ヨハン・ヴィルヘルム・シュトルム
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ヨハン・ヴィルヘルム・シュトルム(Johann Wilhelm Sturm、1808年7月19日 - 1865年1月7日)は、ドイツの植物学者、鳥類学者、博物画家である。
略歴
[編集]ニュルンベルクで生まれた。父親は博物学者で博物画家のヤーコブ・シュトルムで、兄弟に、博物画家、鳥類学者のクリスティアン・フリードリッヒ・シュトルムがいる。主にシダなどの維管束隠花植物を研究した。著書に、『チリのシダ植物』("Fern Flora of Chile")がある。カール・フリードリヒ・フィリップ・フォン・マルティウスの『ブラジルの植物』("Flora Brasiliensis")の出版にも参加し、いくつかの隠花植物の科の執筆を行った。父親の著作『ドイツの野生植物図鑑』("Deutschlands Flora in Abbildungen nach der Natur")の刊行を父親の没後も続けた。
1851年にドイツ自然科学アカデミー・レオポルディーナの、会員に選ばれた。
参考文献
[編集]- Allgemeine Deutsche Biographieの記事(wikisource)
- Erika Bosl: Sturm, Johann Wilhelm. In: Karl Bosl (Hrsg.): Bosls bayerische Biographie. Pustet, Regensburg 1983, ISBN 3-7917-0792-2, S. 765
- Johann Wilhelm Sturm. In: Ulrich Thieme, Felix Becker u. a.: Allgemeines Lexikon der Bildenden Künstler von der Antike bis zur Gegenwart. Band 32, E. A. Seemann, Leipzig 1938.