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ラピドKLサンウェイ線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
BRTサンウェイ線
ロゴマーク
専用道とBRT車両(サンU-モナッシュ駅にて)
専用道とBRT車両(サンU-モナッシュ駅にて)
基本情報
マレーシアの旗 マレーシア
所在地 セランゴール州
種類 路線バス (BRT)
開業 2015年6月2日
所有者 プラサラナ・マレーシア
運営者 ラピドKL
詳細情報
総延長距離 5.4 km
駅数 7駅
保有車両数 15台
最高速度 40km/h
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BRTサンウェイ線(BRT Sunway Line)は、マレーシアセランゴール州にあるラピドKL(RapidKL Bus)が運行するバス高速輸送システム(BRT)路線である。路線カラーはグリーンで番号はB1である。

東南アジアでは初の高架式BRTである他、全車両が電気バスで運行されている[1]

概要

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BRTサンウェイ線はサンウェイ-スティア・ジャヤ駅からUSJ7駅までの計7駅、全長5.4kmを結び、スバン・ジャヤ市の主要地域を通る。

全線が高架によるバス専用道であり、都市高速鉄道と類似した機能を持つ。この専用道は一般道路と接続するランプは設けられておらず、またBRTサンウェイ線以外の車両の通行権はない。

本路線の整備における総額は63.4億リンギットとなり、70%がプラサラナ・マレーシア、15%がサンウェイ・グループにより出資され、残りはUnit Kerjasama Awam Swasta(UKAS)の補助金で賄われた[2]

サンU-モナッシュ駅にはパークアンドライド用の駐車場施設が併設されており、計1153台(うち女性用102台、障害者用23台、オートバイ用121台)分の駐車スペースがある[3]

運用

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2015年6月2日に営業運転が開始された。開業から2か月間は無料で運行された。車両の運転間隔は4~8分である[4]

2018年12月1日以降、現在の運賃設定となっている[5]

駅一覧

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駅番号 日本語駅名 マレー語駅名 接続路線
SB1 サンウェイ-スティア・ジャヤ駅 Sunway-Setia Jaya KTMコミューター(KD08)
SB2 ムンタリ駅 Mentari
SB3 サンウェイ・ラグーン駅 Sunway Lagoon
SB4 サンメド駅 SunMed
SB5 サンU-モナッシュ駅 SunU-Monash
SB6 サウス・キー-USJ1駅 South Quay-USJ1
SB7 USJ7駅 USJ7 クラナ・ジャヤ線(KJ31)

車両

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車両は全て電気バスが使用され、計15台が在籍している[6]BYD K9に準じた足回りを使用し、車体の製造および架装はグミラン・コーチワークス英語版により行われた[7][8]

脚注

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  1. ^ Sunway elevated bus rapid transit to start in June”. The Star Online. 2020年2月27日閲覧。
  2. ^ Prasarana: More BRT could be built at various locations”. New Straits Times. 2020年2月27日閲覧。
  3. ^ Malaysia’s 1st BRT System, BRT-Sunway Line is Now Open”. Sunway Group Malaysia. 2020年2月27日閲覧。
  4. ^ The SUNWAY Bus Rapid Transit (BRT) Line: Lessons for The Future1”. Penang Institute. 2020年2月27日閲覧。
  5. ^ BRT Sunway Line”. Rapid KL. 2020年2月27日閲覧。
  6. ^ Southeast Asia's Largest Zero-Emissions Electric Bus Order Awarded to BYD”. MarketWatch. 2020年2月27日閲覧。
  7. ^ BYD INTRODUCTION & GLOBAL EV OPERATION”. BYD SINGAPORE. 2020年2月27日閲覧。
  8. ^ HK listing expands horizons for JB bus maker”. The Edge Markets. 2020年2月27日閲覧。

外部リンク

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