ライアン・ロングウェル
Ryan Longwell | |||||||||||||||||
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カリフォルニア大学バークレー校 シニアアナリスト | |||||||||||||||||
ポジション | プレースキッカー | ||||||||||||||||
生年月日 | 1974年8月16日(50歳) | ||||||||||||||||
出身地 |
アメリカ合衆国 ワシントン州シアトル | ||||||||||||||||
身長: | 6' 0" =約182.9cm | ||||||||||||||||
体重: | 200 lb =約90.7kg | ||||||||||||||||
経歴 | |||||||||||||||||
大学 | カリフォルニア大学バークレー校 | ||||||||||||||||
ドラフト外 | 1997年 | ||||||||||||||||
初出場年 | 1997年 | ||||||||||||||||
初出場チーム | グリーンベイ・パッカーズ | ||||||||||||||||
所属歴 | |||||||||||||||||
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NFL 通算成績 (2012年終了時点) | |||||||||||||||||
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Player stats at PFR |
ライアン・ロングウェル(Ryan Longwell 1974年8月16日- )はワシントン州シアトル出身の元アメリカンフットボール選手。NFLのグリーンベイ・パッカーズ、ミネソタ・バイキングス、シアトル・シーホークスに所属していた。現役時代のポジションはプレースキッカー。
経歴
[編集]ワシントン州シアトルで生まれた彼は、同州のピュアラップで育った後、オレゴン州ベンドに移り住んだ。子どもの頃の彼は、シアトル・シーホークスのジム・ゾーン、スティーブ・ラージェントなどを応援していた。ピュアラップの中学時代、彼のキックのホールダーを務めた中にはデイモン・ヒュアードもいた[1]。ベンドの高校時代は、プレースキッカーと控えQBを務めた。また野球で三塁手を務めた。
1993年、カリフォルニア大学バークレー校に進学、プレースキッカーとパンターを務めた。4年次にはパンターとしてパシフィック・テン・カンファレンスのオールチームに、キッカーとしてセカンドチームに選ばれた。
1997年、当初はサンフランシスコ・フォーティナイナーズでロースター入りを目指したがウェーバーされ、グリーンベイ・パッカーズに入団した[2]。パッカーズはこの年ドラフト3巡でブレット・コンウェイを指名していたが[3]、ポジション争いに勝利した。
デンバー・ブロンコスに24-31で敗れた第32回スーパーボウルでは、1FG、3PATを決めている[4]。
2005年、第14週のデトロイト・ライオンズ戦では、オーバータイムに決勝FGを成功、チームに3勝目をもたらした[5]。
2006年3月、フリーエージェントとなった彼は、パッカーズの同地区ライバルであるミネソタ・バイキングスと契約を結んだ[2]。バイキングスに加入して2試合目のカロライナ・パンサーズ戦では、オーバータイムの決勝FGを含む3本のFG、第4Qに、フェイクFGからの16ヤードのTDパスを成功させて、チームの全得点16点をたたき出し、16-13と勝利した[6]。
2007年11月14日のサンディエゴ・チャージャーズ戦で58ヤードのFGを狙ったが失敗、エンドゾーンに転がったボールを相手選手のアントニオ・クロマティが拾い109ヤードのリターンTDをあげた[7]。
2008年、第17週のニューヨーク・ジャイアンツ戦で試合終了間際に、50ヤードのFGを成功させ、チームは20-19と勝利、NFC北地区優勝が決まった。この週のNFC週間MVPスペシャルチーム部門に選ばれた。彼が選ばれるのは7回目であった[8]。
2009年にはFG28回中26回成功(成功率92.2%)、2010年にはFG18回中17回成功(成功率94.4%)を記録した[2]。
2011年、ロックアウト終了後にフリーエージェントとなったが、バイキングスと4年間1,200万ドルの契約を結んだ[2]。この年、FG28回中22回成功(成功率78.6%)と成績を落とした。またキックオフの位置が30ヤード地点から35ヤード地点にルール変更され、キックオフで自己ベストの19回タッチバックとしたが、これはNFL28位タイの数字にとどまった[2]。
