ジョアンナ・コンタ
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ジョアンナ・コンタ | ||||
基本情報 | ||||
国籍 |
オーストラリア (2004–2012) → イギリス (2012–現在) | |||
出身地 | オーストラリア・シドニー | |||
居住地 | イギリス・イーストボーン | |||
生年月日 | 1991年5月17日(33歳) | |||
身長 | 180cm | |||
体重 | 70kg | |||
利き手 | 右 | |||
バックハンド | 両手打ち | |||
ツアー経歴 | ||||
デビュー年 | 2008年 | |||
ツアー通算 | 3勝 | |||
シングルス | 3勝 | |||
ダブルス | 0勝 | |||
生涯獲得賞金 | 10,008,175 アメリカ合衆国ドル | |||
4大大会最高成績・シングルス | ||||
全豪 | ベスト4(2016) | |||
全仏 | ベスト4(2019) | |||
全英 | ベスト4(2017) | |||
全米 | 4回戦(2015・16) | |||
4大大会最高成績・ダブルス | ||||
全豪 | 2回戦(2016) | |||
全仏 | 1回戦(2016・18) | |||
全英 | 3回戦(2016) | |||
キャリア自己最高ランキング | ||||
シングルス | 4位(2017年7月17日) | |||
ダブルス | 88位(2016年8月1日) | |||
2019年7月13日現在 |
ジョアンナ・コンタ(Johanna Konta, 1991年5月17日 - )は、オーストラリア・シドニー出身でイギリスの女子プロテニス選手。2016年の全豪オープンと2017年のウィンブルドン女子シングルスでベスト4に入った選手である。これまでにWTAツアーでシングルス3勝を挙げている(ダブルス優勝はない)。身長180cm、体重70kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。WTAランキング最高位はシングルス4位、ダブルス88位。
来歴
[編集]ハンガリー系移民でホテル経営者の父と歯科医の母の間に生まれ、8歳からテニスを始める。2008年にプロに転向。
2012年に国籍をイギリスに変更し2012年ウィンブルドン選手権に主催者推薦で4大大会に初出場した。1回戦でクリスティナ・マクヘールに 7-6(4), 2-6, 8-10 で競り負けた。全米オープンでは予選を勝ち上がり1回戦でティメア・バボシュを 6-2, 7-5 で破り初戦を突破した。
2015年6月のエイゴン国際では2回戦で当時8位のエカテリーナ・マカロワを 6-2, 6-4 で破り初めてトップ10選手に勝利した。全米オープンでは予選から勝ち上がり2回戦でガルビネ・ムグルサを 7-6(4), 6-7(4), 6-2 で破った。試合時間は3時間23分で全米オープン女子シングルス最長試合となった[1]。3回戦では第18シードのアンドレア・ペトコビッチを 7-6(2), 6-3 で破り4回戦に進出した。4回戦で第5シードのペトラ・クビトバに 5-7, 3-6 で敗れた。
2016年全豪オープンでは1回戦で第8シードのビーナス・ウィリアムズを 6-4, 6-2 で破る殊勲を上げた[2]。勢いに乗り4大大会初のベスト8に進出した。準々決勝では張帥に 6-4, 6-1 で勝利し、イギリス女子選手としては1983年全米オープンのジョー・デュリー以来となる33年ぶりの4大大会シングルベスト4進出の快挙であった[3]。準決勝では優勝したアンゲリク・ケルバーに 5-7, 2-6 で敗れた。
2016年7月のスタンフォード大会でツアー初の決勝に進出した。決勝ではビーナス・ウィリアムズを 7–5, 5–7, 6–2 で破り初優勝を果たした。8月のリオ五輪で初めてオリンピックに出場しシングルスでベスト8に進出、準々決勝でアンゲリク・ケルバーに 1-6, 2-6 で敗れた。10月のチャイナ・オープンで今季2度目の決勝進出。決勝でアグニエシュカ・ラドワンスカに 4-6, 2-6 で敗れ準優勝となった。大会後のランキングで9位となりトップ10入りを果たす。その後スベトラーナ・クズネツォワに逆転されてWTAファイナル初出場はならなかったが、WTAアワードの最も上達した選手賞(Most Improved Player of the Year)を受賞している。
