ヤモリ下目
表示
ヤモリ下目 | |||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
分類 | |||||||||||||||||||||
| |||||||||||||||||||||
学名 | |||||||||||||||||||||
Gekkota Camp, 1923 |
ヤモリ下目 Gekkota は有鱗目の下位分類群の一つ。他のトカゲ類と比べ夜行性種が多いことが特徴である。チビヤモリ科には有羊膜類では最小と考えられる種が含まれる[1]。
分類
[編集]- Pygopodoidea
- イシヤモリ科 Diplodactylidae - 25属130種
- ヒレアシトカゲ科 Pygopodidae - 7属44種
- カワリオヤモリ科 Carphodactylidae - 7属30種
- Gekkonoidea
- トカゲモドキ科 Eublepharidae - 6属30種
- チビヤモリ科 Sphaerodactylidae - 約12属210種
- ユビワレヤモリ科 Phyllodactylidae - 10属134種
- ヤモリ科 Gekkonidae - 約55属1000種
化石種
[編集]中生代の化石は主にアジア、新生代の化石は主にヨーロッパから産出している。現生科に属しないと考えられる化石属は次のようなものがある[1]。
- Cretaceogekko - ミャンマー、白亜紀前期
- Hoburogekko - ゴビ砂漠、白亜紀前期
- Gobekko - ゴビ砂漠、白亜紀後期
- Laonogekko - フランス、始新世
- Rhodanogekko - フランス、始新世
- Cadurcogekko - フランス、始新世から漸新世
系統
[編集]次のような系統樹が得られている[3]。
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ヤモリ下目自体は、フタアシトカゲ科 Dibamidae を除く他の有鱗目(Autarchoglossa)の姉妹群となる。
脚注
[編集]- ^ a b c d Daza, Juan D., Aaron M. Bauer, and Eric D. Snively (2014). “On the fossil record of the Gekkota”. The Anatomical Record 297 (3): 433-462. doi:10.1002/ar.22856.
- ^ 次世代ミトコンドリアゲノミクスによるヤモリ類の系統解析
- ^ Pyron, R. Alexander, Frank T. Burbrink, and John J. Wiens. (2013). “A phylogeny and revised classification of Squamata, including 4161 species of lizards and snakes”. BMC evolutionary biology 13 (1): 93. doi:10.1186/1471-2148-13-93.