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ライナ・カバイヴァンスカ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ライナ・カバイヴァンスカ
Райна Кабаиванска
肖像(2015年)
基本情報
出生名 Raina Jakimowa
生誕 (1934-12-15) 1934年12月15日(89歳) ブルガリアの旗 ブルガリア王国 ブルガス州ブルガス
出身地 ブルガリアの旗 ブルガリア
学歴 ソフィア音楽院
ジャンル オペラ
職業 歌手
活動期間 1957年 -
公式サイト Raina Kabaivanska - The Official Site

ライナ・カバイヴァンスカРайна Кабаиванска、ラテン文字転写:Rajna Kabaivanska, 1934年12月15日 -)はブルガリア歌手ソプラノ)。ソプラノの中でも「スピント・ソプラノ」の性質を持ち、ヴェルディプッチーニ作品での歌唱においては、同じ世代のソプラノの中でもトップクラスの資質を持つ。

来歴

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ライナ・カバイヴァンスカ、旧姓ライナ・ヤキノヴァは1934年12月15日、ブルガリアブルガス生まれ。父は作家で獣医師、ブルガリア国営旅行会社「バルカン・ツーリスト」経営者、母は物理学教授であった[1][2]。間もなくソフィアに移り、同地で音楽に親しみ始める[1]。ソフィア音楽院に入学後、カバイヴァンスカは労働者のための芸術集団に加入し、ソプラノとメゾソプラノのためのアリアをいくつか歌うようになる[1]。やがて、声域がメゾソプラノよりソプラノに適していると分かると、以降はソプラノ一本に専念した[3]ソフィア国立歌劇場英語版付属合唱団でも団員として舞台を踏み、1957年にはチャイコフスキーエフゲニー・オネーギン』のタチアナ役でソリストのデビューを果たすと、ヴェルディ『仮面舞踏会』の最終場にも出演した[1]。このソフィア音楽院時代、当時のブルガリア国内で聴取が禁じられていた外国放送を、カバイヴァンスカは友人とともにひそかに聞き、そこでマリア・カラスの歌声に惹かれるようになる[3]

翌1958年、カバイヴァンスカはブルガリア政府の奨学金を得てイタリアに留学。2011年の自身の回想によると留学先は当初、別の国だったようだが、カラスへの憧れからイタリアに変更してもらったという[3]ミラノヴェルチェッリにてツィータ・フマガッリ・リーヴァイタリア語版に師事してさらなる研さんに励む。1959年、カバイヴァンスカはプッチーニ『外套』のジョルジェッタ役でイタリア・デビューを果たした。2年後の1961年には、ファーノレオンカヴァッロ道化師』のネッダ役を演じ、イタリア国内の評判を決定づけると、同じ年に指揮者アントニーノ・ヴォットージャナンドレア・ガヴァッツェーニの推薦によりベッリーニテンダのベアトリーチェ英語版』のアグネス役でスカラ座の初舞台を迎え、後者では共演したジョーン・サザーランドのスタイルと逆の「適切な」歌唱で公演を務めた[1]

1962年、カバイヴァンスカはイタリア国外に進出し、メトロポリタン歌劇場(メト)にはカルロ・ベルゴンツィと共演した『道化師』のネッダ役で、コヴェント・ガーデンにはゲオルク・ショルティ指揮、マリオ・デル=モナコティート・ゴッビ出演のヴェルディ『オテロ』デズデーモナ役でそれぞれデビュー[1]。1961年から1968年にわたり、アメリカにおける往年の大ソプラノで当時すでにボルチモアに引退していたローザ・ポンセルに歌唱技術などの教えを乞うと、ヴェルディの『運命の力』レオノーラ役と『イル・トロヴァトーレ』のレオノーラ役、プッチーニ『蝶々夫人』の蝶々さん役を演じる際に指導の賜物を発揮した[1][4]