1997年9月1日から2012年1月1日まで240試合連続で出場した。これはNFL7位タイの記録であり、キッカーとしては、モーテン・アンダーセンに次いで歴代2位である。
2012年のNFLドラフトでバイキングスがブレア・ウォルシュを指名すると、5月にロングウェルは解雇された[9]。
2013年1月8日、ふくらはぎを負傷したスティーブン・ハシュカの代役を担うキッカーのトライアウトに他の3選手と参加、プレーオフの経験を買われて[1]、シアトル・シーホークスと契約を結んだ[10]。
ブレット・ファーヴとの関係
[編集]彼はブレット・ファーヴの親友であり、2008年シーズン終了後、ニューヨーク・ジェッツからバイキングスにファーヴが加入した一因にはロングウェルの存在もあった[2]。2010年、ファーヴの非公式スポークスマンを務めた。メディアはファーヴが現役を継続するのか引退するのか、ロングウェルに頻繁に聞き続けた。バイキングスのブラッド・チルドレスヘッドコーチより、スティーブ・ハッチンソン、ジャレッド・アレンとともにチームのチャーター機で、ミシシッピ州ハティスバーグに住むファーヴに現役継続を説得するために派遣された[11][2]。同年8月17日、ミネソタ州の空港にロングウェルとファーヴが到着した際には、空港からバイキングスのオフィスに向かうロングウェルのSUVをテレビ局のヘリコプターが追跡した[12]。
記録
[編集]- パッカーズチーム記録
- 1,054得点
- FG成功数 226回
- 最長FG成功 54ヤード
脚注
[編集]- ^ a b Ryan Divish (2013年1月10日). “Seahawks no strangers to kicker Ryan Longwell”. thenewstribune.com. 2013年5月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月12日閲覧。
- ^ a b c d e f g Judd Zulgad (2012年5月7日). “Vikings jettison kicker Ryan Longwell in surprise move”. ESPN. 2013年1月6日閲覧。
- ^ “Panthers Cut Greene, Sacks Leader In 1996”. フィラデルフィア・インクワイアー (1997年8月25日). 2013年11月24日閲覧。
- ^ “Super Bowl Showdown Scoring Summaries XXXII”. スポーツ・イラストレイテッド. 2013年1月12日閲覧。
- ^ “<NFL・第14週>パッカーズ、ロングウェルのフィールドゴールで勝利”. AFP (2005年12月12日). 2013年1月12日閲覧。
- ^ “Longwell Lends a Foot, and Hand”. ロサンゼルス・タイムズ (2006年9月18日). 2013年1月12日閲覧。
- ^ “Adrian Peterson leads Vikings past Chargers 35-17 on another record day”. Yahoo! SPORTS (2007年11月4日). 2013年1月12日閲覧。
- ^ “Kロングウェル、バイキングス優勝を決めるFGで週間MVP”. NFL JAPAN (2009年1月2日). 2013年1月12日閲覧。
- ^ “バイキングス、ベテランKロングウェルを解雇”. NFL JAPAN (2012年5月8日). 2013年1月12日閲覧。
- ^ “K負傷のシーホークス、ベテランのロングウェル補強へ”. NFL JAPAN (2013年1月9日). 2013年1月12日閲覧。
- ^ 近藤祐司 (2010年8月20日). “予想通り!?復帰のファーブ 説得したのは“3人の警官”【前編】”. NFL JAPAN. 2010年8月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年1月12日閲覧。
- ^ “Brett Favre returns to Minnesota in private jet; no official word from Vikings on quarterback”. ニューヨーク・デイリーニューズ (2010年8月17日). 2013年1月12日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 通算成績と情報 NFL.com, or ESPN, or Pro-Football-Reference