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モーニング娘。まるっと20年スペシャル!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モーニング娘。まるっと20年スペシャル!
ジャンル 音楽番組
演出 広部公一
出演者 モーニング娘。
つんく♂
ナレーター 松岡茉優(語り)
高山哲哉(朗読)
製作
プロデューサー 小室玲子
制作 NHK BSプレミアム
放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間2018年3月31日
放送時間土曜 23:45 - 日曜 4:25(土曜深夜)
放送分280分
回数1
番組表検索結果詳細
モーニング娘。まるっと20年スペシャル! (updated)
出演者娘。ウラトーク(副音声)担当
飯田圭織
矢口真里
吉澤ひとみ
辻希美
高橋愛
新垣里沙
道重さゆみ
田中れいな
譜久村聖
石田亜佑美
小田さくら
牧野真莉愛
放送期間2018年5月6日5日深夜)
放送時間日曜 0:45 - 5:45(土曜深夜)
放送分300分
回数1
番組表検索結果詳細
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モーニング娘。まるっと20年スペシャル!』(モーニングむすめ まるっとにじゅうねんスペシャル)は、NHK BSプレミアム2018年3月31日に放送されたモーニング娘。の特集番組である。ここでは、再放送版の『モーニング娘。まるっと20年スペシャル! (updated)』( - アップデーティッド、以下『(updated)』)についても解説する。

概要

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結成・デビュー20周年を迎えたモーニング娘。メジャーデビュー曲から番組放送時点での最新シングルまでを、NHKの音楽番組(主に『ポップジャム』、『MUSIC JAPAN』)のアーカイブと、プロデューサーであるつんく♂のインタビューを交えて放送する番組[1][2]

2014年3月30日に放送された『モーニング娘。55スペシャル!』(以下、『55SP』)に続くNHK BSプレミアムでのモーニング娘。を特集した番組であるが、『55SP』では当時の最新シングルからデビュー曲まで遡るように紹介されていたのに対し、この番組ではデビュー曲から始まって最新曲へ進むように紹介されている。

当時のアーカイブ映像だけではなく、この番組のために新たに収録されたパフォーマンス映像も放送[1][2]

2018年5月6日5日深夜)には、OGと現役の一部メンバーによる「娘。ウラトーク」(ステレオ解説放送による副音声)と、楽曲のアーカイブ映像を追加した『(updated)』が放送された[3]

出演者

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モーニング娘。
楽曲が発売された当時のアーカイブ映像と、現役メンバーによって新たに収録されたパフォーマンス映像で出演。
『(updated)』ではOGと現役の一部メンバーが副音声の「娘。ウラトーク」を担当。
つんく♂
モーニング娘。総合プロデューサー(2014年まで)→サウンドプロデューサー(2015年より)[4]。喉頭癌による声帯摘出後のため、インタビューはパソコンによる文字入力という形で答えている。
松岡茉優
女優。ナレーションを担当。熱烈なモーニング娘。のファンで、2016年3月20日に開催された『Hello! Project ひなフェス 2016』では、モーニング娘。'16のセンター「まゆまゆ」としてサプライズ出演を果たしている[5]
高山哲哉
NHKアナウンサーで、NHK放送研修センター・日本語センター所属(出向)[6]。つんく♂のインタビュー文を朗読。つんく♂とは、東京アナウンス室在籍時に『ポップジャム』(2003年度 - 2004年度)で共同司会を務めている。

放送内容

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デビュー曲から順に放送。特に表記がなければ楽曲が発売された当時のモーニング娘。によって披露された映像。