以降、カバイヴァンスカはボリショイ劇場テアトロ・コロンウィーン国立歌劇場ハンガリー国立歌劇場など世界の主要歌劇場を席巻する。1973年にはカラスの演出によるヴェルディ『シチリアの晩鐘』が再建なったトリノテアトロ・レージョにかけられ、カバイヴァンスカはエレナ役で出演するに至った。

同年9月にはNHKの招聘により日本を訪れ、NHKイタリア歌劇団の第7回公演(NHKホール)にて、オリヴィエロ・デ・ファブリティース指揮の『トスカ』で表題役を歌った。その公演はフラヴィアーノ・ラボー(カヴァラドッシ)、ジャンピエロ・マストロメイ(スカルピア)と共演したが、ラボーが短躯ゆえに一苦労しており、イタリア歌劇団に関わった元NHKチーフディレクターの武石英夫によれば、ラボーのために特注のシークレットシューズを作ったものの、それを履いたところでカバイヴァンスカの髪の毛を除いた額の高さにしか届かなかったという[5]

2年後の1975年にはパリ・オペラ座に『イル・トロヴァトーレ』レオノーラ役でデビューし、1978年からはヘルベルト・フォン・カラヤンの知遇を得てウィーンで『イル・トロヴァトーレ』公演に出演したほか、1981年と1982年のザルツブルク音楽祭でもカラヤン指揮のヴェルディ『ファルスタッフ』でアリーチェ・フォード役を務めた[1]

歌手活動のかたわらで、カバイヴァンスカはシエナキジアーナ音楽院で教鞭をとり、1992年からはトリノでマスター・クラスを開始している[1]。また世界各地の権威ある国際コンクールの審査員を務めてきた。2007年9月8日にモデナの大聖堂で行われたルチアーノ・パヴァロッティの葬儀に際しては、『オテロ』から「アヴェ・マリア」を歌った[6]。新しいレパートリーの開拓も惜しまず、レハールの『メリー・ウィドウ』、ヤナーチェクの『イェヌーファ』、ヴァイルの『闇の女』など、20世紀に作られたオペラも手掛けている[1]。2002年には新ブルガリア大学(NBU)英語版内に設立した「ライナ・カバイヴァンスカ財団」に名を冠され、ブルガリアの才能ある若い芸術家への支援を目指している[7]

演奏会を終えて、第11代大統領ジョルジョ・ナポリターノに賛辞を受けるカバイヴァンスカ(2009年)

2011年5月、ソフィアのマスコミのインタビューに応じたカバイヴァンスカは、「デビューから54年経った今でも、イタリアはおろか世界の舞台を席巻したとは思っていない」と述べ、またイタリアに留学したまま外地に居ついた点には「当時の政権に公然と反対することは不可能で、家族は人質にされたも同然の状態であった」として、カバイヴァンスカ自身も何度か個人的に脅迫を受けたと明かした[1]

2009年9月にソフィアと故郷ブルガスでソフィア・フィルハーモニー管弦楽団とのガラ・コンサートに出演した[8]あとは、公的なコンサート出演は公表されていないが[注釈 1]、マスタークラスの受講生に交じって、飛び入りで2012年のガラ・コンサートに出演している[9]

