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モルック普及委員会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

モルック普及委員会

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一般財団法人奈良市総合財団が、2020年初頭から、軽スポーツ普及活動として「モルック」の体験会を定期的に開催。2019年に、翌年からの指定管理の開始に向けて、何か目新しい活動を模索していたところ、ひとりの財団職員がモルックに熱中するダウンタウン浜田雅功をテレビで観かけたことがきっかけで、普及活動を進めたいと提案し、実験的に始めた。思いのほか好評だったため、定期開催に向けて計画を進める。賛同する有志の財団職員の協力も得て、こつこつと準備を重ねて本格的な開催にこぎつけた。なお、提案した本人は、「2016年頃に競技を始めるも、肘を痛めてモルッカーとしては任意引退した。肘にメスを入れるのが・・・」とほぼ冗談みたいに周囲に説明していたが、2024年9月より、モルック指導員としての活動を開始した。

その後、「モルックアウト無料体験会」や「目指せ!日本代表!?モルック体験会」など、名称も試行錯誤しながら、2021年後半から「モルック普及委員会」として定着し、現在にいたる。主に、サッカーの奈良クラブの公式戦の開催日に、鴻ノ池陸上競技場外周の特設コートにて、開催されている。「奈良モルックの聖地」を目指して活動している。2023年6月に、一般社団法人日本モルック協会の友好団体として、同財団の「モルック普及委員会」が登録された。

特設コートでは、たまに「モルックの妖精・モルッくん」(2024年現在入院中)が現れるなど、ゆるい雰囲気で来場者を楽しませている。その他にも「ミニモルッくん」の口からシャボン玉が出るオブジェがあったりと、手作り感満載のイベントとなっている。

なお、「モルック普及委員会」は、各地のイベントへも積極的に出張しており、2022年8月には、奈良競輪場で開かれた「サマーフェスティバル2022」(2022年8月13日開催)で、6時間あまりの間に143チーム・429人の参加があった。2023年度も「サマーフェスティバル2023」(2023年8月11日開催)に出展することが決まった。また昨年度に引き続き、「コールダックKちゃんと愉快な仲間たちマルシェ」(2024年9月28日開催)に出展するとのこと。

2022年11月には、バスケットボールのバンビシャス奈良の公式戦のイベントとして2日間出展。バンビシャス奈良のチームキャラクター「シカッチェ」と「モルックの妖精・モルッくん」(2024年9月現在改造手術のため入院中)の念願のツーショットが実現した。その様子は、ロート奈良鴻ノ池パーク公式X(旧Twitter)で観ることができる(2023年6月現在)。

運動公園内でコツコツ練習している風景がたまに目撃される。参加希望の問い合わせは月に数件あるようだが、練習日を固定していないらしく、公園内で見かけたら積極的に声をかけてください、とのことである。参加は大歓迎だそうです。

2023年度、近隣で活動しているモルックチームと一緒に『鴻ノ池カップ(仮)』の開催に向けて企画を始める。本格的な試合をギャラリーに観てもらえるよう、会場設備を整えた。

2023年7月に、一般社団法人日本モルック協会のトップパートナーであるフコク生命より、「移動式モルック会場設営グッズ一式」を寄贈された。全面に人工芝を敷き、周囲を専用の板で仕切られたコートでは、今まで以上に盛り上がる姿が目撃されている。同財団では、全面人工芝のコートを2面、従来の簡易型のコートを1面、計3面のコートを有しており、より一層の活躍が期待されている。

2024年7月、3コート目の全面人工芝コートを整備、保有していることを、公式X(旧Twitter)で発表した。

2024年10月、一般社団法人日本モルック協会の公認団体として登録された。「モルックの妖精・モルッくん」も無事に改造手術を終え、ダウンタイム終了後、公に姿を見せるとのことである。現在は、近影が数枚公開されている。

モルック鴻ノ池カップ

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「第1回記念大会モルック鴻ノ池カップ」が、2023年12月2日(土)にロートフィールド奈良外周の特設会場で開催された。抽選で選ばれた12組のモルッカー達が、初代チャンピオンを目指して熱い戦いを繰り広げ、「奈良まほろばモルッククラブ」が初代チャンピオンに輝いた。優勝および準優勝・3位(2チーム)に贈呈された、金銀銅のトロフィーが思いのほか好評だった。

「第2回モルック鴻ノ池カップ」が2024年3月2日(土)に開催されることが決定。同委員会によると、年に3~5回程度の開催を予定しており、鴻ノ池運動公園の名物企画としての定着を目指しているとのこと。

第2回大会から、全試合50点のJMA公式ルールブックに準じた内容で全試合を組み立てた。

また、第4回大会からは、コート数が3コートに増え、参加チームが全18チームになることが、公式X(旧Twitter)で発表された。モルックネームでのエントリーも積極的に推奨。これに伴い、モルッカーリの踏み越えのフォルトや37点ルールも運用された。

人工芝コート特有のバウンドに手こずるモルッカーが続出する、攻略の難しい屈指の難コートとなっており、連覇したチームはまだいない。

  • 第1回記念大会 2023年12月2日(土)優勝:奈良まほろばモルッククラブ
  • 第2回 2024年3月2日(土)優勝:チーム沼んちゅ
  • 第3回 2024年6月15日(土)優勝:チームF2(奈良THE MUTUAL チーム)
  • 第4回 2024年9月14日(土)優勝:大宮ラBarズ 準優勝:内弁慶 第3位:チャイズ(TYAY'S)
  • 第5回 2024年11月30日(土)【予定】
  • 第6回 2025年3月1日(土)【予定・屋内】

脚注・出展

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外部リンク

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