ヨルグ・ロスコフ
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ヨルグ・ロスコフ |
ヨルグ・ロスコフ (2012年)
獲得メダル |
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ヨルグ・ロスコフ(Jörg Roßkopf 1969年5月22日 - )は、ドイツ・ヘッセン州ディーブルク出身の元卓球選手、指導者。1989年世界選手権男子ダブルス優勝、1992年バルセロナオリンピック男子ダブルス銀メダリスト。現卓球男子ドイツ代表監督。
略歴
[編集]1989年の世界選手権ドルトムント大会でシュテファン・フェッツナーと共に男子ダブルスで優勝する。決勝戦の前に、当時のクラブコーチに「ロッシーたちがすごいことになっているから来てくれ」と電話をかけて呼び出し、コーチの目の前で世界チャンピオンをつかみ取った。
1992年のヨーロッパ選手権ではシングルスで優勝。その年のバルセロナオリンピックでもフェッツナーとのダブルスで銀メダルを獲得した。
アトランタオリンピックでは、男子シングルスの3位決定戦で勢いのあったチェコのピーター・コルベルを破り、銅メダルを獲得した。
1986年からドイツブンデスリーガの1部リーグの名門ボルシア・デュッセルドルフに所属。デュッセルドルフの顔として2000年まで在籍した。晩年のチームメイトにはブラディミル・サムソノフや日本の松下浩二がいた。2000年から故郷に近いゲナンに移籍。ティモ・ボルや田崎俊雄のチームメイトになり、田崎ともダブルスでプレーした。現在はユーリッヒに所属し、チームメイトに日本の高木和卓がいる。
ストイックに卓球に打ち込む姿勢から、ミスター・プロフェッショナルと呼ばれている。
プレースタイル
[編集]前・中陣で鋭い両ハンドドライブを放ち、相手の攻撃に対してもカウンタードライブで応戦していく。時折放つ豪快なバックハンドドライブは強烈な印象を残す。
主な戦績
[編集]- オリンピック
- 1992年 バルセロナオリンピック 男子シングルス ベスト8、男子ダブルス銀メダル(シュテファン・フェッツナーと)
- 1996年 アトランタオリンピック 男子シングルス銅メダル
- 2000年 シドニーオリンピック 男子シングルス ベスト8
- ヨーロッパ卓球選手権
- 1988年 パリ大会 男子シングルス ベスト4
- 1990年 イェーテボリ大会 男子シングルス ベスト4、男子ダブルス準優勝(シュテファン・フェッツナーと)、男子団体準優勝
- 1992年 シュトゥットガルト大会 男子シングルス優勝
- 1994年 バーミンガム大会 男子シングルス ベスト8、男子ダブルス ベスト4(シュテファン・フェッツナーと)
- 1996年 ブラチスラヴァ大会 男子シングルス ベスト8、男子ダブルス ベスト4(シュテファン・フェッツナーと)
- 1998年 アイントホーフェン大会 男子ダブルス優勝(ブラディミル・サムソノフと)
- 2000年 ブレーメン大会 男子団体準優勝
- 2003年 クールマイヨール大会 男子シングルス ベスト4、男子団体準優勝
- 2007年 ベオグラード大会 男子団体優勝
外部リンク
[編集]- ROSSKOPF Jorg - ITTFプロフィール
- ヨルグ・ロスコフ - Olympedia
- 公式HP