モハメド・ベアヴォギ
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モハメド・ベアヴォギ(Mohamed Béavogui、1953年8月15日、ポレダカ(Porédaka) - )は、ギニアの外交官・政治家。2021年10月6日より2022年8月20日まで同国首相を務めた(第15代)。
来歴
[編集]ベアヴォギは1953年8月15日、外交官の息子として、また元アフリカ連合委員会議長(Chairperson of the African Union Commission)のディアロ・テリの甥として、ポレダカに生まれた。1972年にコナクリのガマル・アブデル・ナーセール大学(Gamal Abdel Nasser University of Conakry)で学び始めた。その後、ソビエト連邦のサンクトペテルブルク工科大学で工学修士号を、アメリカ合衆国ではハーバード大学のケネディスクールで経営管理の学位を取得した[1]。
1982年から1986年までナイジェリアで働いた後、国連食糧農業機関のコンサルタントとして採用。1998年には西アフリカと中央アフリカの国連地域ディレクターに任命された。2015年にはアフリカ能力構築財団(African Capacity Building Foundation)の理事に任命された[2]。
2021年のギニアクーデター(9月5日発生)の約1か月にあたる2021年10月6日、ベアヴォギは暫定大統領ママディ・ドゥンブヤによってギニア首相に任命された[3]。2022年7月17日以降は療養のためベルナール・ゴモウが首相職を代行し、8月20日にゴモウが正式に首相に就任、これに伴いベアヴォギは退任した[4]。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ “Mohamed Béavogui | Feed the Future Innovation Lab for Markets, Risk and Resilience”. basis.ucdavis.edu. 2021年10月11日閲覧。
- ^ “Ces Guinéens qui nous rendent fiers – Mohamed Béavogui, DG de " African Risk Capacity " et S/G adjoint des Nations Unies – Guinéenews©”. guineenews.org. 2021年10月11日閲覧。
- ^ “Guinea military government names Mohamed Beavogui as PM | News”. Al Jazeera. 2021年10月11日閲覧。
- ^ “Guinea junta makes interim prime minister Gomou’s appointment permanent”. アル=アラビーヤ. (2022年8月21日) 2022年8月21日閲覧。