ユナイテッドコーヒー
本社所在地 |
スイス ジュネーブ |
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設立 | 1818年 |
業種 | 食料品 |
事業内容 | コーヒーおよびコーヒー関連機器の販売 |
代表者 | Per Harkjaer(CEO) |
売上高 | 4億2194万ユーロ(2011年実績)[1] |
従業員数 | 1049名(2011年末)[1] |
主要株主 | CapVest |
外部リンク | http://www.unitedcoffee.com/ |
ユナイテッドコーヒー(英: United Coffee)は、スイスのジュネーブに本社を置く[2]コーヒー会社。主にヨーロッパにおいて小売店、ホテル、喫茶店などに販売網を持ち、家庭用・業務用コーヒーやエスプレッソマシンなどの関連商品を取り扱う。コーヒーの焙煎事業はヨーロッパ最大級である[3][4][5]。
事業内容
[編集]1818年に創業し、約1,000人の従業員を有する。コーヒーの焙煎量は年間約6万トンで、世界全体のコーヒー流通量の1%を取り扱う[6]。フランス、オランダ、スペイン、スイス、イギリスにおいては、家庭用・業務用ともトップクラスの市場占有率を持つ[1]。サブウェイやマクドナルドなど、ヨーロッパの大手外食産業にも製品の供給を行っている。
持続可能な農業の取り組みとして、フェアトレードやレインフォレスト・アライアンス、UTZサーティファイド (UTZ Certified) などの認証を受けている。
国別ブランド
[編集]- オランダ - GALA、smit&Dorlas、Legend、Princess tea、Favor
- イギリス - Lyons、Grand Cru、Grand Café、Grand Chocolat、Coopers
- スペイン - Templo、Espress&Tei
- スイス - Merkur Kaffee、Rosca、Giger、SIMA、Raygil
- フランス - Cafes Excella、La Tasse、Cafe Piverd、Campanini
- ドイツ - F.Cornelius Klipp
沿革
[編集]1818年、Sweensはオランダ南部のスヘルトーヘンボスに、Drie Mollenという名のコーヒー焙煎店を開設した。1900年代に入ると、Drie Mollenは国際的なコーヒー焙煎企業に発展し、5社のコーヒー・紅茶会社を傘下に収めた。2008年、投資ファンドCapVest社はDrie Mollenを買収。2010年には社名をUnited Coffeeに改め、本社をオランダからスイス・ジュネーブに移した。2012年4月23日、日本のUCCホールディングスは、ロンドンに新設した子会社UCCヨーロッパを通じ、500億円の資金を投じてユナイテッドコーヒー経営陣およびCapVest社から全株式を取得すると発表した[7][1]。
脚注
[編集]- ^ a b c d UCC上島珈琲報道発表資料(2012年4月23日) (PDF)
- ^ Dutch United Coffee to position headquarters in Switzerland アーカイブ 2012年11月6日 - ウェイバックマシン, ADP News
- ^ United Coffee heads for business reorganisation in UK, New Statesman
- ^ United Coffee s’installe à Genève Archived 2012年7月11日, at Archive.is Le Temps (article in French)
- ^ United Coffee eröffnet Hauptsitz in Genf Tages-Anzeiger (article in German)
- ^ Per Harkjaer: Drink up, the coffee revolution has begun, The Independent]
- ^ “UCC、500億円で欧州コーヒー大手買収”. 日本経済新聞. (2012年4月23日) 2012年4月24日閲覧。
外部リンク
[編集]- ユナイテッドコーヒー(英文)