主なディスコグラフィ・フィルモグラフィ

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カバイヴァンスカが出演した録音は71件が知られている。

通番 作曲家 配役名 劇場 指揮者 備考
01 V・ベッリーニ BEATRICE DI TENDA スカラ座 アントニーノ・ヴォットー 1961 (LI)*
02 ベルリオーズ BENVENUTO CELLINI Teatro di San Carlo di Napoli フェルナンド・プレヴィターリ 1967 (LI)*
03 ボーイト MEFISTOFELE スカラ座 ジャナンドレア・ガヴァッツェーニ 1964 (LI)*
04 ブリテン TURN OF THE SCREW (THE) Teatro Regio di Torino Campanella Bruno 1995 (LI)**
05 フランチェスコ・チレア ADRIANA LECOUVREUR Teatro Comunale di Firenze G・ガヴァッツェーニ 1981 (LI)*
06 チレア ADRIANA LECOUVREUR Bulgarian Television and Radio Symphony Orchestra Arena, Maurizio 1985 (LI)*
07 チレア ADRIANA LECOUVREUR Teatro La Fenice di Venezia Oren Daniel 1991 (LI)**
08 ガエターノ・ドニゼッティ FAUSTA Teatro dell'Opera di Roma Oren Daniel 1981 (LI)*
09 ドニゼッティ ROBERTO DEVEREUX Teatro dell'Opera di Roma Rudel Julius 1988 (LI)*
10 ウンベルト・ジョルダーノ ANDREA CHÉNIER Teatro Communale di Genova Peloso Paolo 1972 (LI)*
11 ルッジェーロ・レオンカヴァッロ PAGLIACCI Metropolitan Opera Cleva Fausto 1962 (LI)*
12 レオンカヴァッロ PAGLIACCI スカラ座 カラヤン、ヘルベルト・フォン 1968 (FI)**
13 レオンカヴァッロ PAGLIACCI Metropolitan Opera Adler Kurt 1970?(LI)*
14 ジュール・マスネ MANON Teatro dell'Opera di Roma Oren Daniel 1981 (LI)*
15 マスネ タイス Teatro Bellini di Catania Fabritiis Oliviero De 1969 (LI)*
16 フランシス・プーランク VOIX HUMAINE (LA) Teatro Massimo di Palermo Reck Stefan Anton 2000 (LC)*
17 プッチーニ ボエーム (LA) Teatro Colón (Buenos Aires) Martini Juan Emilio 1963 (LI)*
18 プッチーニ 蝶々夫人 Orchestra Filarmonica di Napoli Rápalo Ugo 1969 (STU)*
19 プッチーニ 蝶々夫人 Bulgarian Philharmonic Orchestra Bellini Gabriele 1982 (STU)*
20 プッチーニ 蝶々夫人 Verona Arena Arena Maurizio 1983 (LI)**
21 プッチーニ 蝶々夫人 Arena di Verona Campori Angelo 1997 (LI)*
22 プッチーニ マノン・レスコー Metropolitan Opera Adler Kurt 1966 (LI;12/3/66)*
23 プッチーニ マノン・レスコー Fort Worth Opera Orchestra Kruger Rudolf 1968 (LI)*
24 プッチーニ マノン・レスコー Verona Arena Santi Nello 1970 (LI;Kabaiwanska)*
25 プッチーニ マノン・レスコー Deutsche Oper Berlin Maazel Lorin 1971 (LI)*
26 プッチーニ マノン・レスコー Bulgarian TV and Radio Symphony Orchestra Campori Angelo 1984*
27 プッチーニ SUOR ANGELICA Teatro de la Zarzuela de Madrid Alcántara Theo 1993 (LI)***
28 プッチーニ TOSCA NHK Symphony Orchestra Fabritiis Oliviero De 1973 (LI)***
29 プッチーニ TOSCA スカラ座 Molinari-Pradelli Francesco 1974 (LI)*
30 プッチーニ TOSCA New Philharmonia Orchestra Bartoletti Bruno 1976 (FI)**
31 プッチーニ TOSCA Orchestra Stabile Emiglia-Romagna Campori Angelo 1976 (LI)*
32 プッチーニ TOSCA スカラ座 Ozawa Seiji 1980 (LI)**
33 プッチーニ TOSCA L'Opéra de Marseille Boncompagni Elio 1981 (LI)*
34 プッチーニ TOSCA Bulgarian Philharmonic Bellini Gabriele 1982 (STU)*
35 プッチーニ TOSCA Bayerische Staatsoper Patanè Giuseppe 1985 (LI)*
