ヨウ素酸銅(II)
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ヨウ素酸銅(II) copper(II) iodate | |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 13454-89-2 |
特性 | |
化学式 | Cu(IO3)2 |
モル質量 | 413.351 |
外観 | 白色結晶(無水物) 青色結晶(一水和物) |
密度 | 5.241 g/cm3(15℃、無水物) 4.83 g/cm3(一水和物) |
水への溶解度 | 0.1365g/100ml(無水物、25℃) 0.33g/100ml(一水和物、15℃) |
構造 | |
結晶構造 | 単斜晶系(無水物) 三斜晶系(一水和物) |
熱化学 | |
標準生成熱 ΔfH |
−692.0 kJ mol−1(一水和物)[1] |
標準モルエントロピー S |
247.3 J mol−1K-1(一水和物) |
危険性 | |
EU分類 | 酸化剤 (O) 刺激性 (Xi) |
NFPA 704 | |
Rフレーズ | R8, R36/37/38 |
引火点 | 不燃性 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ヨウ素酸銅(II)(ヨウそさんどう に、英 copper(II) iodate)は銅のヨウ素酸塩で、二価のもののみが知られている。
製法
[編集]硝酸銅溶液にヨウ素酸を加えた溶液から一水和物の結晶が得られる。
性質
[編集]一水和物は240℃で脱水し、無水物となる。無水物は加熱すると融解せずに分解する。希硫酸、希硝酸に可溶だが、熱水やエタノールには不溶。アンモニア水には錯体を形成して溶解する。
水に対する溶解度は小さく、溶解度積は以下の通りである[2]。
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参考文献
[編集]松岡敬一郎『ヨウ素綜説(第二版)』霞ヶ関出版、1992年。ISBN 9784760301355。