2017年は1月のシドニー国際でツアー2勝目を挙げる。3月のマイアミ・オープンで今季2度目の決勝進出。決勝でキャロライン・ウォズニアッキに6-4, 6-3で勝利し、プレミア・マンダトリー初優勝を果たす。ウィンブルドンでは準々決勝でシモナ・ハレプを6-7(2), 7-6(5), 6-4 で破り英国女子としては1978年バージニア・ウェード以来39年ぶりにベスト4に進出した[4]。準決勝ではビーナス・ウィリアムズに 4-6, 2-6 で敗れた。大会後の世界ランキングで自己最高の4位となった。
WTAツアー決勝進出結果
[編集]シングルス: 8回 (3勝5敗)
[編集]大会グレード |
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グランドスラム (0–0) |
WTAファイナルズ (0–0) |
プレミア・マンダトリー (1-1) |
プレミア5 (0-1) |
WTAエリート・トロフィー (0-0) |
プレミア (2-0) |
インターナショナル (0–3) |
結果 | No. | 決勝日 | 大会 | サーフェス | 対戦相手 | スコア |
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優勝 | 1. | 2016年7月24日 | スタンフォード | ハード | ビーナス・ウィリアムズ | 7–5, 5–7, 6–2 |
準優勝 | 1. | 2016年10月9日 | 北京 | ハード | アグニエシュカ・ラドワンスカ | 4–6, 2–6 |
優勝 | 2. | 2017年1月13日 | シドニー | ハード | アグニエシュカ・ラドワンスカ | 6–4, 6–2 |
優勝 | 3. | 2017年4月1日 | マイアミ | ハード | キャロライン・ウォズニアッキ | 6–4, 6–3 |
準優勝 | 2. | 2017年6月18日 | ノッティンガム | 芝 | ドナ・ベキッチ | 6–2, 6–7(3), 5–7 |
準優勝 | 3. | 2018年6月17日 | ノッティンガム | 芝 | アシュリー・バーティ | 3–6, 6–3, 4–6 |
準優勝 | 4. | 2019年5月4日 | ラバト | クレー | マリア・サッカリ | 6–2, 4–6, 1–6 |
準優勝 | 5. | 2019年5月19日 | ローマ | クレー | カロリナ・プリスコバ | 3-6, 4-6 |
4大大会シングルス成績
[編集]- 略語の説明
W | F | SF | QF | #R | RR | Q# | LQ | A | Z# | PO | G | S | B | NMS | P | NH |
W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.
大会 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 通算成績 |
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全豪オープン | A | LQ | LQ | LQ | SF | QF | 2R | 2R | 11–4 |
全仏オープン | A | LQ | LQ | 1R | 1R | 1R | 1R | SF | 5–5 |
ウィンブルドン | 1R | 1R | 1R | 1R | 2R | SF | 2R | QF | 11–8 |
全米オープン | 2R | LQ | 1R | 4R | 4R | 1R | 1R | 7–6 |
脚注
[編集]- ^ “コンタが女子最長試合でムグルサから金星、全米オープン”. AFPBB News. (2015年9月4日)
- ^ “ビーナスがコンタに初戦で敗退 全豪オープン”. THE TENNIS DAILY. (2016年1月20日)
- ^ “シンデレラガール対決はコンタに軍配、英国女子33年ぶりの快挙 全豪OP”. AFPBB News. (2016年1月27日)
- ^ “コンタ英国女子39年ぶり4強「信じられない」”. 日刊スポーツ. (2017年7月12日)
外部リンク
[編集]- ジョアンナ・コンタ - WTAツアーのプロフィール
- ジョアンナ・コンタ - ビリー・ジーン・キング・カップのプロフィール
- ジョアンナ・コンタ - 国際テニス連盟
- ジョアンナ・コンタ (@JoKonta91) - X(旧Twitter)
受賞 | ||
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先代 ティメア・バシンスキー |
WTA最も上達した選手賞 2016 |
次代 エレナ・オスタペンコ |