ランベルグ鉱
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ランベルグ鉱 | |
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分類 | 硫化鉱物 |
シュツルンツ分類 | 2.CB.45 |
化学式 | MnS |
結晶系 | 六方晶系 |
断口 | 不平坦状 - 不規則 |
モース硬度 | 4 |
光沢 | 樹脂状光沢 |
色 | 暗茶色から黒色 |
条痕 | 茶色 |
光学性 | 一軸 (+) |
文献 | [1] |
プロジェクト:鉱物/Portal:地球科学 |
ランベルグ鉱(Rambergite)は、化学式MnSのマンガン硫化鉱物である。アラバンド鉱の同質異像である。
バルト海ゴトランド海盆の有機物質に富む無酸素海底堆積物の中やスウェーデンのダーラナ地方ガーペンバーグ鉱山にあるスカルンの中で見られる。スウェーデンの鉱物学者ハンス・ラムバーグの名前に因んで命名された[2]。
ウルツ鉱グループに分類され、科学的にハウエル鉱と関連している。
日本では埼玉県秩父市浦山・広河原鉱山から報告されており、マンガン鉱石中にオレンジ色の皮膜として産出する[3]。
出典
[編集]- ^ Rambergite at Mindat.org
- ^ https://webmineral.com/data/Rambergite.shtml Webmineral data
- ^ 『埼玉県秩父市浦山広河原鉱山産ランベルグ鉱』、日本鉱物学会2005年度年会、日本鉱物学会年会講演要旨集