  1. モーニングコーヒー(1998年)
  2. サマーナイトタウン(1998年)
  3. 抱いてHOLD ON ME!(1998年)
  4. Memory 青春の光(1999年)
  5. 真夏の光線(1999年)
  6. ふるさと(1999年)
  7. LOVEマシーン(1999年)
  8. 恋のダンスサイト(2000年)
  9. ハッピーサマーウェディング(2000年)
  10. I WISH(2000年)
  11. 恋愛レボリューション21(2000年)
  12. ザ☆ピ〜ス!(2001年)
  13. Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜(2001年)
  14. そうだ! We're ALIVE(2002年)
  15. Do it! Now(2002年)
  16. ここにいるぜぇ!(2002年)
  17. モーニング娘。のひょっこりひょうたん島(2003年)
  18. AS FOR ONE DAY(2003年)
    • つんく♂は、この曲の紹介の際、保田圭について触れており、「保田は『歌』の面でグループを支えてくれたメンバー」と評している。
  19. シャボン玉(2003年)
    • この曲についてつんく♂は、西城秀樹の「ジャガー」のオマージュであると述べている。
  20. Go Girl 〜恋のヴィクトリー〜(2003年)
  21. 晴れ 雨 のち スキ♡(2003年) / モーニング娘。さくら組 - 『(updated)』のみ
  22. 愛の園 〜Touch My Heart!〜(2003年) / モーニング娘。おとめ組 - 『(updated)』のみ
  23. 愛あらばIT'S ALL RIGHT(2004年)
  24. 浪漫 〜MY DEAR BOY〜(2004年)
  25. 女子かしまし物語(2004年)
  26. 涙が止まらない放課後(2004年)
    • 紺野あさ美がメインボーカルおよびセンターの楽曲。つんく♂は「レコーディングに回数をかけなかったが、一度レコード会社に送ったものを『これは勘弁してくれ』と返されたので、後で聴いたところ、とんでもない歌になっていた」と述べている。
  27. THE マンパワー!!!(2005年)
  28. 大阪 恋の歌(2005年)
    • 矢口真里も歌唱メンバーとして参加しているが、発売前に脱退したため、矢口抜きでの収録となっている。
  29. 色っぽい じれったい(2005年)
  30. 直感2 〜逃した魚は大きいぞ!〜(2005年)
  31. SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜(2006年)
  32. Ambitious! 野心的でいいじゃん(2006年)
  33. 歩いてる(2006年)
    • つんく♂はこの曲を「企画色を薄めて勝負した楽曲で、『ふるさと』の進化版。『ふるさと』で描けなかった情景を描いた楽曲です」と述べている。
  34. 笑顔YESヌード(2007年)
  35. 悲しみトワイライト(2007年)
  36. 女に 幸あれ(2007年)
  37. みかん(2007年)
  38. リゾナント ブルー(2008年)
  39. ペッパー警部(2008年)
  40. 泣いちゃうかも(2009年)
  41. しょうがない 夢追い人(2009年)
    • つんく♂はこの曲を、「どうしようもない彼氏のことを歌っているような曲だけど、実はメンバーの心の叫びだったように思うんです」と述べている。
  42. なんちゃって恋愛(2009年)
  43. 気まぐれプリンセス(2009年)
  44. 女が目立って なぜイケナイ(2010年)
  45. 青春コレクション(2010年)
  46. 女と男のララバイゲーム(2010年)
  47. まじですかスカ!(2011年)
  48. Only you(2011年)
    • 光井愛佳は当時足を負傷していたが、椅子に寄りかかる形で共にパフォーマンスを行った。なお、光井がNHKの番組でパフォーマンスを行ったのはこの曲が最後となった[注 1]
  49. この地球の平和を本気で願ってるんだよ!(2011年)
  50. ピョコピョコ ウルトラ(2012年)
  51. 恋愛ハンター(2012年)
  52. One・Two・Three(2012年)
  53. ワクテカ Take a chance(2012年)
  54. Help me!!(2013年)
  55. ブレインストーミング(2013年)
  56. わがまま 気のまま 愛のジョーク(2013年)
    • 無印としてのモーニング娘。名義では最後となる楽曲。
  57. 『モーニング娘。55スペシャル!』メドレー / モーニング娘。'14[注 2]
    • モーニング娘。'14 スペシャルライブ Other A-side Singles Medley
    1. 笑顔の君は太陽さ(2014年) / モーニング娘。'14
    2. 君の代わりは居やしない(2014年) / モーニング娘。'14
    3. The 摩天楼ショー(2012年) / モーニング娘。'14
    4. 君さえ居れば何も要らない(2013年) / モーニング娘。'14
    5. 愛の軍団(2013年) / モーニング娘。'14
  58. What is LOVE?(2014年)
  59. Password is (2014年)
  60. 時空を超え 宇宙を超え(2014年)
  61. TIKI BUN(2014年)
  62. 見返り美人(2014年)
    • モーニング娘。初となる演歌。作詞は石原信一、作曲は弦哲也で、モーニング娘。がNHKの音楽番組で披露したオリジナル楽曲としては初となる、つんく♂が作詞・作曲に関わらない楽曲である。『NHK歌謡コンサート』からの映像で、生演奏でのパフォーマンス。
  63. シャボン玉(2003年) / モーニング娘。'14 - 『(updated)』のみ
  64. 青春小僧が泣いている(2015年)
  65. Oh my wish!(2015年)
  66. スカッと My Heart(2015年) - 『(updated)』のみ
  67. 雨の降らない星では愛せないだろう?(2009年) / モーニング娘。'15[注 3] - 『(updated)』のみ
  68. One and Only(2015年)
  69. One Two Three (updated)(2013年) / モーニング娘。'15 - 『(updated)』のみ
  70. Tokyoという片隅(2016年) / モーニング娘。'17
    • 映像は2017年12月に収録されたもの。14人体制[注 4]で披露している。
  71. 泡沫サタデーナイト!(2016年)
    • うたコン』の映像で、生演奏でのパフォーマンス。赤い公園の津野米咲が作詞と作曲を手掛けている。
  72. そうじゃない(2016年)
    • つんく♂はこの曲のことを「『決めつけ』に対する反発の曲」と述べている。
  73. ジェラシー ジェラシー(2017年)
  74. 邪魔しないで Here We Go!(2017年)
  75. 若いんだし!(2017年)
  76. モーニングコーヒー(20th Anniversary Ver.)(2018年) / モーニング娘。'18[注 7]
    • モーニング娘。20th(初期メンバー5人[注 8]とモーニング娘。'18によるコラボレーションユニット)の楽曲だが、初期メンバー5人は参加せず、現役メンバー13人で披露。
  77. ENDLESS SKY(2015年) / モーニング娘。'18
    • 番組のフィナーレを飾る楽曲。現役メンバー13人で披露。

