ヤングガン2
この記事は英語版の対応するページを翻訳することにより充実させることができます。(2020年11月) 翻訳前に重要な指示を読むには右にある[表示]をクリックしてください。
|
ヤングガン2 | |
---|---|
Young Guns II | |
監督 | ジェフ・マーフィー |
脚本 | ジョン・フスコ |
製作 |
アービー・スミス ポール・シッフ |
製作総指揮 |
ジェームズ・G・ロビンソン ジョー・ロス ジョン・フスコ |
出演者 |
エミリオ・エステベス キーファー・サザーランド ルー・ダイアモンド・フィリップス クリスチャン・スレーター |
音楽 | アラン・シルヴェストリ |
撮影 | ディーン・セムラー |
編集 | ブルース・グリーン |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
1990年8月1日 1990年11月2日 |
上映時間 | 104分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
興行収入 | $44,143,410[1] |
前作 | ヤングガン |
『ヤングガン2』(Young Guns II)は、1990年にアメリカで製作された西部劇映画。上映時間106分。映画『ヤングガン』の続編にあたる。ビリー・ザ・キッドとその仲間たちの最期を描く。公開は1990年11月。
前作の続編ではあるが、前作では無名のアウトローが鳴り物入りのアウトローになるまでを描いていたのに対し、本作品では成り上がったビリーが追い詰められて死に行く様子を描いている。過去作品に見られる脱獄シーンなどは再現され、『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』でも使われた便所の隠し拳銃、小銭を詰めた散弾銃での射殺などがオマージュ的要素となっている。
デイヴ・ルダボウが、ビリーの仲間にいたことは不明である。1879年3月、ビリーはニューメキシコ準州知事にして小説『ベン・ハー』の著者でもあるルー・ウォーレスと極秘に会見し、説得されたうえで投降した。しかし、期待していた恩赦は受けられそうになく、6月には留置所を脱走した。
ストーリー
大いなる西部開拓時代が終焉を告げようとしていた。馬に揺られて旅して来た老人が待ちうけていると、ハイウェイを車でやって来た弁護士のチャールズ(ブラッドリー・ウィットフォード)が駆けつける。老人は余命いくばくもない今、ビリー・ザ・キッドの死の真実を伝えたいと、自身の過去を語り始める。
1878年、ニューメキシコ南部。リンカーン郡戦争を生き延びたビリー・ザ・キッド(エミリオ・エステベス)は伝説のアウトローとなり、その首に賭けられた50ドルを狙う賞金稼ぎや軍隊に追われる日々を送っていた。仲間のデイヴ・ルダボウ(クリスチャン・スレーター)やパット・ギャレット(ウィリアム・ピーターセン)と行動をともにしていたが、根城であるフォート・サムナーの町まで軍隊の追跡は及んでいた。一方、“警備団”一の教養人のドク(キーファー・サザーランド)は足を洗ってニューヨークで子供たちの教師をしているところを捕まり、留置所で仲間のチャベス(ルー・ダイアモンド・フィリップス)と再会する。ビリーたちは2人を助け農夫のヘンドリー(アラン・ラック)やビリーに憧れる孤児のトム(バルサザール・ゲティ)が仲間入りするが、ビリーの無軌道さに愛想をつかしたパットは彼から去っていく。その結果、5人になった“警備団”は牧場王の異名をもつ権力者ジョン・チザム(ジェームス・コバーン)に脅しをかけるが、そのためにチザムとウォーレス知事(スコット・ウィルソン)は手を組み、ビリー抹殺に本腰を入れる。彼らがビリー抹殺のためにリンカーン郡の保安官に任命したのは、パット・ギャレットだった。
キャスト
役名 | 俳優 | 日本語吹替 | |
---|---|---|---|
VHS版 | フジテレビ版 | ||
ビリー・ザ・キッド | エミリオ・エステベス | 山寺宏一 | 高嶋政伸 |
ブラッシー・ビル・ロバーツ | 石田太郎 | ||
ドク・スカーロック | キーファー・サザーランド | 田中秀幸 | 江原正士 |
チャベス・Y・チャベス | ルー・ダイアモンド・フィリップス | 大塚芳忠 | 中多和宏 |
デイヴ・ルダボウ | クリスチャン・スレーター | 堀内賢雄 | 真地勇志 |
パット・ギャレット | ウィリアム・ピーターセン | 大塚明夫 | |
ヘンドリー・フレンチ | アラン・ラック | 大滝進矢 | |
トム | バルサザール・ゲティ | 関俊彦 | 中原茂 |
ジョン・チザム | ジェームズ・コバーン | 小林清志 | 内海賢二 |
ルー・ウォーレス知事 | スコット・ウィルソン | 大木民夫 | |
アシュマン・アップソン | ジャック・キーホー | 緒方賢一 | |
ジョン・W・ポー | ヴィゴ・モーテンセン | 若本規夫 | |
ジェーン・グレートハウス | ジェニー・ライト | 高島雅羅 | 一城みゆ希 |
ライナーソン検事 | R・D・コール | 池田勝 | 荒川太郎 |
ボブ・オリンジャー | レオン・リッピー | 有本欽隆 | 広瀬正志 |
ベル | トム・カーランダー | 島田敏 | 安西正弘 |
カーライル | ロバート・ネッパー | 西村知道 | 古田信幸 |
ビーヴァー・スミス | トレイシー・ウォルター | 島香裕 | 石森達幸 |
チャールズ・ファーレン | ブラッドリー・ウィットフォード | 牛山茂 | 伊藤栄次 |
エキストラ | ジョン・ボン・ジョヴィ[2] | ||
日本語版スタッフ | |||
演出 | 春日正伸 | ||
翻訳 | 飯嶋永昭 | ||
調整 | 栗林秀年 | ||
効果 | 山本洋平 | ||
制作 | ムービーテレビジョン |
- フジテレビ版:初回放送1995年2月4日『ゴールデン洋画劇場』
※2019年8月7日にキングレコードから発売されたDVD/BDには、2種類の吹き替えが収録されている。
スタッフ
- 監督:ジェフ・マーフィー
- 製作:アービー・スミス、ポール・シフ
- 製作総指揮:ジェームズ・G・ロビンソン、ジョー・ロス
- 製作総指揮:脚本:ジョン・フスコ
- 撮影:ディーン・セムラー
- 音楽:アラン・シルヴェストリ
- 歌:ジョン・ボン・ジョヴィ
脚注
- ^ “Young Guns II (1990)” (英語). Box Office Mojo. Amazon.com. 2010年3月31日閲覧。
- ^ カメオ出演