ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト | |
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2008年8月 | |
誕生 |
John Ajvide Lindqvist 1968年12月2日(56歳) ブロマ区ブラッケバーリ |
職業 | 小説家 |
言語 | スウェーデン語 |
国籍 | スウェーデン |
活動期間 | 2004年 - |
ジャンル | ホラー、ゴシック、スリラー |
デビュー作 | 『MORSE -モールス-』 |
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ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト (John Ajvide Lindqvist、1968年12月2日 - ) は、スウェーデンの作家。
来歴
[編集]ストックホルム郊外のブラッケバーリ (Blackeberg) に育つ。作家としてデビューする以前、12年間にわたりマジシャン兼スタンダップ・コメディアンとして活動していた。
恋愛や社会的リアリズムを孕んだヴァンパイア・ホラー小説『MORSE -モールス-』は2004年に発行され、国内外で成功を収めた。ゾンビの興隆、あるいは「二度生きること」を扱った第2作『Hanteringen av odöda』は2005年に発行された。2006年には短編集『Pappersväggar』を発表した。2007年、『Tindalos』がスウェーデンの新聞『ダーゲンス・ニュヘテル』で連載され、同時に同紙のウェブサイトで自身の朗読によるオーディオブックが無料で公開された。作品はすべてオードフロント社から発行されており、さまざまな言語に翻訳されている。
小説家としての活動の側、スウェーデン・テレビのドラマシリーズ『Kommissionen』や、自身の作品の映画化『ぼくのエリ 200歳の少女』の脚本も書いている。
モリッシーの熱心なファンであり、デビュー作の原題 Låt den rätte komma in (英: Let the Right One In) はモリッシーの楽曲 "Let the Right One Slip In" から[1]、『Pappersväggar』中の一編はザ・スミスの「ショップリフターズ」 ("Shoplifters of the World Unite") から採られている。さらに『Människohamn』のメイン・キャラクターのうち2人は、モリッシーの熱心なファンで、生活の多くをモリッシーの歌詞の引用で過ごしている。
リンドクヴィストの父は溺死している。『Hanteringen av odöda』と『Pappersväggar』中の一編ではともに海が邪悪な力として登場し、『Människohamn』では海が恐ろしい存在として大きな役割を果たしている。
作品リスト
[編集]- MORSE -モールス- Låt den rätte komma in (2004)
- Hanteringen av odöda (2005)
- Pappersväggar (2006)
- Människohamn (2008)
- Lilla stjärna (2010)
- Låt de gamla drömmarna dö (2011)
- Tjärven (2011)
脚注
[編集]- ^ Sandhu, Sukhdev (2009年4月9日). “Let The Right One In, review” (英語). デイリー・テレグラフ. 2011年7月6日閲覧。
参考文献
[編集]- “John Ajvide Lindqvist” (スウェーデン語). スウェーデン: Ordfront förlag. 2006年11月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年2月20日閲覧。
- “John Ajvide Lindqvist”. オーストラリア: Text Publishing. 2007年4月27日閲覧。
- “John Ajvide Lindqvist”. イギリス: Quercus Publishing. 2007年5月4日閲覧。
- “John Ajvide Lindqvist” (スウェーデン語). ノルウェー: Damm. 2007年8月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年4月27日閲覧。
- “John Ajvide Lindqvist” (イタリア語). イタリア: Marsilio. 2007年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年4月27日閲覧。
- “Interview with John Ajvide Lindqvist” (スウェーデン語). スウェーデン: Dagens Nyheter. 2007年10月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年12月25日閲覧。