再放送版『(updated)』

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娘。ウラトーク(副音声)

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『(updated)』で追加されたモーニング娘。のOGと現役の一部メンバーによる「娘。ウラトーク」(ステレオ解説放送による副音声)。

20年間を6つに分けて2人1組で担当。序盤は楽曲がフルコーラスで披露されていたため1曲あたりの時間が長く、担当する年数が短くても放送時間に差はない。

1998年・1999年・2000年
飯田圭織矢口真里が担当。
2001年・2002年・2003年・さくら組・おとめ組
吉澤ひとみ辻希美が担当。
2004年・2005年・2006年・2007年
高橋愛新垣里沙が担当。
2008年・2009年・2010年・2011年・2012年
道重さゆみ田中れいなが担当。
2013年・『モーニング娘。55スペシャル!』メドレー・2014年
譜久村聖石田亜佑美が担当。
2015年・2016年・2017年・2018年
小田さくら牧野真莉愛が担当。

追加された楽曲

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『(updated)』で追加された楽曲のアーカイブ映像。

モーニング娘。さくら組のパフォーマンス
2003年9月に放送された『ポップジャム』より。「晴れ 雨 のち スキ♡」(2003年)を披露。
モーニング娘。おとめ組のパフォーマンス
同じく2003年9月に放送された『ポップジャム』より。「愛の園 〜Touch My Heart!〜」(2003年)を披露。
道重さゆみの『MUSIC JAPAN』でのラストパフォーマンス
2014年10月に放送された『MUSIC JAPAN』より。道重がモーニング娘。として初めて参加した「シャボン玉」(2003年)をモーニング娘。'14[注 2]として披露。石川梨華のセリフ部分は道重が担当。
『スカッと My Heart』を披露
2015年8月22日に放送された『ヒャダインの"ガルポプ!"』のテレビ放送作品『ガルポプ!ワンダーランド〜いまキてる!激アツ女子の2015・夏』より。「スカッと My Heart」(2015年)を披露。
広島で楽曲を披露
2015年8月4日に放送された『いのちのうた』より。「雨の降らない星では愛せないだろう?」(2009年)をモーニング娘。'15[注 3]として披露。
鞘師里保のラストパフォーマンス
2015年12月に放送された『MUSIC JAPAN』より。「One Two Three (updated)」(2013年)をモーニング娘。'15として披露。

脚注

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注釈

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  1. ^ 楽曲への参加は、「恋愛ハンター」が最後となっている。
  2. ^ a b 道重さゆみ譜久村聖生田衣梨奈鞘師里保鈴木香音飯窪春菜石田亜佑美工藤遥佐藤優樹小田さくら
  3. ^ a b 譜久村聖、生田衣梨奈、鞘師里保、鈴木香音、飯窪春菜、石田亜佑美、工藤遥、佐藤優樹、小田さくら、牧野真莉愛野中美希尾形春水羽賀朱音
  4. ^ 譜久村聖、生田衣梨奈、飯窪春菜、石田亜佑美、工藤遥、佐藤優樹、小田さくら、牧野真莉愛、野中美希、尾形春水、羽賀朱音、加賀楓横山玲奈森戸知沙希
  5. ^ 佐藤は当時、椎間板ヘルニアによりレコーディングには不参加であった。
  6. ^ 中澤裕子矢口真里高橋愛道重さゆみ
  7. ^ 譜久村聖、生田衣梨奈、飯窪春菜、石田亜佑美、佐藤優樹、小田さくら、牧野真莉愛、野中美希、尾形春水、羽賀朱音、加賀楓、横山玲奈、森戸知沙希。
  8. ^ 中澤裕子石黒彩飯田圭織安倍なつみ福田明日香

出典

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  1. ^ a b モーニング娘。デビュー20周年!これまでのシングル曲20年分を一挙放送 モーニング娘。まるっと20年スペシャル!”. NHK_PR (2018年3月8日). 2018年11月24日閲覧。
  2. ^ a b モーニング娘。まるっと20年スペシャル!”. NHKクロニクル. 2018年11月24日閲覧。
  3. ^ モーニング娘。まるっと20年スペシャル! (updated)”. NHKクロニクル. 2018年11月24日閲覧。
  4. ^ ““カリスマプロデューサー”退任…自ら進めていた「脱つんく♂」”. 東スポWeb (東京スポーツ新聞社). (2015年9月11日). https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/129750 2018年11月24日閲覧。 
  5. ^ “モーニング娘。に松岡茉優加入!? ドラマ「おこだわり」で夢の共演”. 音楽ナタリー. (2016年3月20日). https://natalie.mu/music/news/180510 2018年11月24日閲覧。 
  6. ^ 高山哲哉”. NHK アナウンス室. 2018年11月24日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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