ヤンバルツルハッカ
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ヤンバルツルハッカ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Leucas mollissima Wall. ex Benth. var. chinensis Benth. | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
ヤンバルツルハッカ |
ヤンバルツルハッカ (山原蔓薄荷、Leucas mollissima var. chinensis)は、シソ科ヤンバルツルハッカ属に属する植物。やや這い、白い花をつける。別名ヤンバルクルマバナ。
特徴
[編集]多年生草本で、全体に白い柔毛を密生する[1]。茎は基部近くで分枝して先端に向けて散開、または匍匐して長さ20-60cmになる。茎の断面は四角形で径1-2mm。
葉はやや厚みがあり、卵形から卵円形で長さ1-3.5cmで先端は丸いかやや尖り、基部は広いくさび形。左右に3-5個の先端が尖った丸い鋸歯があり、2-3の側脈があって細脈ははっきりしない。
花は葉腋ごとに輪生に生じ、互いに離れる。一つの輪生花序に花は2-8個含まれる。苞は線形でごく小さく、花には柄がほとんど無い。萼筒は狭い円筒状釣鐘形で長さ4-5mm、10脈あって歯片も10。花冠は白くて長さ約1cm、白い柔毛を密生する。
分布
[編集]トカラ列島以南の南西諸島に産し、国外では台湾と南中国からも知られる。
生育環境
[編集]日当たりの良い原野や道ばたに生える[2]。
出典
[編集]参考文献
[編集]- 初島住彦 『琉球植物誌』 沖縄生物教育研究会、1975年、追加・訂正版
- 池原直樹、『沖縄植物野外活用図鑑 第5巻 低地の植物』、(1979)、新星図書