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モロチナ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モロチナ川
水系 モロチナ川
延長 197 km
流域面積 3450 km2
水源 モロチャンシク
河口・合流先 モロチナ潟
流域 ウクライナ・ザポリージャ州
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モロチナ川(モロチナがわ、ウクライナ語: Молочна)またはトクマク川(トクマクがわ、ウクライナ語: Токмак)は、ウクライナザポリージャ州を流れる川である。

地理

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全長197km、流域面積3450km²、水源は同州モロチャンシクロシア語版内にあり、アゾフ海に接するモロチナ潟ロシア語版[注 1]に流入する。この一帯はホシハジロアオガンの生息地とメナダヨーロッパヌマガレイ英語版の産卵場であり、1997年にラムサール条約登録地となった[1]

流域の市(місто)としてはモロチャンシク、トクマクロシア語版メリトポリがある。

名称

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中世の年代記に言及されるステニ川(ステニ川の戦い)は、モロチナ川にあたるとされている[2]。また、現在の別称として、ノガイ族によって名づけられた[3][4]、トクマクという名で呼ばれることもある。なお、モロチナとはミルクを意味し、一説には、川の周辺の牧草が、豊富な搾乳量の助力となっていたことに由来するという説がある[5]

支流

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脚注

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注釈

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  1. ^ 「潟」はロシア語: лиманの意訳による。詳しくはリマンを参照されたし。

出典

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  1. ^ Molochnyi Liman | Ramsar Sites Information Service”. rsis.ramsar.org (2022年4月27日). 2023年4月5日閲覧。
  2. ^ С. А. Плетнёва Половцы
  3. ^ В. И. Медведский, «Токмак: археология и история»
  4. ^ А. И. Сикалиев, «Отражение общественного строя ногайцев в героическом эпосе», Вестник АГУ, Серия 2, № 1 — 2008
  5. ^ Фоменко В. Г. — «Откуда это название?» (на украинском языке) — Днепропетровск, «Промінь», 1969.