ユダヤ・サマリア地区
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ユダヤ・サマリア地区 יהודה ושומרון اليهودية والسامرة | |
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位置 | |
ユダヤ・サマリア地区の位置 | |
行政 | |
国 | イスラエル |
地区 | ユダヤ・サマリア地区 |
中心都市 | マアレ・アドゥンミーム |
最大都市 | マアレ・アドゥンミーム |
人口動態 (2016年[1]現在) | |
人口 | 399,300 人 |
等時帯 | 世界標準時 (UTC+2) |
夏時間 | 夏時間 (UTC+3) |
ユダヤ・サマリア地区(ユダヤ・サマリアちく、ヘブライ語: יהודה ושומרון、アラビア語: اليهودية والسامرة)は、イスラエルがヨルダン川西岸地区(ウェストバンク)のC地区(イスラエルが行政権を確保している地区)に設置した行政区画である[要検証 ]。
日本語では「ジュデア・サマリア[2][3]」「ユダ・サマリア[4]」と表記することもある。
概要
[編集]1967年、イスラエルは第三次中東戦争で大勝し、ヨルダン川西岸地区を全て占領した。イスラエル国防軍は12月17日、イスラエル国防軍軍律・命令187号で「ユダヤ・サマリア(地区)」を「(ヨルダン川)西岸地区」に代わる行政名とすることを布告した。
1968年7月22日、アラビア語地名をヘブライ語に置き換えるために設けられた「政府命名委員会」で、「ユダヤ・サマリア地区」が正式に採用された。
イスラエルのヨルダン川西岸地区占領は、国際連合安全保障理事会決議242で無効とされ、現在も大多数の国では認められていない。そのため、国際連合及び日本を含め、イスラエルの領有権を公認していない国・地域では、「ヨルダン川西岸地区(あるいは単に「西岸」)」の呼称が引き続き使われている。
脚注
[編集]- ^ “Localities And Population, By Population Group, District, Sub-District And Natural Region”. イスラエル中央統計局 (2016年). 2018年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年3月26日閲覧。
- ^ 池田明史 (1990年2月). “「寛容な占領」神話の蹉跌” (PDF). アジア経済研究所. 2024年1月5日閲覧。
- ^ “イスラエル、パレスチナ系住民含む全米国市民の入国を容認へ”. ロイター. (2023年7月20日) 2024年1月5日閲覧。
- ^ “イスラエルの情報” (PDF). ロゴス・ミニストリー. イスラエル外務省 (2010年). 2024年1月5日閲覧。