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ユリス・コレイア・エ・シルバ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユリス・コレイア・エ・シルバ
カーボベルデの旗 第5代 カーボベルデ共和国首相
任期
2016年4月22日 – 現職
大統領ジョルジェ・カルロス・フォンセカ
ジョゼ・マリア・ヌヴェス
前任者ジョゼ・マリア・ヌヴェス
個人情報
生誕José Ulisses de Pina Correia e Silva
(1962-06-04) 1962年6月4日(62歳)
ポルトガルの旗 ポルトガル領カーボベルデ(現カーボベルデの旗 カーボベルデ)、プライア
政党民主運動 (1990年-現在)
出身校リスボン工科大学

ユリス・コレイア・エ・シルバポルトガル語: José Ulisses de Pina Correia e Silvaポルトガル語発音: [ʒuˈzɛ uˈlisɨʒ dɨ ˈpinɐ kuˈʁejɐ i ˈsilvɐ]1962年6月4日 - )は、カーボベルデの実業家、政治家。同国首相2016年の議会選挙で民主運動 (MpD)が勝利後、首相に就任した。

経歴

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1962年、首都プライアで誕生。1988年にリスボン工科大学経済経営学部を卒業後[1]、5年間、唯一の中央銀行であるガーボベルデ銀行で管理部長として勤務。アントニオ・マスカレニャス・モンテイロ政権下で、国務長官や財務大臣を歴任。財務大臣在任中は通貨エスクードに代わり、ユーロを導入し、国内経済に影響を与えた。一時、大臣退任後にはジャン・ピアジェ大学で経済学の教授としての勤務していた[2]2008年にはプライア市長に選出され、5年後には民主運動の党首に就任。他にもポルトガル語諸国共同体傘下の組織であるアフリカ・アメリカ・アジア首都連合(UCCLA)会長、IDC Africaの社長も務めている。2016年の首相就任後には、IMFの代表者と経済改善について、会談[3]。2020年の選挙でも首相に再選された[4]

2019年アフリカ開発会議の際に来日し、日本安倍晋三首相と会談を行い、エ・シルバは「協力関係を強化したい」と述べた[5]2020年には、ネルソン・マンデラ国際空港アミルカル・カブラル国際空港パナソニック製の出入国管理システム「Zetes(ゼテス)」を導入した[6]

脚注

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  1. ^ ユリス・コレイア・エ・シルバを首相に選出”. conexaolusodona.org. 2022年12月18日閲覧。
  2. ^ コレイア・エ・シルバの伝記”. 2022年12月18日閲覧。
  3. ^ IMFスタッフがカーボベルデ訪問”. IMF公式サイト. 2022年12月18日閲覧。
  4. ^ ユリス・コレイア・エ・シルバ氏がカーボベルデの与党党首に再選”. 2022年12月18日閲覧。
  5. ^ 日・カーボベルデ首脳会談”. 外務省. 2022年12月18日閲覧。
  6. ^ Zetes(ゼテス)が、パナソニック製顔認証ゲート11式を含む「出入国管理ソリューション」をカーボベルデ共和国に納入”. 業界チャンネル. 2022年12月18日閲覧。


公職
先代
ジョゼ・マリア・ヌヴェス
カーボベルデの旗 カーボベルデ共和国首相
第5代:2016 -
次代