モーテル303
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モーテル303 | |
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監督 | 小関裕次郎 |
脚本 | 小松公典 |
出演者 |
宍戸里帆 和久井美兎 並木塔子 西本竜樹 市川洋 ケイチャン 豊岡んみ 森羅万象 |
撮影 | 岡村浩代 |
編集 | 鷹野朋子 |
配給 | オーピー映画 |
公開 | 2023年11月29日 |
上映時間 | 76分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『モーテル303』(motel303)は、小関裕次郎監督の日本映画[1][2]。2023年11月29日劇場公開。
概要
[編集]「OP PICTURES+フェス2023」作品の1本として劇場公開[2][3]。2023年11月29日劇場公開。映画文化を愛し、映画評コラムも連載する宍戸里帆待望のピンク映画初出演作。脚本の小松にとっては101本目のピンク映画脚本作となる。
モーテル内(303号室とバックヤード)だけで物語が進むワンシチュエーションラブストーリー[4]。全体の8割は303号室内で進む[4]。ワンセットものをやりたいという小関の構想から開始、ピンク映画にありがちなドラマと濡れ場の分断をシームレスにすることを心掛けた[4]。小関は室内のシーンだけでは飽きが来ると考え、照明や色温度の調整、レンズにグリースを塗るオイルワークなどの技法を使用した。
宍戸は試写会の後、「おっぱいをとても綺麗に撮って頂いて感激」と感想をツイートした[5]。
2024年7月12日、R18編集したのち『ラブホ肉欲密会 揺れて揺さぶる5分前』として成人映画館で公開[6]。
ストーリー
[編集]古書店経営の佐藤一郎は、客として訪れた鈴木咲に声をかけ、不倫を楽しむ間柄となる。2人は世間体を気にして隠れ家のようなモーテルの同じ部屋で定期的に逢瀬を楽しんでいた。その日もサービスタイムを利用してモーテルに来た2人だったが、トラブルが巻き起こる。
登場人物
[編集]- 鈴木咲
- 演 - 宍戸里帆
- 本が好きな人妻。佐藤一郎とは不倫関係。
- 台本上ではラストシーンの退室時に北原白秋『さすらいの詩』を歌うシーンがあったが、ラストシーンでの表情がよかったことから撮影せず終了した。演じた宍戸はせっかく覚えてきたのにと、残念がったという[4]。
- 佐藤一郎
- 演 - 西本竜樹
- 古書店店主。鈴木咲と不倫関係。老いを感じており、咲にいつ別れを切り出そうか悩む[4]。R15版ではおかしみを強調しており、R18版のラストシーンの後、頭の上からたらいが落ちてくるシーンがある[4]。監督の小関によると、エロを求めるR18版の観客向けにはやりすぎたと感じカットした[4]。
- 佐藤文
- 演 - 和久井美兎
- 一郎の娘。
- 佐藤茜
- 演 - 並木塔子
- 一郎の妻。
- 鈴木道雄
- 演 - 市川洋
- 咲の夫。
- 有働康雄
- 演 - ケイチャン
- 飯塚愛
- 演 - 豊岡んみ
- 最上旭
- 演 - 森羅万象
スタッフ
[編集]- 監督:小関裕次郎
- 脚本:小松公典
- 撮影:岡村浩代
- 照明:金子秀樹
- 録音:西岡正巳
- 整音:佐藤祥子
- 美術:高木翔
- メイク:ビューティ★佐口
- 選曲:佐藤祥子
- 編集:鷹野朋子
- 助監督:赤羽一真
- 監督助手:高木翔
- 撮影助手:當銘風花
- スチール:本田あきら
- 協力:高橋義仁、鶴崎直樹、ナックイメージテクノロジー[6]、アマナフォトグラフィ[6]
- 仕上げ:東映ラボ・テック[6]
- 制作:鯨屋商店[6]
- 提供:オーピー映画
脚注
[編集]- ^ “モーテル303”. 映画.com (2023年10月13日). 2023年10月14日閲覧。
- ^ a b “R15ピンク映画の祭典〈OP PICTURES+フェス2023〉、全16作を上映”. キネマ旬報WEB (2023年10月19日). 2023年10月21日閲覧。
- ^ “R15+ピンク映画の祭典「OPフェス」11月開催、全ラインナップ16本発表”. 映画ナタリー (2023年10月13日). 2023年10月14日閲覧。
- ^ a b c d e f g キネマ旬報社『キネマ旬報』2024年8月号160頁
- ^ “ここだけの話…私は一足先に試写で完成した作品を見たんですけど、おっぱいをとても綺麗に撮って頂いて感激しました…!!!大きなスクリーンでおっぱいを堪能出来るまたと無い機会です!是非!!!”. 宍戸 里帆@shishido_riho (2023年10月31日). 2023年10月31日閲覧。
- ^ a b c d e “ラブホ肉欲密会 揺れて揺さぶる5分前”. www.pg-pinkfilm.com (2024年7月12日). 2024年8月4日閲覧。