32分54秒 / 北緯37.02402度 西経4.54846度