ヤン・ユリウス・ローデウェイク・ドイフェンダック
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ヤン・ユリウス・ローデウェイク・ドイフェンダック(Jan Julius Lodewijk Duyvendak, 1889年 - 1954年)は、オランダの中国学者。商君書の翻訳および老子道徳経の研究で知られる[1]。
生涯
[編集]1910年よりライデン大学で中国語を学び、1912年から1918年まで北京のオランダ公使館で研修通訳官を務めた[2]。1919年にライデン大学講師に就き、1930年に中国語の教授に任命された。教授就任に先立って1928年3月に修士課程と博士課程を卒業し、同年12月に博士論文『商君書、法家の古典的文献』[# 1]を発表[2]。
著作物
[編集]- The Book of Lord Shang, Chicago: University of Chicago Press, 1928
- Tao Te Ching, The Book of the Way and Its Virtue, London: John Murray, 1954
注釈
[編集]- ^ The Book of Load Shang. A classic of the Chinese school of law.
出典
[編集]- ^ Demiéville, Paul (1954). “J.J.L. Duyvendak (1889-1954)”. T'oung Pao 43.
- ^ a b Boot, W.J.「ライデンにおける東アジア研究の由来と発展、1830-1945」『東アジア文化交渉研究』別冊4号、関西大学、56-58頁。