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ラムゼイ・ルイス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラムゼイ・ルイス
Ramsey Lewis
ラムゼイ・ルイス(1998年)
基本情報
出生名 Ramsey Emmanuel Lewis Jr.
生誕 (1935-05-27) 1935年5月27日
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ
死没 (2022-09-12) 2022年9月12日(87歳没)
ジャンル ジャズジャズ・ファンクポップスフュージョン
職業 作曲家、ピアニスト、ラジオ・パーソナリティ
担当楽器 ピアノ、キーボード
活動期間 1956年 -
レーベル Cadet、コロムビアGRPナラダ・ジャズコンコードヒドゥン・ビーチ
公式サイト www.ramseylewis.com
演奏するルイス(2006年)

ラムゼイ・ルイスRamsey Lewis1935年5月27日 - 2022年9月12日)は、アメリカ合衆国ジャズピアニスト作曲家イリノイ州シカゴ出身。

生涯

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1956年にエルディ・ヤングアイザック・"レッド"・ホルトとトリオを組み、チェス・レコードよりデビュー。このトリオによるライブ・アルバム『ジ・イン・クラウド (The In Crowd)』は、第8回グラミー賞(1966年)で最優秀インストゥルメンタル・ジャズ・パフォーマンス賞(小グループまたは小グループにおけるソロイスト部門)を受賞した。シングル「ジ・イン・クラウド」もビルボード・Hot 100で5位[1]、R&Bチャートで2位を記録した。

1966年にヤングとホルトが脱退し、ヤング・ホルト・トリオ(後のヤング・ホルト・アンリミッテッド)を結成する。替わりに、後のアース・ウィンド・アンド・ファイアのリーダーで、弟子のモーリス・ホワイトがドラマーとして、クリーヴランド・イートンがベーシストとして起用されている。1970年にはホワイトに替わりモーリス・ジェニングス英語版が加入。

1972年にコロムビア・レコードに移籍。この時期に、かつてのメンバーにして弟子でもあるモーリス・ホワイトをプロデューサーに迎え、『太陽の女神英語版』(1974年)を発表。ジャズ・ファンク色の強いこのアルバムはグラミー賞を受賞する。

1992年にGRPレコードに移籍。1995年にGRPの副社長カール・グリフィンの企画のもと、アーバン・ナイツを結成。グローヴァー・ワシントン・ジュニアオマー・ハキムヴィクター・ベイリーなどオール・スターを迎えたファースト・アルバムを、セルフタイトルで発表。1999年にルイスがナラダ・ジャズに移籍すると共に、アーバン・ナイツもナラダに移る。

2022年9月12日シカゴの自宅で死去。87歳没[2]

番組テーマ

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代表曲のひとつ「Sun Goddess」は、1970年代、当時のFM東京(現・TOKYO FM)における平日午後6時〜午後6時10分の番組『丸井ミュージック&モア〜夜とよぶには早すぎて〜』のテーマ曲として採用されていた。 2023年3月現在は、同TOKYO FMの『武部聡志のSESSIONS』のテーマ曲に、「Spring High」(アルバム『ラヴ・ノーツ』収録)が採用されている。

