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モノウ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モノウ川
モンマスを流れるモノウ川と、モノウ橋
延長 42 km
水源 クラスウォール英語版
河口・合流先 ワイ川モンマス
流域 イングランドの旗 イングランドウェールズの旗 ウェールズ
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モンマスのプライオリ・ストリートから見た上流

モノウ川(モノウがわ、: River Monnowウェールズ語: Afon Mynwy)はイングランドヘレフォードシャー南西部とウェールズモンマスシャー東部を流れる川。

国境の川

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源流からモンマスワイ川に合流するまでの短い流路の殆どは、イングランドウェールズの国境となっている。ワイ川もモンマスからチェプストウ英語版セヴァーン川に入るまでの半分はイングランドを流れる。モンマスでは、モノウ橋という中世の個性的な橋が架かっている。遊歩道のモノウ・バレー・ウォーク英語版が川に沿って伸びている。

ブラック山地の源流

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モノウ川の源流は、ウェールズのブラック山地英語版の麓にある、クブン・ヒル上のクラスウォール英語版近くにある。川は南に流れ、支流のエスクリー・ブルック川およびオルチョン・ブルック川とクロードック英語版の近くで合流し、さらにブラック山地のウェールズ側を源流とするアボン・ホンジ川とパンディ英語版の近くで合流する[1]。次いで川はわずかに東へ向きを変え、また南へ流れる。そしてモンマスで、トロシー川と共にワイ川に合流する。モノウ川の全長は42キロメートルになる。

ブラウントラウト

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かつて川のポントリラス英語版からスケンフリス英語版の間[2]にかけてはブラウントラウトの豊かな生息数で知られ、記録的な漁獲高を誇った。漁獲量は20世紀の間、特に1960年代にかなり減少したが、近年は劇的に回復し、モノウ川はイングランドとウェールズで最も天然トラウト漁が盛んな地域に再びなっている。また現在はカワヒメマス英語版漁でも知られている。最近モンマスで魚道が開かれ、以前は堰で遡上を阻まれていた回遊魚も行き来できるようになった。これにより、サケシートラウトが集水地域の大部分へ到達できるようになり、2008年の秋にはケントチャーチの堰で、久しく無かったサケの跳躍が見られた。モノウ漁業組合は、集水地域全般にわたり生息環境を改善し、安全に捕らえた魚の大部分を川に戻すよう釣り人たちに促すことによって、漁獲高の改善に大きく貢献している。

脚注

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  1. ^ The Monnow and Honddu confluence at Alltyrynys - OS grid SO3323” (英語). Geograph Britain and Ireland. 2012年4月5日閲覧。
  2. ^ The River Monnow at Skenfrith - OS grid SO4520” (英語). Geograph Britain and Ireland. 2012年4月5日閲覧。

外部リンク

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  • Home” (英語). Monnow Rivers Association. 2012年3月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年4月5日閲覧。 - モノウ川に関する情報
  • River Monnow” (英語). Canoe Wales. 2012年4月5日閲覧。 - 上流・下流のカヌー漕ぎに関する情報

座標: 北緯51度48分20秒 西経2度42分49秒 / 北緯51.80565度 西経2.71371度 / 51.80565; -2.71371