ユーリ・カスパロフ
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ユーリ・カスパロフ Юрий Серге́евич Каспа́ров | |
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基本情報 | |
生誕 |
1955年6月8日 ソビエト連邦 モスクワ |
学歴 | モスクワ音楽院 |
ジャンル | 現代音楽 |
職業 | 作曲家 |
ユーリ・セルゲイエヴィチ・カスパロフ[1](ロシア語: Юрий Серге́евич Каспа́ров, ラテン文字転写: Yuri Sergeyevich Kasparov, 1955年6月8日 ‐ ) は、ロシアの現代音楽の作曲家。
概要
[編集]1984年にモスクワ音楽院を卒業し、1991年に大学院を修了。1990年にモスクワ現代音楽アンサンブルを設立し、芸術監督に就任。国際現代音楽協会ロシア支部の会長を務める。
音楽
[編集]アンサンブル・モデルン、ラジオ・フランス、スタヴァンゲル交響楽団の委嘱作品を手がけている。作品は〈東京の夏〉音楽祭、ワルシャワの秋現代音楽祭、ラジオ・フランスの「フェスティバル・プレセンス」などで演奏された。タイトル=作曲者:ユーリ・カスパロフの音楽はBBCウェールズ交響楽団やNational Radio Orchestra of Romaniaなどで録音されている。
賞
[編集]1985年、交響曲第1番「Guernica」が、モスクワのAll-Unionで第1位、1989年、「Ave Maria」が、グイード・ダレッツォ・コンコルソ国際作曲コンクールで第1位、1996年には、アンリ・デュティユー国際作曲コンクールで「Effet de nuit」がグランプリを受賞した。
2007年、カスパロフは、ロシア大統領により、ロシア連邦名誉芸術労働者、2008年、フランス文化省により芸術文化勲章、2015年には、カザフスタンの文化労働者賞を受賞した。
作品
[編集]管弦楽曲
[編集]- 交響曲第1番「ゲルニカ」(1984)初演 - 1984年6月。モスクワ
- 交響曲第2番「Kreutzer-Sinfonie」(1987)初演 - 1987年1月。ヤロスラブリ
- 交響曲第3番「L'Ecclésiaste」(1999年)。初演 - 2000年3月。トゥール(フランス)
- 交響曲第4番「ノートルダム」(2008)最初演 - 2008年11月。モスクワ
- ロゴス、管弦楽のための協奏曲(1993)。
- Genesis、小交響曲(1989)初演 - 1994年1月。カーディフ(イギリス)
- Lincos、管弦楽のためのシーケンス(1988)。初演 - 1990年4月。 Norrköping(スウェーデン)
- The World, such as it is, symphonic picture (1997)
- オーボエと管弦楽のための協奏曲(1988)。初演 - 1991年12月。モスクワ
- バッハンと管弦楽のための協奏曲(1996)。初演 - 1996年10月。スタヴァンゲル(ノルウェー)
- フルートと管弦楽のための協奏曲 "C'est la vie"(2003)。初演 - 2003年11月モスクワ
- チェロと管弦楽のための協奏曲(1998)。初演 - 2000年11月。モスクワ
- Castles in the air(2003)、24本のフルートのための。初演 - 2005年3月。フランス・パリ
- オルガンと管弦楽のための協奏曲 "Obélisque"(2005)。初演 - 2006年11月。モスクワ
脚注
[編集]- ^ 力点がある読みに従うと、「ユーリー・セルゲーィエヴィチ・カスパーロフ」が近い