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モティオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モティオン
Μότυον
モティオンと推定されるヴァサラーギ遺跡
別名 モティウム
所在地 シチリアカルタニッセッタ県サン・カタルド
種類 小都市、砦
歴史
建設者 アクラガス
完成 不明
放棄 紀元前320年頃
文化 ギリシア
モティオンの位置(シチリア州内)
モティオン
モティオン
モティオン (シチリア州)

モティオンまたはモティウムギリシア語Μότυον)は古代シチリア小都市またはで、アクラガス(現在のアグリジェント)領にあった。紀元前451年に、シケル人の指導者であるドゥケティオスに包囲され、アクラガスとその同盟軍はドゥケティオスに敗れたため、モティオンも占領された。しかし、翌年にはアクラガスが奪回に成功している[1]。理由は不明であるが、紀元前320年頃にモティオンは放棄された。現在のカルタニッセッタ県サン・カタルドのヴァサラーギ遺跡(en)がモティオンであると推定されている[2]

脚注

[編集]
  1. ^ ディオドロス xi. 91.
  2. ^ Richard Talbert, Barrington Atlas of the Greek and Roman World, (ISBN 0-691-03169-X), Map 47 & notes.