36 プッチーニ TOSCA Teatro dell'Opera di Roma Oren Daniel 1990 (LI)***
37 プッチーニ TURANDOT Covent Garden Downes Edward 1963 (LI)*
38 ロッシーニ GUILLAUME TELL [GUGLIELMO TELL] Teatro Colón (Buenos Aires) F・プレヴィターリ 1966 (LI)*
39 チャイコフスキー EUGENE ONEGIN Metropolitan Opera Tchakarov Emil 1979 (LI)*
40 ヴェルディ DON CARLOS [DON CARLO] Philadelphia Lyric Opera Company Guadagno Anton 1966 (LI)*
41 ヴェルディ DON CARLOS [DON CARLO] San Antonio Symphony Orchestra Alessandro Victor 1968 (LI)*
42 ヴェルディ DON CARLOS [DON CARLO] Houston Grand Opera Herbert Walter 1969 (LI)*
43 ヴェルディ DON CARLOS [DON CARLO] Metropolitan Opera Adler Kurt 1970 (LI;14/2/70)*
44 ヴェルディ DON CARLOS [DON CARLO] Metropolitan Opera Molinari-Pradelli Francesco 1971 (LI)*
45 ヴェルディ DON CARLOS [DON CARLO] Bayerische Staatsoper Molinari-Pradelli Francesco 1977 (LE)*
46 ヴェルディ ERNANI スカラ座 Votto Antonino 1969 (LI)*
47 ヴェルディ FALSTAFF Teatro Colón (Buenos Aires) F・プレヴィターリ 1965 (LI)*
48 ヴェルディ FALSTAFF San Francisco Opera Molinari-Pradelli Francesco 1966 (LI)*
49 ヴェルディ FALSTAFF Wiener Philharmoniker カラヤン、ヘルベルト・フォン 1980 (STU)*
50 ヴェルディ FALSTAFF Wiener Philharmoniker カラヤン、ヘルベルト・フォン 1981 (LI)*
51 ヴェルディ FALSTAFF Wiener Philharmoniker カラヤン、ヘルベルト・フォン 1982**
52 ヴェルディ FALSTAFF Teatro di San Carlo di Napoli Oren Daniel 1985 (LI)***
53 ヴェルディ FORZA DEL DESTINO (LA) Metropolitan Opera Santi Nello 1964 (LI)*
54 ヴェルディ FORZA DEL DESTINO (LA) Philharmonisches Staatsorchester Hamburg Gregor Bohumil 1971 (LI)*
55 ヴェルディ OTELLO Covent Garden Solti Georg 1962 (LI)*
56 ヴェルディ OTELLO Teatro Colón (Buenos Aires) Klobucar Berislav 1963 (LI)*
57 ヴェルディ OTELLO San Francisco Opera Gregor Bohumil 1970 (LI)*
58 ヴェルディ OTELLO Teatro Verdi di Trieste Sanzogno Nino 1975 (LI)*
59 ヴェルディ SIMON BOCCANEGRA スカラ座 Abbado Claudio 1976 (LE)*
60 ヴェルディ SIMON BOCCANEGRA スカラ座 Abbado Claudio 1976 (LI;Washington)*
61 ヴェルディ TRAVIATA (LA) Teatro Comunale di Bologna Gatto Armando 1974 (LI)*
62 ヴェルディ TROVATORE (IL) Berliner Staatskapelle Bartoletti Bruno 1975 (STU)*
63 ヴェルディ TROVATORE (IL) Wiener Staatsoper カラヤン、ヘルベルト・フォン 1978 (LI)***
64 ヴェルディ TROVATORE (IL) Teatro Comunale dell'Opera di Genova Rizzi Carlo 1991 (LI)*
65 ヴェルディ VÊPRES SICILIENNES [I VESPRI SICILIANI] (LES) Teatro Regio di Torino Vernizzi Fulvio 1973 (LI)*
66 ワーグナー RIENZI スカラ座 Scherchen Hermann 1964 (LI)*
67 ヴァイル LADY IN THE DARK Teatro Massimo di Palermo Mercurio Steven 2001 (LI)**
68 ザンドナーイ フランチェスカ・ダ・リミニ Opera Orchestra of New York Queler Eve 1973 (LI)*
69 ザンドナーイ フランチェスカ・ダ・リミニ Arena di Verona Arena Maurizio 1980 (LI)*
70 ザンドナーイ フランチェスカ・ダ・リミニ Bulgarian Radio Arena, Maurizio 1987 (STU)*
71 ザンドナーイ フランチェスカ・ダ・リミニ Teatro Massimo di Palermo Arena, Maurizio 1995 (LI)**