ディスコグラフィ

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アルバム

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  • Ramsey Lewis and his Gentle-men of Swing (1956年、Argo)
  • Ramsey Lewis and his Gentle-men of Jazz, Volume 2 (1957年、Argo)
  • 『レム・ウィンチェスター・アンド・ラムゼイ・ルイス・トリオ』 - Lem Winchester and the Ramsey Lewis Trio (1958年、Argo)
  • 『ダウン・トゥー・アース』 - Down to Earth (The Ramsey Lewis Trio Plays Music from the Soil) (1959年、EmArcy)
  • 『アン・アワー・ウィズ・ザ・ラムゼイ・ルイス・トリオ』 - An Hour with the Ramsey Lewis Trio (1959年、Argo)
  • 『アーリー・イン・ザ・モーニング』 - Early in the Morning (1960年、Argo) ※with ロレツ・アレキサンドリア
  • 『ストレッチング・アウト』 - Stretching Out (1960年、Argo)
  • 『イン・シカゴ』 - The Ramsey Lewis Trio in Chicago (1960年、Argo)
  • More Music from the Soil (1961年、Argo)
  • 『日曜はダメよ』 - Never on Sunday (1961年、Argo)
  • 『サウンド・オブ・クリスマス』 - Sound of Christmas (1961年、Argo)
  • The Sound of Spring (1962年、Argo)
  • 『カントリー・ミーツ・ザ・ブルース』 - Country Meets the Blues (1962年、Argo)
  • 『ボサ・ノヴァ』 - Bossa Nova (1962年、Argo)
  • 『ポット・ラック』 - Pot Luck (1963年、Argo)
  • 『ベアフット・サンデー・ブルース』 - Barefoot Sunday Blues (1963年、Argo)
  • 『バッハに捧ぐ』 - Bach to the Blues (1964年、Argo)
  • 『ボヘミアン・ケーバンスのラムゼイ・ルイス』 - The Ramsey Lewis Trio at the Bohemian Caverns (1964年、Argo)
  • More Sounds of Christmas (1964年、Argo)
  • You Better Believe Me (1965年、Argo) ※with ジーン・デュション
  • 『ジ・イン・クラウド』 - The In Crowd (1965年、Argo)
  • 『ハング・オン・ラムゼイ』 - Hang On Ramsey! (1965年、Cadet)
  • Choice! The Best of the Ramsey Lewis Trio (1965年、Cadet) ※コンピレーション
  • 『ウェイド・イン・ザ・ウォーター』 - Wade in the Water (1966年、Cadet) ※旧邦題『ニュー・ラムゼイ・ルイス・トリオ登場』
  • 『ムーヴィー・アルバム』 - The Movie Album (1966年、Cadet)
  • 『ラムゼイ・ルイスのラテンで行こう!』 - Goin' Latin (1966年、Cadet)
  • 『ダンシング・イン・ザ・ストリート』 - Dancing in the Street (1967年、Cadet)
  • 『ソウル・マン』 - Up Pops Ramsey Lewis (1967年、Cadet)
  • 『処女航海』 - Maiden Voyage (1968年、Cadet)
  • 『マザー・ネイチャーズ・サン〜ビートルズ・ソングブック』 - Mother Nature's Son (1968年、Cadet)
  • 『ライヴ・イン・トーキョー』 - Ramsey Lewis Live in Tokyo (1968年、Cadet)
  • 『ラムゼイ・ルイス・イン東京/アンコール』 - Encore! Ramsey Lewis in Tokyo (Vol. 2) (1969年、Chess/Victor) (Japan)
  • 『栄光への航海』 - Another Voyage (1969年、Cadet)
  • 『ザ・ピアノ・プレイヤー』 - The Piano Player (1969年、Cadet)
  • 『ゼム・チェインジズ』 - Them Changes (1970年、Cadet)
  • 『バック・トゥ・ザ・ルーツ』 - Back to the Roots (1971年、Cadet)
  • The Groover (1972年、Cadet)
  • The Best of Ramsey Lewis (1972年、Cadet) ※コンピレーション
  • Solid Ivory (1974年、Cadet)
  • 『ウペンド・ニ・パモハ』 - Upendo Ni Pamoja (1972年、Columbia)
  • 『ファンキー・セレニティー』 - Funky Serenity (1973年、Columbia)
  • 『ゴールデン・ヒッツ』 - Ramsey Lewis' Newly Recorded All-Time Non-Stop Golden Hits (1973年、Columbia)
  • 『ソラー・ウィンド』 - Solar Wind (1974年、Columbia)
  • 太陽の女神』 - Sun Goddess (1974年、Columbia) ※旧邦題『サン・ゴッデス』
  • 『ドント・イット・フィール・グッド』 - Don't It Feel Good (1975年、Columbia)
  • 『サロンゴ』 - Salongo (1976年、Columbia)
  • 『ラヴ・ノーツ』 - Love Notes (1977年、Columbia)
  • 『テキーラ・モッキンバード』 - Tequila Mockingbird (1977年、Columbia)
  • 『レガシー』 - Legacy (1978年、Columbia)
  • 『ラムゼイ』 - Ramsey (1979年、Columbia)
  • 『ルーツ』 - Routes (1980年、Columbia)
  • Blues for the Night Owl (1981年、Columbia)
  • 『ラムゼイ・タッチ』 - Three Piece Suite (1981年、Columbia)
  • 『ライヴ・アット・サヴォイ』 - Ramsey Lewis Live at the Savoy (1982年、Columbia)
  • 『チャンス・エンカウンター』 - Chance Encounter (1982年、Columbia)
  • 『レ・フルール』 - Les Fleurs (1983年、Columbia)
  • Reunion (1983年、Columbia)
  • 『トゥー・オブ・アス』 - The Two of Us (1984年、Columbia) ※with ナンシー・ウィルソン
  • Fantasy (1985年、Columbia)
  • Keys to the City (1987年、Columbia)
  • 『タイム・フォー・ラブ』 - Classic Encounter (1988年、Columbia)
  • 『ウィ・ミート・アゲイン』 - We Meet Again (1989年、Columbia) ※with ビリー・テイラー
  • 『アーバン・リニューアル』 - Urban Renewal (1989年、Columbia)
  • 『アイヴォリー・ピラミッド』 - Ivory Pyramid (1992年、GRP)
  • 『スカイ・アイランズ』 - Sky Islands (1993年、GRP)
  • 『ビトウィーン・ザ・キーズ』 - Between the Keys (1996年、GRP)
  • 『ダンス・オブ・ザ・ソウル』 - Dance of the Soul (1998年、GRP)
  • Appassionata (1999年、Narada Jazz)
  • Meant to Be (2002年、Narada Jazz) ※with ナンシー・ウィルソン
  • Simple Pleasures (2003年、Narada Jazz) ※with ナンシー・ウィルソン
  • Time Flies (2004年、Narada Jazz)
  • With One Voice (2005年、Narada Jazz)
  • 『ソングス・フロム・ザ・ハート』 - Songs from the Heart: Ramsey Plays Ramsey (2009年、Concord)
  • Taking Another Look Hidden (2011年、Beach)
  • Maha de Carnaval (2021年、Above Ground label)

アーバン・ナイツ

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  • 『アーバン・ナイツ』 - Urban Knights (1995年、GRP)
  • 『2』 - Urban Knights II (1997年、GRP)
  • Urban Knights III (2000年、Narada Jazz)
  • Urban Knights IV (2001年、Narada Jazz)
  • Urban Knights Presents The Chicago Project (2002年、Narada Jazz)
  • Urban Knights V (2003年、Narada Jazz)
  • Urban Knights VI (2005年、Narada Jazz)
  • 『7』 - Urban Knights VII (2019年、Ropeadope) ※ラムゼイ・ルイス&アーバン・ナイツ名義

脚注

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外部リンク

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