ライラエル 氷の迷宮
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『ライラエル 氷の迷宮』(ライラエル こおりのめいきゅう、原題 : Lirael)は、2001年に発表された、ガース・ニクス著のダークファンタジー小説『古王国記』シリーズの第2巻。
ストーリー
[編集]サブリエルの戦いから14年後、古王国では再びチャーターストーンが破壊され、陰謀めいた影がうごめいていた。
一方、クレア氷河では、ライラエルは14歳の誕生日になっても「先視の力」を授からず、一族からの疎外感を覚えていた。氷河に身を投げて自殺しようと決意するが躊躇していると、そこにサブリエルが現れる。そして、クレアの図書館で働く事になり、ライラエルは不評の犬と共に冒険の日々を過ごし、自らの運命を知ることに・・・。
登場人物
[編集]- ライラエル
- 主人公。クレア族の娘。
- 不評の犬
- ライラエルが作り出した犬の精霊だが、製作過程でフリーマジックが紛れ込んだ。
- サメス
- 古王国の王子。サブリエルの息子。
- ニコラス・セイアー
- アンセルスティエール人。サメスの友人。
- モゲット
- 正体不明の古代からのフリーマジックの化け物。しかし、普段は首輪のランナによって拘束され猫の姿をしている。
- ヘッジ
- 古代の強大な力の手先となっているネクロマンサー。
- エミリア
- 古王国の王女。サメスの姉。
- サブリエル
- 第53代アブホーセン。タッチストーンと結婚した。
- タッチストーン
- 古王国の王。