スタジオ録音

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ライヴ録音

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フィルモグラフィ

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  • プッチーニ『トスカ』:ラボー、マストロメイ:デ・ファブリティース指揮:1973年9月24日NHKホール(第7回NHKイタリア歌劇団公演):キングレコード KIBM-1050(DVD、2008年)[24]
  • ヴァイル『闇の女』:ショーン・シムス、ジーノ・キュリコ:スティーヴン・マーキュリオ英語版指揮:2001年パレルモ:House of Opera DVDCC 764(DVD、2005)[25]

褒章ほか

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脚注

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注釈

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  1. ^ 公式サイトの当該記事のその後の掲載内容は、マスタークラスの案内がメインである。

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k 公式サイト 2013, Career
  2. ^ AIOL & ウンブリア音楽協会 2013
  3. ^ a b c Hristova & Novinite 2013
  4. ^ Rosa Ponselle: American Diva - Google ブックス p.291
  5. ^ 『クラシックジャーナル』 2008, pp. 77–78
  6. ^ Thousands bid Pavarotti farewell [パヴァロッティと別れを惜しむ数万の弔問客]” (英語). BBC News. BBC. 2013年2月7日閲覧。
  7. ^ Fund Raina Kabaivanska” (英語). Raina Kabaivanska. Raina Kabaivanska & NBU. 2013年2月7日閲覧。
  8. ^ News - Raina Kabaivanska plans in September concerts in Sofia and Burgas [9月にソフィアとブルガスで演奏会を予定]” (英語). Raina Kabaivanska - The Official Site [公式サイト]. Raina Kabaivanska & NBU. 2013年2月7日閲覧。
  9. ^ News - Master Class of Raina Kabaivanska 2012 [2012年マスタークラスの出講、R・カバイヴァンスカ]” (英語). Raina Kabaivanska - The Official Site. Raina Kabaivanska & NBU. 2013年2月7日閲覧。
  10. ^ #22 Raina Kabaivanska:Madama Butterfly by Giacomo Puccini, performed in Italian There(原文ママ)” (en,it). Operadis Opera Discography. Brian Capon. 2013年2月7日閲覧。
  11. ^ a b c d Recordings added to CLOR in November and December 2009”. Wayback Machine. opera-discography.org (2024年5月18日). 2024年5月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月9日閲覧。 “The recordings listed above were added to CLOR in November and December 2009 They are not all included in the mini-version of CLOR on the internet (OPERADIS). [上記の録音は、2009年11月と12月に CLOR に追加された。インターネット上の CLOR の縮小版(OPERADIS)には、全件を掲載するわけではない。]”
  12. ^ プッチーニ『蝶々夫人』の録音の典拠は以下による[10]。用語一覧=CLORに追加された録音の書誌情報(2009年11月・12月分)[11]
    • 指揮 | Ugo Rápalo | | 1969(STU)
      • オーケストラ | Orchestra Filarmonica di Napoli
      • 合唱団 | Coro dell'Accademia Corale Napoletana
    • 出演者
      • Cio Cio San | Raina Kabaivanska
      • Pinkerton | Gino Taddei
      • Sharpless | Gianni Maffeo
      • Suzuki | Mirella Marcossi
      • Kate Pinkerton | Anna Maria Borrelli
      • Goro | Pier Francesco Poli
      • Il principe Yamadori | Luigi Paolillo
      • Lo zio Bonzo | Nicolai Stoilov
      • Il commissario imperiale | Raffaele Passaro
      • L'ufficiale del Registro | Rolando Esposito
      • La madre di Cio Cio San | Fernanda Gambardella
      • La zia | Rita Corinaldesi
      • La cugina | Elisa Coppola
  13. G・プッチーニ作『蝶々夫人』は以下の出版物を典拠とした。
    • High Fidelity, December 1958, Vol.8 No.12 p.98;
    • HARRIS p.165;
    • Opera on Record p.605;
    • CELLETTI p.605;
    • MARINELLI p.397
    • Opera on CD (1) p.108 (2) p.119 (3) p.134;
    • L'Avant Scène Opéra, No.56 p.120, mise à jour juillet 2003;
    • MET p.426;
    • MET (VID) p.241;
    • PENGUIN p.304;
    • Stereophile, December 1990, p.201; April 1991, p.27 (letter);
    • Opera on Video p.182;
    • GIUDICI p.621 (2) p.1023;
    • Classic CD, November 1997 p.56;
    • Répertoire, No.113 mai 1998 p.87;
    • American Record Guide, September/October 2000, Vol.63 No.5 pp.73-83.
  14. ^ #37 Raina Kabaivanska:Il trovatore by Giuseppe Verdi performed in Italian” (英語). Operadis-opera-Discography: There are 71 recordings on file in which Raina Kabaivanska appears. Brian Capon. 2013年2月7日閲覧。
  15. ^ 1975年の公演『イル・トロヴァトーレ』出演記録は以下のとおり[13]
    • 指揮 | Bruno Bartoletti | 1975(STU)
    • オーケストラ | Berliner Staatskapelle
    • 合唱団 | Chor der Deutschen Staatsoper Berlin
    • 出演者
      • Manrico | Franco Bonisolli
      • Azucena | Viorica Cortez
      • Leonora | Raina Kabaivanska
      • Conte di Luna | Giorgio Zancanaro
      • Ferrando | Giancarlo Luccardi
      • Ines | Gisela Pohl
      • Ruiz | Johannes Bier

