ラジャブ・ブタエフ
基本情報 | |
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本名 | ラジャブ・ユスポビッチ・ブタエフ |
通称 |
The Python(ニシキヘビ) No Mercy |
階級 | ウェルター級 |
身長 | 179cm |
リーチ | 183cm |
国籍 | ロシア |
誕生日 | 1993年12月15日(31歳) |
出身地 |
ソビエト連邦 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国 ダゲスタン自治ソビエト社会主義共和国ハサヴユルト |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 16 |
勝ち | 14 |
KO勝ち | 11 |
敗け | 1 |
引き分け | 0 |
無効試合 | 1 |
獲得メダル | ||
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ロシア | ||
男子 ボクシング | ||
ユニバーシアード | ||
金 | 2013 カザン | ライトウェルター級 |
ラジャブ・ユスポビッチ・ブタエフ(Radzhab Yusupovich Butaev、ロシア語: Раджаб Юсупович Бутаев、1993年12月15日 - )は、ロシアのプロボクサー。ダゲスタン共和国ハサヴユルト出身。元WBA世界ウェルター級レギュラー王者。
来歴
[編集]2016年3月12日、デビュー戦を2週間前に控えたブタエフはロシアのファイト・プロモーションと契約した[1]。
2016年4月12日、ファイト・プロモーションとの共同プロモーションの形でルー・ディベイラのディベイラ・エンターテイメントと契約した[2]。
2016年11月19日、コネチカット州レッドヤードのフォックスウッズ・リゾート・カジノ内グレート・セダー・ショールームでガボール・ゴルビクスとNABF北米スーパーウェルター級王座決定戦を行い、8回3-0(3者共に80-72)の判定勝ちを収め王座を獲得した[3][4]。
2019年11月30日、モンテカルロのカジノ・モンテカルロ・サル・メディシンでWBA世界ウェルター級1位のアレクサンデル・ベスプーチンとWBA世界ウェルター級レギュラー王座決定戦とEPBユーラシアウェルター級王座決定戦を行い、12回0-3(3者共112-116)の判定負けを喫し、王座獲得に失敗した[5]。しかし、ドーピング検査のためベスプーチンから事前に採取されたAサンプルから代謝を促進する禁止薬物のリガンドロールが検出され、2020年1月15日に検査された、Bサンプルからもリガンドロールが検出された[6]。
2020年7月4日、上記のリガンドロール検出のドーピング違反を受けWBAはベスプーチンからWBA世界ウェルター級レギュラー王座とEBPユーラシアウェルター級王座を剥奪し、王座決定戦の試合結果を無効試合に変更した[7]。翌日の7月5日にはWBAからヨルデニス・ウガスとアベル・ラモスの間でベスプーチンの王座剥奪によるレギュラー王座の決定戦の交渉を行うように通達し、この勝者がブタエフとの指令戦を行う事を義務付けた[8]。
2020年12月26日、ロサンゼルスのシュレイン・エクスポジション・センターでテリー・チャトウッドと対戦し、3回1分1秒KO勝ちを収めた[9]。
2021年9月16日、WBAはウェルター級で団体内王座統一戦を行うように通達し、レギュラー王者のジャーマル・ジェームスとブタエフで指名試合を行い[10]、スーパー王者のヨルデニス・ウガスとエイマンタス・スタニオニスと対戦した後に、それぞれの勝者で団体内王座統一戦を行うように指令を出した[11]。
2021年10月30日、ラスベガスのミケロブ・ウルトラ・アリーナでWBA世界ウェルター級レギュラー王者ジャーマル・ジェームスと対戦し、9回2分12秒TKO勝ちを収め王座を獲得した[12]。
2022年4月16日、テキサス州のAT&Tスタジアムでエイマンタス・スタニオニスと対戦し、12回判定負けで初防衛に失敗した。
獲得タイトル
[編集]- NABF北米スーパーウェルター級王座
- WBA世界ウェルター級レギュラー王座(防衛0)
脚注
[編集]- ^ “Radjab Butaev Inks Pact With Fight Promotions”. Boxing Scene.com (2016年3月12日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “Radzhab Butaev Inks With Lou DiBella, To Fight at Barclays”. Boxing Scene.com (2016年4月12日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “Santos, Butaev Win Bouts; Pennington Retires Melson”. Boxing Scene.com (2016年11月20日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “BROADWAY BOXING RESULTS FROM FOXWOODS”. boxingtalk.com. 23 November 2016閲覧。
- ^ “Alexander Besputin Decisions Radzhab Butaev For WBA Title”. Boxing Scene.com (2019年11月30日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “Besputin To Have B-Sample Tested, Vows To Fight PED Claim”. Boxing Scene.com (2020年1月15日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “Besputin Maintains Innocence, Aims To Win Another Title”. Boxing Scene.com (2020年7月9日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “Ugas vs. Ramos Ordered For Vacant WBA "Regular" Welterweight Title; Winner To Face Butaev”. Boxing Scene.com (2020年7月5日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “Radzhab Butaev Blasts Out Terry Chatwood in Three”. Boxing Scene.com (2020年12月16日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “Jamal James Elevated To WBA "World" Welterweight Titlist, Ordered To Next Face Radzhab Butaev”. Boxing Scene.com (2021年2月4日). 2021年2月9日閲覧。
- ^ “Ugas-Stanionis, James-Butaev Ordered As Part Of WBA Welterweight Box-Off”. Boxing Scene.com (2021年9月16日). 2021年10月31日閲覧。
- ^ “Radzhab Butaev Stops Jamal James in Ninth, Captures WBA 'Regular' Title”. Boxing Scene.com (2021年10月31日). 2021年10月31日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- RADZHAB BUTAEV - Premier Boxing Champions
- ラジャブ・ブタエフ (@ButaevR) - X(旧Twitter)
- ラジャブ・ブタエフ (@radzhab_butaev) - Instagram
- ラジャブ・ブタエフの戦績 - BoxRec
前王者 ジャーマル・ジェームス |
WBA世界ウェルター級王者 2021年10月30日 - 2022年4月16日 |
次王者 エイマンタス・スタニオニス |