ヤマキチョウ
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ヤマキチョウ | ||||||||||||||||||||||||
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ヤマキチョウ
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保全状況評価 | ||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | ||||||||||||||||||||||||
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Gonepteryx rhamni (Linnaeus, 1758) | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ヤマキチョウ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
The Brimstone, The Sulphur | ||||||||||||||||||||||||
亜種 | ||||||||||||||||||||||||
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ヤマキチョウ(山黄蝶 Gonepteryx rhamni)は、シロチョウ科に分類されるチョウのひとつ。
概要
[編集]近縁種スジボソヤマキチョウに似るが、それよりやや大きく翅の縁がピンク色になる。前翅の先端がかぎ状にとがるが、スジボソヤマキより突出が弱い。
内陸性だが森林にはあまりおらず、乾燥した高原地帯で見られる。スジボソヤマキよりは明るい場所を好む傾向がある。
幼虫の食草はクロツバラのみ。年一化で、初夏から夏に発生した個体はそのまま越冬するが、成虫がとくによく見られるのは7月・8月。
なお、蝶を表す英単語「butter fly」は本種を見た昆虫学者が「バターのような羽」とたとえて名付けた。
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Gonepteryx rhamni ♂
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Gonepteryx rhamni ♂ △
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Gonepteryx rhamni ♀
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Gonepteryx rhamni ♀ △
分布
[編集]岩手県・青森県・長野県・山梨県の一部。東北地方での生息範囲はこれより広かったが、現在は絶滅したとされる。
国外ではユーラシア大陸に分布。
2020年3月23日に青森県で絶滅の恐れがある野生生物を分類したレッドデータブックを10年ぶりに改訂。「最重要希少野生生物(Aランク)」だったカトリヤンマとヤマキチョウが新たに絶滅扱いになった。[1]
保全状況評価
[編集]- Gonepteryx rhamni maxima (Butler)
絶滅危惧IB類 (EN)(環境省レッドリスト)
2007年の環境省レッドリストでは絶滅危惧II類であったが、2012年には絶滅危惧IB類に指定された。
参考文献
[編集]- 牧林功解説、青山潤三写真『日本の蝶』成美堂出版〈ポケット図鑑〉、1994年。ISBN 4-415-08045-6。
- 日本環境動物昆虫学会編 編『チョウの調べ方』今井長兵衛・石井実監修、文教出版、1998年。ISBN 4938489112。OCLC 170389984。
脚注
[編集]- ^ 「青森県レッドデータブック(2020年版)について」更新日付:2020年3月23日 自然保護課