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ヤンターリ‐4K2M

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヤンターリ-4K2M
所属 ロシアの旗 ロシア
主製造業者 TsSKBプログレス
運用者 GRU
状態 運用中
目的 偵察衛星
先代 ヤンターリ-4K2
同型機
打ち上げ数 10
運用中 0
退役済み数 10
喪失・失敗数 0
初打ち上げ 2004年9月24日 (コスモス2410号)
最終打ち上げ 2015年6月5日 (コスモス2505号)
衛星バス ヤンターリ
軌道要素
軌道 低軌道
搭載機器
フィルムカメラ
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ヤンターリ-4K2M (ロシア語: Янтарь[注釈 1])はロシア偵察衛星。現在も運用されているヤンターリ系の衛星である。コバルト-Mとも呼ばれる。他のヤンターリ系衛星と同じくデジタルカメラではなくフィルムカメラが利用されており、写真の質の向上を可能にしている。欠点としてはフィルムは地球に簡単には戻せないため、輸送に特別な方法が必要な点が上げられる。

ヤンターリ-4K2Mはヤンターリ-4K2の能力向上方であり、2004年にコスモス2410英語版として初打ち上げが行われた。この衛星はミッション中の3個のフィルムを地球に帰還させた。最初の2個はSpK(Spuskayemaya Kapsula)と呼ばれるフィルム回収缶で行われ、最後の1個は衛星の特別機器モジュールで回収された[1][2][3][4]

一覧

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衛星 打ち上げ日[4] 着陸日[4] 期間
コスモス2410号 2004年9月24日 2005年1月10日 108日
コスモス2420号 2006年5月3日 2006年7月19日 76日
コスモス2427号 2007年6月7日 2007年8月23日 76日
コスモス2445号 2008年11月14日 2009年2月23日 101日
コスモス2450号 2009年4月29日 2009年7月27日 89日
コスモス2462号 2010年8月10日 2010年7月21日 102日
コスモス2472号英語版 2011年6月27日 2011年10月24日 119日
コスモス2480号英語版 2012年5月17日 2012年9月24日 130日
コスモス2495号 2014年5月6日 2014年9月2日 119日
コスモス2505号[5] 2015年6月5日[5] 2015年9月17日 104日

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注釈

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  1. ^ ヤンターリは琥珀の意

参照

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  1. ^ Podvig, Pavel (2005年11月23日). “Kobalt-M and other reconnaissance satellites”. Russian Strategic Nuclear Forces. 2013年5月9日閲覧。
  2. ^ Podvig, Pavel; Zuang, Hui (2008). Russian and Chinese Responses to US Military Plans in Space. Cambridge, MA: American Academy of Arts and Sciences. ISBN 0-87724-068-X. http://www.amacad.org/publications/militarySpace.pdf 
  3. ^ Krebs, Gunter. “Yantar-4K2M (Kobalt-M, 11F695M ?)”. Gunter's Space Page. 2012年6月1日閲覧。
  4. ^ a b c Zak, Anatoly (2012年9月28日). “Kobalt-M satellite”. Russian Space Web. 2013年5月9日閲覧。
  5. ^ a b Russia conducts surprise Soyuz 2-1A launch carrying Kobalt-M NASASpaceFlight.com