ヨボ
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ヨボ(よぼ、朝: 여보[1])は、朝鮮人を指す日本語の造語[2]。
朝鮮語では、同等あるいは若干年下の人に使う呼称[注釈 1][注釈 2]。訳される場合はトーンにより「もし」あるいは「おい」など[4]で特に意味はなかったが、韓国併合前後に日本語の中の外来語となった際に、侮蔑的なトーンを込めるようになって意味が転じた[要出典]。「このヨボ」が「この朝鮮人」[注釈 3][4]の意味である。
王世民は、日本人が使用する「ヨボ」には侮蔑性が含まれているとし[5]、今村鞆は、朝鮮人の感情を害する言葉であるとして、内地人が朝鮮人に対して「ヨボ」を使用すべきでないと述べている[2]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 今村鞆『国立国会図書館デジタルコレクション 歴史民俗朝鮮漫談』南山吟社、1930年 。
- 王世民「国立国会図書館デジタルコレクション ヨボとチャンコロ」『一支那青年より日本帝国の青年に与ふ : 日支親善の根本解決は何か』隣人之友社、1935年 。
- 太田修『朝鮮近現代史を歩く : 京都からソウルへ』佛教大学通信教育部、2009年。ISBN 9784784214501。