    録音媒体

    • レコード盤 | Fonoteam;
    • Ariola Eurodisc 281689XFR {3LPS};
    • Acanta 794 23.301 {2LPS}

    コンパクトディスク;

    • DA Music {2CDS};
    • Acanta 43301 {2CDS};
    • Arts Music 43045-2 {2CDS} (2004)ª
      • ª(発行年は初版もしくは再販)
  16. Il trovatore(ヴェルディ)の演奏は次の資料を典拠とする[11]
    • High Fidelity January 1960 Vol.10 No.1 p.49, October 1963 Vol.13 No.10 p.42;
    • HARRIS p.296;
    • Opera on Record p.225;
    • CELLETTI p.1050;
    • MARINELLI p.162;
    • Opera on CD (1) p.50, (2) p.56, (3) p.62;
    • L'Avant Scène Opéra No.60 p.100, Mise à jour Octobre 2003;
    • MET p.596;
    • MET (VID) p.371;
    • PENGUIN p.507;
    • GIUDICI p.920 (2) p.1487;
    • Opéra International No.252 décembre 2000 p.16;
    • Orpheus Juni 2001 S.53;
    • CD Compact No.161 enero 2003 p.20
    評論の掲載誌
    • American Record Guide | September 1977 p.46
    • Classical Express | Issue No.113 August 1999 p.3 [NL]
    • Das Opernglas | Januar 1998 S.64 [ML]
    • Ópera Actual (Barcelona) | No.80 mayo 2005 p.87 [PN]
  17. ^ #47 Raina Kabaivanska:Falstaff by Giuseppe Verdi performed in Italian” (英語). Operadis-opera-Discography: There are 71 recordings on file in which Raina Kabaivanska appears. Brian Capon. 2013年2月7日閲覧。
  18. ^ ヴェルディ『ファルスタッフ』の演奏ならびに録音は以下の資料による[15]
    • 指揮 Herbert von Karajan | | 1980 (STU)
    • オーケストラ | Wiener Philharmoniker
    • 合唱団 | Wiener Staatsoper
    • 出演者
      • Falstaff | Giuseppe Taddei
      • Fenton | Francisco Araiza
      • Ford | Rolando Panerai
      • Dr. Cajus | Piero De Palma
      • Bardolfo | Heinz Zednik
      • Pistola | Federico Davià
      • Alice Ford | Raina Kabaivanska
      • Nannetta | Janet Perry
      • Meg Page | Trudeliese Schmidt
      • Mistress Quickly | Christa Ludwig
    録音媒体
    • レコード盤; | Philips 6769 060 {3LPS} (1981)ª
    • カセットテープ; | Philips 7654 060 (1981)ª
    • コンパクトディスク; | Philips 412 263-2 {2CDS} (1984)ª;
      • DG 447 686-2 {2CDS}
      • ª(発行年は初版か再版)
  19. ヴェルディ『ファルスタッフ』の録音は次の資料を典拠とする[11]
    • High Fidelity January 1960 Vol.10 No.1 p.101;
    • Opera May 1970 p.389, August 1970 p.727, October 1970 p.982;
    • HARRIS p.101;
    • Opera on Record p.331;
    • CELLETTI p.894;
    • Opera on CD (1) p.60 (2) p.67 (3) p.75;
    • L'Avant Scène Opéra No.87/88 p.146, miseà jour avril 2001;
    • MET p.663;
    • MET (VID) p.411;
    • PENGUIN p.478;
    • GIUDICI p.1042 (2) p.1682;
    • Répertoire No.109 janvier 1998 p.18, pp.74-76;
    • Opéra International No.256 avril 2001 pp.16-22;
    • Orpheus Juli 2001 S.69;
    • l'opera (milano) Anno XV N.155 ottobre-novembre 2001 p.117;
    • グラモフォン賞英語版 Issue 2002 p.52;
    • Diapason No.556 mars 2008 p.66

