ラルフ・ハーゼンヒュットル
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RBライプツィヒ監督時代(2016年) | ||||||
名前 | ||||||
ラテン文字 | Ralph Hasenhüttl | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | オーストリア | |||||
生年月日 | 1967年8月9日(57歳) | |||||
出身地 | シュタイアーマルク州グラーツ | |||||
身長 | 191cm | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | FW | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
1985-1989 | グラーツァーAK | 65 | (20) | |||
1989-1994 | FKアウストリア・ウィーン | 134 | (44) | |||
1994-1996 | SVアウストリア・ザルツブルク | 53 | (13) | |||
1996-1997 | KVメヘレン | 27 | (8) | |||
1997-1998 | リールセSK | 22 | (4) | |||
1998-2000 | 1.FCケルン | 41 | (3) | |||
2000-2002 | グロイター・フュルト | 51 | (13) | |||
2002-2004 | バイエルン・ミュンヘンII | 57 | (14) | |||
通算 | 450 | (119) | ||||
代表歴 | ||||||
1988-1994 | オーストリア | 8 | (3) | |||
監督歴 | ||||||
2007-2010 | ウンターハヒンク | |||||
2011-2013 | VfRアーレン | |||||
2013-2016 | FCインゴルシュタット | |||||
2016-2018 | RBライプツィヒ | |||||
2018-2022 | サウサンプトンFC | |||||
2024- | VfLヴォルフスブルク | |||||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
ラルフ・ハーゼンヒュットル(Ralph Hasenhüttl、1967年8月9日 - )は、オーストリア出身の元同国代表サッカー選手。現サッカー指導者。
選手経歴
[編集]クラブ
[編集]地元のクラブであるグラーツァーAKでデビューし、アウストリア・ウィーンではリーグ3連覇、3度のカップ戦制覇を成し遂げた[1]。1998年から2000年にかけて在籍したケルンでは、1999-2000シーズンに2部リーグ優勝を果たし、1部昇格を助けた。その後実質2軍のFCバイエルン・ミュンヘンIIに移籍し、2年間在籍した後、現役引退を発表した。
代表
[編集]1988年5月17日のハンガリー代表との親善試合でオーストリア代表デビューと代表初ゴール。またUEFA欧州選手権1996予選にも1試合出場している。
指導者経歴
[編集]ドイツでの指導経歴
[編集]ウンターハヒンクで監督を務める前は、同クラブの医療スタッフであった。その後、ウンターハヒンクの監督となったヴェルナー・ローラントの助監督を務めたが、彼の成績不振を受け、2007年にクラブの正式な監督となった[2]。監督になってからは2部昇格を目標にシーズンを戦っていたが、目標を果たせずに2010年2月に解任された[3]。
2011年1月、当時3. リーガ(3部)に位置していたVfRアーレンの監督に就任する[4]。ここでは4-4-2をベースとした、基本に忠実なサッカーで2. ブンデスリーガへとクラブを昇格させた。2部初挑戦となった2012-13シーズンは及第点であった2部残留どころか、リーグ9位という好成績でシーズンを終え、監督としての知名度と評価を大きく上げた[5]。
VfRアーレンの監督を辞任した後、2013年10月、マルコ・クルツの後を継ぐ形でFCインゴルシュタット04の監督に就任。就任初年度はリーグ10位で終えるが、翌シーズンの2015-16シーズンは、見事な采配でチームを史上初のブンデスリーガ昇格へと導いた[6]。
RBライプツィヒ
[編集]2016年5月、2部からの昇格組であったRBライプツィヒの監督に就任。また、自身初の1部初挑戦であった。ここでハーゼンヒュットルは大きな転機を迎える。ブンデスリーガ2016-2017シーズンでは、第2節で強豪ドルトムントを1-0で破り、開幕13試合無敗など、1年目ながらリーグ前半はバイエルン・ミュンヘンに続いて2位に入り、1年目とは思えない成績を残し[7]、最終的にはリーグ2位でフィニッシュ。クラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権を得た[8]。 2017-2018シーズンをもって退任[9]。
サウサンプトンFC
[編集]2018年12月5日、プレミアリーグで低迷していたサウサンプトンFCの監督に途中就任した[10]。就任後2試合目となった12月16日のアーセナル戦では、壮絶な打ち合いを制し、3-2で勝利した。また、この勝利で13試合未勝利という記録を破った[11]。
2022年11月7日、直近のニューカッスル戦で1-4の敗北を喫した後、サウサンプトンより解任を発表された[12]。
ヴォルフスブルク
[編集]2024年3月、VfLヴォルフスブルク監督を途中解任されたニコ・コバチの後任として、6年ぶりにブンデスリーガ復帰[13]。
