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ユークレース

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ユークレース
ジンバブエ、西マショナランド州、ムワミ、ロストホープ鉱山にて産出
サイズは3.0x1.6x1.6cm
分類 珪酸塩鉱物
化学式 BeAlSiO4(OH)
結晶系 単斜晶系
へき開 完全
断口 貝殻状
モース硬度 7.5
光沢 ガラス光沢
青色、無色、白色、緑色
条痕
透明度 透明、半透明
比重 3.1
屈折率 1.66
不純物 不純物として微量元素が含まれることがある
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
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ユークレース(Euclase)は、 ベリリウム珪酸塩鉱物の一種(BeAlSiO4(OH))である。

概要

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結晶の色は非常に薄い青色から濃い青色に至り、また不純物により、無色、白色、緑色の場合がある。へき開は完全で、傾斜軸面に対して平行であり、これをルネ=ジュスト・アユイギリシャ語の簡単を意味する(εὖ)と割れるを意味する(κλάσις)をあわせユークレースという名前を提案した。完全な劈開であるため結晶が欠けやすく、宝石宝飾品としての扱いが難しい。カットする際ベリルトパーズに類似しており、それにより比重(3.1)と近い値を得ており、モース硬度も(7.5)と、緑柱石(7.5から8)と同様であり、トパーズ(8)より少し軟らかい。 主要な産地は、ジンバブエ、ブラジル、コロンビア。日本国内では、岐阜県中津川市の福岡鉱山で微細な結晶が発見されているのみ[1]

脚注

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  1. ^ 石橋隆, 宮脇律郎, 重岡昌子 ほか, 「岐阜県中津川市福岡鉱山産ユークレース石」『日本鉱物科学会年会講演要旨集』 2011年 2011巻, 日本地質学会第118年学術大会・日本鉱物科学会2011年年会合同学術大会, セッションID:R1-P10, p.151, doi:10.14824/jakoka.2011.0.151.0

関連項目

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外部リンク

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