ジョアシャン・アルシーヌ
基本情報 | |
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本名 | ジョアシャン・アルシーヌ |
通称 | Ti-Joa |
階級 | スーパーウェルター級 |
身長 | 179cm |
リーチ | 185cm |
国籍 | カナダ |
誕生日 | 1976年3月26日(48歳) |
出身地 |
ハイチ アルティボニット県ゴナイーヴ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 45 |
勝ち | 35 |
KO勝ち | 21 |
敗け | 8 |
ジョアシャン・アルシーヌ(Joachim Alcine、1976年3月26日 - )は、カナダのプロボクサー。元WBA世界スーパーウェルター級王者。ゴナイーヴ出身。名前の一部をとって「Ti-Joa」の愛称を持つ。ハイチ出身として史上初の世界王者となった。
来歴
[編集]1999年5月28日、モントリオールのモルソン・センターでルイ・ブシャールとウェルター級4回戦を行い、初回2分44秒TKO勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った。
2002年5月25日、ノースカロライナ州コンコードにあるロウズ・モーター・スピードウェイでマルコス・プリメラとIBAアメリカ大陸スーパーウェルター級王座決定戦を行い、12回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[1]。
2002年9月6日、モントリオールのベル・センターでブルック・ウェルビーとカナダスーパーウェルター級王座決定戦を行い、3回2分12秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2004年4月24日、ケベック・シティーのコリゼ・ペプシでホセ・ヒルトン・ドス・サントスとWBAフェデラテンスーパーウェルター級王座決定戦を行い、4回1分28秒TKO勝ちを収め王座獲得に成功した。
2004年10月9日、モントリオールのモンレアル賭博場で自身の持つWBAフェデラテンスーパーウェルター級王座とフェルナンド・エルナンデスの持つNABA北米スーパーウェルター級王座を懸け対戦し、5回2分43秒KO勝ちを収めWBAフェデラテン王座の初防衛、NABA王座の獲得に成功した。
2005年2月12日、モントリオールのモンレアル賭博場で自身の持つNABA北米スーパーウェルター級王座と空位のWBCインターナショナルスーパーウェルター級王座を懸けカルロス・ボホルケスと対戦し、7回終了時TKO勝ちを収めNABA王座の初防衛、WBCインターナショナル王座の獲得に成功した。
2005年9月10日、自身の持つNABA北米スーパーウェルター級王座並びにWBCインターナショナルスーパーウェルター級王座とマルコ・アントニオ・アベンダーニョの持つWBAフェデセントロスーパーウェルター級王座を懸け対戦し、8回2分51秒TKO勝ちを収めNABA王座の3度目の防衛、WBCインターナショナル王座の2度目の防衛、WBAフェデセントロ王座の獲得に成功した。
2006年2月11日、モントリオールのモンレアル賭博場でアンダーソン・クレイトンと対戦し、NABA王座の4度目の防衛に成功した。
2007年7月7日、コネチカット州ブリッジポートのアリーナ・アット・ハーバー・ヤードでWBA世界スーパーウェルター級王者トラヴィス・シムズと対戦し、12回3-0(115-110、116-109、114-111)の判定勝ちを収め王座獲得に成功、ハイチ初の世界王者となった[2]。
2007年12月7日、モントリオールのベル・センターでアルフォンソ・モスケラと対戦し、12回2分17秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[3]。
2008年7月11日、モントリオールのユニプリックススタジアムでダニエル・サントスと対戦し、プロ初黒星となる6回2分6秒KO負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落した。
2009年12月5日、モントリオールのモンレアル賭博場でクリストフ・カンクローとWBOインターコンチネンタルスーパーウェルター級王座決定戦を行い、12回3-0(115-113、117-110が2者)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[4]。
2010年7月17日、カリフォルニア州ランチョ・ミラージュのアグア・カリエンテ・リゾート・スパでアルフレド・アングロとWBCアメリカ大陸スーパーウェルター級王座決定戦を行い、初回2分59秒TKO負けを喫し王座獲得に失敗した[5]。
2011年12月10日、モントリオールのベル・センターでWBCインターナショナルミドル級王者デイビッド・レミューと対戦し、2-0(116-112が2者、114-114)の判定勝ちを収めWBCインターナショナル王座の2階級制覇を果たした[6]。
2012年9月15日、ラスベガスのトーマス&マック・センターでマシュー・マックリンとミドル級10回戦を行い、初回2分36秒KO負けを喫した。
2013年4月20日、ブラックプールのウィンター・ガーデンズ・ブラックプールでブライアン・ローズとWBOインターコンチネンタルスーパーウェルター級王座決定戦を行い、12回TKO負けを喫し王座返り咲きに失敗した[7]。
2015年10月31日、テキサス州ヒューストンのリライアント・アリーナでジャーメル・チャーロとスーパーウェルター級10回戦を行い、6回1分21秒TKO負けを喫した[8]。
2015年12月15日、アルシーヌが引退を表明した[9]。
獲得タイトル
[編集]- IBAアメリカ大陸スーパーウェルター級王座
- カナダスーパーウェルター級王座
- WBAフェデラテンスーパーウェルター級王座
- NABA北米スーパーウェルター級王座
- WBCインターナショナルスーパーウェルター級王座
- WBA世界スーパーウェルター級王座(防衛1)
- WBOインターコンチネンタルスーパーウェルター級王座
- WBCインターナショナルミドル級王座
脚注
[編集]- ^ Unbeaten Joachim Alcine Outpoints Marcos Primera to Win IBA Belt, Antonio 'Chelo' Diaz Wins Majority Decision Over Rogers Mtagwa, On 'ShoBox: The New Generation' From Lowe's Motor Speedway, Charlotte, North Carolina PR Newswire 2002年5月25日
- ^ Montreal boxer Alcine wins championship CBC Sports 2007年7月7日
- ^ Alcine retains WBA title! BOXNEWS.com.ua 2007年12月8日
- ^ Alcine defeats Canclaux Fightnews.com 2009年12月6日
- ^ Bradley, Angulo triumph Fightnews.com 2010年7月17日
- ^ Alcine defeats Lemiuex by majority decision Fightnews.com 2011年12月10日
- ^ Rose stops ex-champ Alcine in 12th Fightnews.com 2013年4月20日
- ^ Charlo stops Alcine in six Fightnews.com 2015年10月31日
- ^ Alcine Hangs Up the Gloves Fightnews.com 2015年12月15日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]前王者 トラヴィス・シムズ |
WBA世界スーパーウェルター級王者 2007年7月7日 - 2008年7月11日 |
次王者 ダニエル・サントス |