ヤン・ヨセフ・スワガー
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ヤン・ヨセフ・スワガー(Jan Josef Švagr、1885年 - 1969年)は、チェコ出身の建築家。1923年に同じくチェコ人建築家のアントニン・レーモンドの設立した米国建築会社の一員として来日したとされ、主に日本で多くの作品を残す。戦禍のため、1941年4月に中南米に渡った。姓「Švagr」の発音は、チェコ語ではシュヴァグルである。
主な作品
[編集]- 紅蘭女学校(現横浜雙葉中学校・高等学校、横浜市中区、1925年?、焼失)
- カトリック山手教会(横浜市中区、1933年)
- カトリック福岡司教館(福岡県福岡市、1933年)
- 聖路加国際病院(東京都中央区、1933年)
- セント・ジョセフ・インターナショナル・カレッジ講堂兼体育館(横浜市中区、1934年、解体)
- イエズス会無原罪聖母修道院(東京都練馬区、1934年)
- マルグリット・ブールジョワ・センター(旧ノートルダム修道院、現桜の聖母短期大学、福島県福島市、1935年建設、2012年解体[1])
- 神戸モスク(神戸市中央区、1935年)
- E.V.バーナード邸(横浜市中区、1937年)
- 保土ヶ谷カトリック教会(横浜市保土ヶ谷区、1938年)
- トラピスト修道院増築(北海道石狩郡当別町、1938年)
- ヘルム・ハウス・アパートメント(横浜市中区、1938年、解体)
- カトリック豊中教会(大阪府豊中市、1939年)
出典
[編集]- ^ 速水, 清孝「東日本大震災に伴う福島県の建築物の公費解体と修理補助について」『日本建築学会技術報告集』第20巻第44号、2014年2月20日、364頁、doi:10.3130/aijt.20.363、ISSN 1881-8188。