ユリアン・ルナ
基本情報 | |
---|---|
本名 |
ユリアン・アレハンドラ・ルナ・アビラ (Yulihan Alejandra Luna Ávila) |
通称 | La Cobrita |
階級 |
スーパーバンタム級 バンタム級 |
身長 | 152cm |
リーチ | 180cm |
国籍 | メキシコ |
誕生日 | 1994年2月21日(30歳) |
出身地 | ドゥランゴ州ゴメスパラシオ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 30 |
勝ち | 25 |
KO勝ち | 4 |
敗け | 4 |
引き分け | 1 |
ユリアン・アレハンドラ・ルナ・アビラ(Yulihan Alejandra Luna Ávila、1994年2月21日 - )は、メキシコの女子プロボクサーである。前WBC女子世界バンタム級王者、元IBF女子世界スーパーバンタム級王者。
経歴
[編集]2011年10月28日、地元ドゥランゴ州ゴメスパラシオにてサンドラ・プリド戦でデビューし判定勝利。
2012年5月4日、プロ2戦目でアラセリ・パラシオスに初黒星を喫する。
2014年11月15日、アルゼンチン・コルドバにて元WBA世界スーパーフライ級暫定王者カロリーナ・グティエレス・ガイテとIBF女子世界スーパーバンタム級王座決定戦に臨み、3-0(99–91×3)で勝利し王座獲得[1]。
2015年8月29日、アメリカ・カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムにてIFBA世界ジュニアフェザー級王者モーリーン・シェイ相手に初防衛戦を行い、1-1(97–93、92–98、95–95)で引き分け防衛[2]
その後出産のため2年休養[3]。
2017年9月22日、復帰戦でカティア・デラパーラ・ロペスに判定勝利。
2018年11月24日、WBC女子世界スーパーフライ級王者グアダルーペ・マルティネスとノンタイトルを行うが判定負け。
2020年10月31日、カンクンにてマリアナ・フアレスが持つWBC女子世界バンタム級王座に挑戦し、3-0(100–90×2、99–91)判定で勝利し2階級制覇達成[4]。
2022年4月2日、マイエリ・フローレスと対戦し、10回3-0(95-92×2、99-89)判定勝ちで初防衛に成功した。
2022年6月17日、トレオンにて2014年6月28日に対戦して敗れたWBC女子世界バンタム級暫定王者ジェシカ・ゴンザレスと団体内王座統一戦を行い、10回3-0の判定勝ちで王座統一と2度目の防衛に成功しリベンジを果たすも、ルナが試合中にゴンザレスの後頭部を数発殴打した反則行為が問題視され、数日後WBCは反則を犯したルナに対して3ヶ月間の出場停止処分を下した。
2023年9月1日、WBO王者ディナ・ソルスランドとWBC・WBO王座統一戦を行うが、0-3判定で敗れ王座陥落[5]。
戦績
[編集]- プロ:30戦 25勝 4KO 4敗 1分
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2011年10月28日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | サンドラ・プリド | メキシコ | プロデビュー戦 |
2 | 2012年5月4日 | ★ | 4R | 判定0-3 | アラセリ・パラシオス | メキシコ | |
3 | 2012年6月15日 | ☆ | 4R | 判定2-1 | ヘンニフェル・グティエレス | メキシコ | |
4 | 2012年10月20日 | ☆ | 4R | 判定2-1 | レスリー・モラレス | メキシコ | |
5 | 2012年11月17日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | マルガリータ・サナウダ | メキシコ | |
6 | 2013年1月12日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | エステファニア・タラマンテス | メキシコ | |
7 | 2013年3月1日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | エステファニア・タラマンテス | メキシコ | |
8 | 2013年5月18日 | ☆ | 4R | 判定2-1 | マルガリータ・モラレス | メキシコ | |
9 | 2013年8月23日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | イベト・バレンスエラ | メキシコ | |
10 | 2013年12月5日 | ☆ | 6R | 判定2-1 | アラセリ・パラシオス | メキシコ | |
11 | 2014年3月15日 | ☆ | 1R 0:28 | TKO | テレサ・クエバス | メキシコ | |
12 | 2014年6月28日 | ★ | 10R | 判定0-3 | ジェシカ・ゴンザレス | メキシコ | |
13 | 2014年8月20日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | サマンタ・エストラーダ | メキシコ | |