    この録音の評論は以下の出版物に掲載された。

    • (The) Gramophone, February 1981 p.1121 [AB] | ; December 1984 p. [AB]
    • Opera Quarterly*, Vol.5 Nos.2 & 3 Summer/Autumn 1987 pp.248-252 [WRM]
      • 注記:この録音(1980年)の出演者は1982年撮影のビデオ、〈生演奏〉の録音(1981年)と同じ顔ぶれである。略語の一覧は、

    「CLORLINK.HTM」[11]を参照。

  20. ^ #1 Raina Kabaivanska:Beatrice di Tenda by Vincenzo Bellini performed in Italian” (英語). Operadis-opera-Discography. Brian Capon. 2013年2月7日閲覧。
  21. ^ ライナ・カバイヴァンスカが出演する録音は71件[17]
  22. ^ #2 Raina Kabaivanska” (英語). Operadis-opera-Discography. Brian Capon. 2013年2月7日閲覧。
  23. ^ #43 Raina Kabaivanska” (英語). Operadis-opera-Discography. Brian Capon. 2013年2月7日閲覧。
  24. ^ #49 Raina Kabaivanska” (英語). Operadis-opera-Discography. Brian Capon. 2013年2月7日閲覧。
  25. ^ #63 Raina Kabaivanska” (英語). Operadis-opera-Discography. Brian Capon. 2013年2月7日閲覧。
  26. ^ #70 Raina Kabaivanska” (英語). Operadis-opera-Discography. Brian Capon. 2013年2月7日閲覧。
  27. ^ 『クラシックジャーナル』 2008, p. 69
  28. ^ #71 Raina Kabaivanska” (英語). Operadis-opera-Discography. Brian Capon. 2013年2月7日閲覧。

参考文献

[編集]

ウェブサイト

[編集]

印刷物

[編集]
  • NHK交響楽団 編『NHK交響楽団五十年史』NHK交響楽団、1977年。 
  • NHK交響楽団(編)「NHK交響楽団全演奏会記録 2」『Philharmony』第73巻第2号、NHK交響楽団、2001年。 
  • 中川右介(司会・構成)『クラシックジャーナル』第32巻、アルファベータ、2008年、57-81頁、ISBN 978-4-87198-742-4 


外部リンク

[編集]