監督成績
[編集]- 2022年11月7日現在
クラブ | 国 | 就任 | 退任 | 記録 | |||||||
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試 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | 差 | 勝率 | ||||
ウンターハヒンク | 2007年10月4日 | 2010年2月22日 | 88 | 40 | 20 | 28 | 129 | 115 | +14 | 45.45 | |
アーレン | 2011年1月3日 | 2013年6月8日 | 93 | 36 | 28 | 29 | 115 | 107 | +8 | 38.71 | |
インゴルシュタット04 | 2013年10月7日 | 2016年6月30日 | 95 | 36 | 34 | 25 | 113 | 95 | +18 | 37.89 | |
RBライプツィヒ | 2016年7月1日 | 2018年5月16日 | 83 | 40 | 19 | 24 | 150 | 116 | +34 | 48.19 | |
サウサンプトン | 2018年12月5日 | 2022年11月7日 | 145 | 54 | 36 | 55 | 206 | 222 | −16 | 37.24 | |
合計 | 504 | 206 | 137 | 161 | 713 | 655 | +58 | 40.87 |
タイトル
[編集]選手時代
[編集]- FKアウストリア・ウィーン
- オーストリア・ブンデスリーガ:3回(1990-91、1991-92、1992-93)
- オーストリア・カップ:2回(1991-92、1993-94)
- SVアウストリア・ザルツブルク
- オーストリア・ブンデスリーガ:1回(1994-95)
- オーストリア・スーパーカップ:1回(1995)
指導者時代
[編集]- VfRアーレン
- 3. リーガ:1回(2011-12)
- FCインゴルシュタット04
- 2. ブンデスリーガ:1回(2014-15)
- 個人
- プレミアリーグ月間最優秀監督:1回(2020年7月)
脚注
[編集]- ^ Bagchi, Rob (2018年12月3日). “Who is Ralph Hasenhuttl? Favourite for the Southampton job profiled” (英語). The Telegraph. ISSN 0307-1235 2019年4月8日閲覧。
- ^ “SpVgg Unterhaching - Alle Trainer von 1977/78 bis 2018/19” (ドイツ語). kicker. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “SpVgg Unterhaching - Alle Termine der Saison 2009/10” (ドイツ語). kicker. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “VfR Aalen - Alle Trainer von 1989/90 bis 2018/19” (ドイツ語). kicker. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “Beim VfR prangt Prowin auf der Brust” (ドイツ語). kicker. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “FC Ingolstadt 04 - Alle Trainer von 2004/05 bis 2018/19” (ドイツ語). kicker. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “バイエルンを追う新鋭ライプツィヒが、ドイツのファンに嫌われるわけ|海外サッカー|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva”. 集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “牛の首投げ入れられてもCL出場!RBライプツィヒとレッドブルの蜜月。(遠藤孝輔)”. Number Web - ナンバー. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “ライプツィヒに衝撃!ハーゼンヒュットル監督が退任へ!”. キッカー (2018年5月16日). 2019年8月21日閲覧。
- ^ Hytner, David (2018年12月5日). “Southampton confirm appointment of Ralph Hasenhüttl as new manager” (英語). The Guardian. ISSN 0261-3077 2019年4月8日閲覧。
- ^ co.,Ltd, FromOne. “吉田フル出場のサウサンプトンが13戦ぶり白星! アーセナルの無敗は22でストップ”. サッカーキング. 2019年4月8日閲覧。
- ^ “降格圏サウサンプトン、ハーゼンヒュットル監督の解任を発表…約4年指揮”. サッカーキング. 2022年11月7日閲覧。
- ^ “ヴォルフスブルク、新監督に元セインツ指揮官ハーゼンヒュットル氏を招へい”. シーソーゲーム (2024年3月18日). 2024年9月12日閲覧。