14 | 2014年11月15日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | カロリーナ・グティエレス・ガイテ | アルゼンチン | IBF女子世界スーパーバンタム級王座決定戦 |
15 | 2015年8月29日 | △ | 10R | 判定1-1 | モーリーン・シェイ | アメリカ合衆国 | IBF・IFBA女子世界スーパーバンタム級王座統一戦 IBF防衛1 |
16 | 2017年9月22日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | カティア・デラパーラ・ロペス | メキシコ | |
17 | 2018年4月7日 | ☆ | 2R | TKO | アオリバマ・アルバレス | メキシコ | |
18 | 2018年5月19日 | ☆ | 10R | 判定2-1 | カンディ・サンドバル | メキシコ | |
19 | 2018年8月4日 | ☆ | 6R | 判定2-1 | アレリー・バレンテ | メキシコ | |
20 | 2018年11月24日 | ★ | 10R | 判定0-3 | グアダルーペ・マルティネス | メキシコ | |
21 | 2019年5月4日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | マリア・エスペランサ・レセンディス | メキシコ | |
22 | 2019年7月12日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | フディト・ロドリゲス | メキシコ | |
23 | 2020年9月25日 | ☆ | 6R 2:00 | TKO | カトイア・ロドリゲス | メキシコ | |
24 | 2020年10月31日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | マリアナ・フアレス | メキシコ | WBC女子世界バンタム級タイトルマッチ |
25 | 2021年4月30日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | バルバラ・マルティネス・ムニョス | メキシコ | |
26 | 2021年9月10日 | ☆ | 4R 0:55 | TKO | カルラ・バレンスエラ | メキシコ | |
27 | 2022年4月2日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | マイエリ・フローレス | メキシコ | WBC防衛1 |
28 | 2022年6月17日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ジェシカ・ゴンザレス | メキシコ | WBC女子世界バンタム級王座統一戦 WBC防衛2 |
29 | 2023年3月17日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | バネッサ・ロレーナ・タボルダ | アルゼンチン | |
30 | 2023年9月1日 | ★ | 10R | 判定0-3 | ディナ・ソルスランド | デンマーク | WBC・WBO女子世界バンタム級王座統一戦 WBC陥落 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ “Yulihan Luna, reina de la FIB – ESTO” (スペイン語). www.esto.com.mx (17 November 2014). 24 November 2020閲覧。
- ^ Fischer, Doug (29 August 2015). “Maureen Shea, Yulihan Luna battle to draw on Molsey-Mayorga undercard”. The Ring. 24 November 2020閲覧。
- ^ “Ex campeona mundial duranguense Yulihan Luna se presenta en Guadalajara” (スペイン語). www.20minutos.com.mx (17 July 2018). 24 November 2020閲覧。
- ^ “Yulihan Luna Busts Up Mariana Juarez To Capture WBC Title” (英語). BoxingScene.com (2 November 2020). 24 November 2020閲覧。
- ^ “Dina Thorslund Boxes Past Yuliahn Luna To Unify WBO, WBC Titles”. BOXINGSENE. (2023年9月1日) 2023-09-12v閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]空位 前タイトル保持者 ケイティ・ウィルソン・カスティーヨ |
第3代IBF女子世界スーパーバンタム級王者 2014年11月15日 - 2016年(剥奪) |
空位 次タイトル獲得者 マルセラ・アクーニャ |
前王者 マリアナ・フアレス |
第11代WBC女子世界バンタム級王者 2020年10月31日 - 2023年9月1日 |
次王者 ディナ・ソルスランド |